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以前書いていたブログの記事-1

もう、かなり何年も経つのですが、海外志向のデザイナーさんのためにブログを書いていてその記事、まだ少しは役に立つかなあと思ったのでnoteに移行してみました。

1年前 (One year ago) 2017年05月10日

出版社での仕事をやめて、もうそろそろ一年が経ちます。

5年以上、マーケティング部門で働かせて頂いて、それ以前は、他の部署でデザインのお仕事を頂いて、合わせると約10年!

辞める前の一年間は、本当によく働きました。

その上、良い経験もさせていただきました。一緒に働いていた上司がやめてから、私が引き継ぎとして、マーケティング部門のデザインとデザインチームのマネージメントを任されることになったんです。

7人いるデザインチームをどうやってまとめていけばいいんだろう。。

マーケティングチームから次々とデザインの依頼が舞い込んで、どうやって仕事をこなしていけばいいんだろう。。

無我夢中でした。

毎日、一番に出勤して、出社するのが一番最後。

オフィスは、911の同時多発テロがあった跡地で、ワールドトレードセンターのビル。夜遅くなって人けがなくなると、自動的に電気が消えるんです。心臓パクパクなりながら仕事やってました。

試行錯誤の日々を送って、1年後には、最高のチームが出来上がり、いい成績も収めることができたことは本当に嬉しかったです。

その1年で、感じたこと、そして、将来、海外でアメリカ人と一緒に働きたい方にちょっとしたアドバイスです。

自信(confidence)
自分の評価は、自分で決めてくださいね。アメリカで働いてると、スキルないのに、ありますって平気で言ってる人、多いんですよ。でも、結果的には、仕事もらえてるし。この自信こそが、ニューヨークでサバイバルできるコツなのかなとつくづく感じます。

それと、嫌なこと、やりたくないことは、はっきり相手に ”ノー” って言ってくださいね。結構、押しの強い人、沢山いますから。時には、はっきり断ることも必要です。自信は、自分を守るための手段でもあると思います。

英語力(English skills
デザイナーとして働く場合、それほどの英語力がなくてもデザイナーとして必要とされていれば、アメリカ人と仕事はやっていけます。

でも、上のレベルに上がるほど、やはり、英語力は必要です。将来、クリエイティブダィレクターになりたい方、今から、デザインと同じように、英語やマネージメント力も同時に磨きをかけていってくださいね。

特技(specialty)
海外で働くとなると、ビザや言葉の面でもかなり困難に直面しますよね。やはり、何か特別な特技があればすごく有利だし、仕事も探しやすくなりますよね。または、専門分野に絞ってみるのも良いと思います。

例えば、ただ、デザインができますとゆうより。。。
ロゴデザインに強いデザイナー
インフォグラフィックに強いデザイナー
マーケティングに強いデザイナー
セールスページ専門のデザイナー
英語と日本語が話せるデザイナー
ミニマリストのデザイナーなど。

自分にしかない強みを持ってアピールしてみて下さい。そう、しっかり、自分をブランド化すると良いと思います。

。。。。。。

オフィスの窓からは、ちょうど、ニューヨークの新名所、オキュラス(Oculus)の建物がよく見えてました。オキュラスは、ニュージャージ―州とマンハッタンを結ぶ電車、パストレインの駅です。この建物が完成してから、同じくもう一年。

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