田房夏波(たぶさなつみ)

デザイン留学のその後inロンドン/総合化学メーカーで管理会計・経営企画→伝統産業の新規…

田房夏波(たぶさなつみ)

デザイン留学のその後inロンドン/総合化学メーカーで管理会計・経営企画→伝統産業の新規事業開発@和える→Royal College of Artサービスデザイン修士→海外のクリエイター向け文化体験を企画中/伝統工芸・素材・ものづくり・ラグジュアリー・クラフトツーリズムなど

マガジン

  • 欧州往復書簡

    • 5本

    このマガジンは、欧州のデザインスクールに修士留学をしている3人が、いま感じていること、考えていることを伝えあう往復書簡です。

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海外デザイン留学のその後…2023年始の現在地とこれからのこと

「最近なにしてるの?これからどうするの?」と聞かれることが増えたので、一体どこで何をしているのか、何ができて何をやりたいのか、まとめてみることにしました。 また、海外デザイン留学を目指しておられる方からよくいただく「卒業生はどんな仕事をしているんですか?」というご質問への一回答にもなればと思います。(マジョリティの進路とは違う気がしますが、こんな選択をしている人もいるということで、、!) 2023年の1年間は、生活費が高すぎるロンドンでサバイブすべくがんばりますので、リモ

    • 【工芸探訪】インテリア・デザインの国際見本市メゾンエオブジェを訪ねて

      大学生以来、10年以上ぶり2度目のパリ。 エッフェル塔や凱旋門には目もくれず、向かった先は、インテリア・デザインの国際見本市メゾンエオブジェ。 ロンドンから夜行バスでドーバー海峡を越えて約9時間、さらに電車で1時間ほど移動して、パリ郊外の展示会場にやってきました! 約3,000のブースが並ぶ会場内のすべては到底見られず、工芸関係の出展が多そうなエリアを中心に回りました。 その中で、日本からの出展者さんのブースの一部をご紹介します。 顔見知りの職人さんや初めましての方々と

      • 欧州往復書簡3 サービスデザインと人の「変容」を考える

        *このマガジンは、欧州の大学院に修士留学をしている3人が、いま感じていること、考えていることを伝えあう往復書簡です。 *執筆 森一貴(Kazuki Mori):フィンランド・アアルト大学修士課程Collaborative and Industrial Design 牛丸維人(Masato Ushimaru):デンマーク・オーフス大学修士課程Visual Anthropology 田房夏波(Natsumi Tabusa):イギリス・ロイヤルカレッジオブアート修士課程Servi

        • 実店舗における顧客体験の実践と、海外デザイン大学院での探究【DesignShip2021登壇まとめ】

          日本最大級のデザインカンファレンス「DesignShip2021」に登壇しました。 スピーカーを公募されていたので、応募したところ採択いただきました。 ▼採択基準 1.物語性:スピーカーならではの物語があり、唯一無二の体験であるか 2.専門性:一般に広く知られている情報ではなく、専門性があるか 3.発見性:その発表をきいた視聴者が、何かを発見して持ち帰る要素があるか ▼選考方法 事務局の審査担当班により、所属・氏名を伏せた上で「講演タイトル」「講演概要」をもとに、採択基準

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        • 欧州往復書簡
          5本

        記事

          日本茶を知らない日本人だった私のこと

          日本人として日本で生まれ育って31年。 それなのに、私は日本茶の本当のおいしさをまだ知らないのでは…? そんな風に感じるようになったのは、たまたま日本茶好きの知り合いが増えたからかもしれません。 日本茶おいしい! 日本茶にハマった… こんな風に飲んだらおいしかった! 内臓が日本茶を求めている といった投稿をTwitterでちらほら目にするようになり、 「あれ、日本茶ってそんなにおいしかったっけ…??」 「みんなのこの日本茶への熱量はいったい……???」 と、なんだか

          日本茶を知らない日本人だった私のこと

          私たちには「スローショッピング」が必要だ

          休業、休業、休業…… 今回のコロナショックで、様々な業種がとても厳しい状況に置かれていますが、伝統産業界も例外ではありません。 百貨店は休業、あらゆる催事が中止となり、工房での体験教室で収益を上げることも難しくなりました。 例年ゴールデンウィークにたくさんの人が訪れる、益子焼や有田焼の陶器市も中止で、オンラインでの開催となっています。 もちろん今はどの業界も厳しい。 でも、今回のような危機に直面した時、多くの職人さんや販売店さん、つまり作り手や売り手だけが在庫を抱えて

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          素材集(京都編)|みんなのフォトギャラリー

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          感性を磨くための「自分用note」をはじめよう

          「note、やってみようかな…」 「でも、連続〜日更新!と続けられるほどの熱量はない…」 「自分の言葉で発信するのって、勇気がいるしな……」 と、「noteを書いてみようかな」とたびたび考えては、特にスタートする理由が見つからず、行動に移さなかった2019年。 昨年、自分が感じたことをどこかで言語化したいなと思った私は、noteではなくインスタグラムに少しずつ投稿してきました。 日常やおでかけ、イベントなどで感じたことを言葉にする。 誰かに教わったり調べたりした内容

          感性を磨くための「自分用note」をはじめよう