こんにちは。
なつむです。

普段行かない地域に
ジョギングに行ってみたら、

素敵なお店に出会いました。

Y.M.BAKERYさん。

横浜市港北区駒岡町という地域にあります。

通りすがりで、
なんだかいかにも素敵だったので、
気になりました。

じーーっと外から見てみました。

もう、並んでいるパンは、残り少ない。

でも、外の看板には

「食パン2回目の焼き上がりは
　20:00の予定です」
と、
パン屋さんにしてはずいぶんと
遅い時刻が、書かれていました。

何か、考えや思いを持って
お店をなさっている気がする。

気になる。

奥のパン工房でお一人、
パン作りをなさっている様子。

迷ったけど、
美味しそうな気がして、

入ってみました。

SINCE 2021 ですから、
去年できたお店、

なのに、

店内には、
イートインコーナーもある。
なんだか、あったかいお店。

イートインコーナーの壁には、
大きな絵がかかっていました。

柔らかいタッチの、素敵な絵。

そしてね、驚いたのは、

絵に値札がついていて、

「お好きな絵を描きます。」
と張り紙がある。

絵に書かれているサインを見ると、
それをイニシャルにしたら、

Y.M.になる。

お店の名前と、同じ。。。

え、
ということは、
きっとあの奥でパンを焼いている方が
Y.Mさんで、

この人、、、

パンも焼けるし、
絵も描けるってこと？

驚きました。

店内やパンを見ていたら、
奥からその方が出てきました。

「初めてですか？
　今もうほとんどないんですけど、
　9時までやっていて、
　パンも、8時くらいまで、
　いろいろ焼きますので。」

笑顔でそう案内してくださって、
また奥に引っ込まれました。

そうなんですねー、と
言いながら、

パンの棚を見ると、棚の上にも
デザインしたロゴのスケッチのデッサンが。

そして、

その手前にあった
張り紙を見て、驚きました。

「耳が不自由です」
と、書かれていました。

え、

あ、、、、、！

今さっき、ごく普通に会話が
できたように感じてた。
でも、
私の発言を、
「え、聞こえづらい」という
リアクションをなさった場面があった。

あれは、そういうこと、なのか！

言われるまで、全然、感じさせなかった。

パン、美味しそう。

ちょうどお腹が空いていたので、
どれか買いたくなりました。

目は、あれもこれも2個食べたいというけど
体が1個って言うので、

ピーナッツバターの挟まったサンドと
ピロシキの一騎打ちで、

迷いに迷って、

最後はピロシキの勝ち　笑

レジ前に立ったら、そこにも、

耳が不自由です。
レジ袋要る・要らないは
ここを指差してください、

などが書かれている。

あぁ、本当にそうなんだなぁと
同じことをもう一度改めて確認する。

すぐに奥から出てきてくださって、
お会計。

耳が不自由と思えないくらい、
すごくしっかりと滑らかに
ものすごく普通に話される。

あまりに滑らかなやりとりなので
耳が不自由なのを忘れて、

話しかけようとしてしまったけれど
それはスルーされたので、

あぁ、本当に聴こえていないらしいと
やっと実感が持てたくらい。

買ったピロシキ。

生地は柔らかくて、

てっぺんは少し硬くて、
それがまた美味しくて、

中身のあんがたっぷり入っていて、
やさしい味で、具材もいろいろで、
すごく、美味しかったです。

滅多に行かない方面だけど
またいつか訪れたい、
他のパンも食べてみたい。

自然にそう思う、

Y.M.BAKERYさん、でした。

ではまたーーーー！！！