エッフェル塔

好きなこと書いて生きていく。

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最近の記事

チキンライス

どうも、チキンライス地位向上委員会会長のエッフェル塔です。 私の持論にはなるが、チキンライスは不遇の存在であると感じる。読者諸君の中に、人生の中でチキンライスが食べたいとなる瞬間があっただろうか?おそらくないだろう。それもそのはず、その椅子には長年オムライスという憎き宿敵が鎮座しているからである。 チキンライスを食うぐらいだったら、卵が乗ったオムライスを取るという方も多い。お得だからだ。少々の具と米をケチャップで炒めるだけの料理にふわふわ(人によって食感の好みは分かれるか

    • タイトルなし

      夢の中で運転しようとすると、ブレーキが効かなくてぶつかりそうになる。そこで目が醒める。

      • サウナと安西水丸

        サウナブームには目を見張るものがある。テレビドラマ「サ道」やインフルエンサー(笑)の影響もあってか、近所の銭湯は「チル」や「整い」を求める若い人たちで埋め尽くされつつある。 椅子などがあるととのいスペースでは静かにしろ!や、大人数でサウナに出入りすると水風呂がパンパンになるだろ!といった心の靄については本稿とは逸れるので別の機会に。 かく言う私もサウナが大好きである。というかぶっちゃけ銭湯というあの空間自体が大好きである。同じ「風呂」という機能を持ちつつも、自宅の浴槽では

        • 最近観た映画たち

          卒論から開放された私は1週間で3本の映画を観るという快挙を成し遂げた。どれも非常に面白い作品で、一本一本丹精込めてレビューを書くのが筋であるが、めんどくさいので、この記事一本でいきます。まーごめ。 1本目 『哀れなるものたち』 聖なる鹿殺し(観てない)の監督、ヨルゴス・ランティモスの新作映画。半年前からアートワークを知っていたので、首を長くして待っていた作品であった。金獅子賞を取っていることから、世界中を騒がしている作品であることに違い無いだろう。満を持して観た感想は、「

        チキンライス

          風の向きが変わって

          1月の私のメンタルは最悪だった。 石川県珠洲市に住む父方の祖父母が、年明け早々の大地震で被災した。幸い地域の人々の協力もあり避難所で1月の上旬は過ごせていた。 しかし、避難所も永続的に祖父母を受け入れてくれる訳ではなく、私の地元に住む話が着々と進んだ。隣のオンボロアパートを大家さんの好意で貸していただけることになり、早急に住めるように準備を整えた。 正直私はそんなことをしている場合ではなかった。大学生の最後の関門である卒論が待ち受けていたからだ。怠惰に怠惰を重ねた私は1

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          分かる人には分かる話

          最近Twitter(私は断固としてこの呼び方を継続する)を見ていたらこんなニュースを見つけた。 原則2035年までに「うるう秒」を廃止することが国連機関の国際電気通信連合によって承認された。 ニュースのコメント欄を見たら、うるう秒がシステム障害を起こすという可能性が示唆されていたり、小難しい話で盛り上がっていた。スパムアカウントもその3倍ぐらい変なリプをしていたが。 ただ私がこのニュースを見た一番最初の感想は 「屋形越えできないじゃん」であった。 もちろん私には専属

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          アイコンを変えました

          アイコンを変えました。 これだけだとそっけないので最近好きな詩を置いときます。 音楽は水だと思っているひとに教えてもらう美しい水/岡野大嗣『音楽』 以上。

          アイコンを変えました

          My Favorite 5 Songs

          この数日間でびっくりするぐらい涼しくなった。日中照り付ける太陽はまだまだギラギラとしているが、早朝や夕暮れの風が秋を感じさせる。犬の散歩もだいぶ快適になってくる。 話は変わるが、最近とある5曲をリピートして聴いている。日々古今東西のアルバムを堪能しているが、この5曲だけは確実に一週間で20回以上聞いている。ジャンルもリズムも全く違うのになぜか耳から離れない。なんか言葉にしなきゃいけないと思ったので書く。 Dos Monos「Theater D (encore)」(2023

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          下鴨納涼古本祭りレポ

          8月12日、今年も京都は糺の森で行われる下鴨納涼古本祭りに行った。京都のみならず関西圏の古本屋が出店し、約80万冊の本が並ぶ。 私はこの古本市に行くのが長年の夢だった。浪人期に読んだ森見登美彦の「四畳半神話大系」の作中で、この古本祭りの存在を知った。大学生のうちに絶対に行くことを決めていたが、コロナの影響で一回生と二回生のときには中止になってしまった。 昨年初めて行ったときは物量に圧倒された。あと古本といってもブックオフみたいに安売りされているものだけではなく、そこそこレ

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          入道雲について語るときに僕の語ること

          入道雲とは 積乱雲・雄大積雲の俗称で、雷や激しい雨を降らせる雲。晴れた日の日射によって暖められた空気が上空へ昇り、空気の中に含まれていた水蒸気が冷やされ、水滴や氷の粒に変化する。それが積雲となり、積雲が発達したものが入道雲になる。日差しが強い時期によく目にする。 語源は入道(仏寺の坊主)から由来しており、坊主頭に似ていることからこの名称になっている。 私は小さいころから入道雲が好きだった。 おそらく「天空の城ラピュタ」のせいだろう。作中でラピュタは、竜の巣と呼ばれる巨大な

          入道雲について語るときに僕の語ること

          愛用品紹介#2 LEシャツ編

          諸君は服が好きだろうか。私は好きだ。その中でも襟が付いたシャツはが好みである。バイトで稼いだ金の9割を服に費やし、古今東西のシャツを蒐集している。友人が少なく、無駄な飲み会が無いからできる芸当である。 書いていて虚しくなる。 重ね重ねになるが、どのような基準で服を購入しているだろうか?値段、色、サイズ感、トレンド、様々なファクターを考慮しながら選んでいるのではなかろうか。昨今の流行としては、丈が短めでワイドなシルエットよりタイトなシルエットに戻りつつあるらしい。ジャンヌレ

          愛用品紹介#2 LEシャツ編

          金言③

          Life is pain au shocolat 以前Twitterで見かけて思わずスクショした写真。 元々はLife is pain(人生は苦痛である)だったが、誰かが付け足してLife is pain au shocolat(人生はパン・オ・ショコラである)になった。 言葉遊びの観点だけでなく、なんとなく気分が上向きになるというところも好き。

          金言②

          矢沢永吉のYouTubeより。 夏はこれぐらいのテンションでいい。最高気温だの熱中症だの気にせず。 おいしいボロネーゼが食べたい。

          金言①

          脚下照顧(きゃっかしょうこ) 自分の足元をよくよく見よという意。もと禅家の語で、他に向かって悟りを追求せず、まず自分の本性をよく見つめよという戒めの語。転じて、他に向かって理屈を言う前に、まず自分の足元を見て自分のことをよく反省すべきこと。また、足元に気をつけよの意で、身近なことに気をつけるべきことをいう。▽「脚下」は足元の意。転じて、本来の自分、自分自身。「照顧」は反省し、よく考える、また、よくよく見る意。「照顧脚下しょうこきゃっか」ともいう。(三省堂 新明解四字熟語辞典

          2023上半期映画ベストワースト決めようや

          お久しぶりです。ナメクジみたいな熱帯夜の中如何お過ごしでしょうか。 近ごろの私はエアコンのカビで喉を傷め、それだけでなく蓄膿症を併発するという惨憺たる日々を過ごしていた。 まあ悪いこと続きだけではなく、就職も終わり、内定祝いとかこつけて友人と酒を浴びるように飲んでいた。他にも私が崇拝しているDos Monosが地元でライブをやっていたので踊り散らかし、浪人期のメンタルを支えてもらったTempalayのライブに参戦する等、陰キャの割にはそこそこ充実した日々を過ごしていた。

          2023上半期映画ベストワースト決めようや

          映画にわかが映画大好きポンポさんを語る

          日本のアニメ映画は世界に誇れる文化だ。こんなことを私が言うまでもなく、周知の事実だろうが。 大友克洋のAKIRAからその歴史は始まったと思う。2020年の東京オリンピックとその中止を未来予想した‼と度々話題になるが、本質はそこではない。 30年以上前の映画にも関わらず、現代のアニメと遜色ないほど作画がぬるぬるしている。単純に映像が綺麗になるのではなく、登場人物の動きが細部まで表現されるため、ダイナミックな舞台に隠れがちな心理描写も見逃せない。 他にも今敏のパーフェクトブ

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