Webライターになるにはどうしたらいい?
はじめまして。英語学習系Webライターのなっつるんです。Webライターとして活動を始めて、あっという間に3年が過ぎました。
英語学習「系」となっているのは、英語学習以外にも、コスメやダイエットをはじめ、脱毛、不動産、婚活、薄毛治療など、とにかく何でも書いてきたからです。
今回は、Webライターとして、安定して活動できるようになるまでの道のりについて、経験をまじえて紹介します。
Webライターを志す人や、「Webライター始めたけど、低単価からなかなか抜け出せないよ…」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
何から始めたらいい?
まずは一般論
Webライターとして仕事をするためには、まず、「ライターとして」文章を書く勉強をしましょう。
小説や作文と、ライターとして書く「記事」は、全く性質が違います。
我流で文章を書いていても、まずWebライターとしては、やっていけません。
書き方を学ぶには、ライティングスクールに通うという手もありますが、現役ライターの方たちからは、否定的な意見が多いです。
「書き方は教えてくれるけど、案件の取り方は教えてくれない」という話もあります。
「市販の本を数冊読めば、独学で書ける」と言っているYouTuberさんもいましたが、私的には、「それはあなたに才能があるからでは」と思いました。
現実的には、本を読みながら、ライターの先輩方に話を聞いたり、有料のサロンに入会したりするのが良いのではないかと思います。
なっつるんの場合
ちなみに私自身は、オンライン教材を買って勉強しました(あまりおすすめしないルートですが)。
クラウドソーシングサイトで、「無料セミナーのモニターの仕事」をしていたはずが、あれよあれよという間に、数万円の教材を買ってしまっていたという…。
当時は「詐欺に遭った」と思っていました。
しかし、結果として、教材そのものは良質だったようで、その教材だけでライターとしての基礎はマスターできたと言っても過言ではありません。
ただ、教材を買ったあと、「もっと稼ぎたければ次の教材を買いなさい」攻勢がしばらく続きました…。
でもその販売テクニック、あなたたちから教わったばかりなんだよね…。
どうしたら仕事をもらえる?
とりあえず一般論
文章の書き方を勉強しながら、実際に書いて力をつけていきましょう。「書いて書いて書きまくる」ことで文章は上手になります。
しかし、仕事として記事を書くには、あなたの記事にお金を払ってくれるクライアントの存在が不可欠です。
そして、未経験の人にお金を出して記事をしてくれるほど、甘いクライアントはまずいません。
初心者の方は、「クラウドワークス」や「ランサーズ」のような、クラウドソーシングサイトから始めるのがおすすめです。
手数料は高いですが、手数料を払わず逃げられたり、犯罪被害に遭うリスクは低くなります。
具体的にどうしたか
最初の最初は、クラウドワークスで「タスク」を10件以上こなして、「★5」の評価を積み重ねました。
ランサーズでは、タスクを重ねても評価は上がらないんですよね。
そして、「初心者歓迎」と記載のある、文字単価0.1~0.9円の案件を請けまくって、実績を積みました。
たまたま、納品した記事を「自分の記事です」と、他のクライアントに紹介しても良い仕事を請けていたので、英語学習関連の実績を積むことができました。
……記事単価は50円でしたが。
それから、本も出しました。
単に「本を出してみたい」という興味本位の産物で、「10,000文字1,000円」と、文字単価にすると1文字0.1円の仕事ですが、この本は、ハッタリじみた意味でも、実績をアピールする上で、大いに役に立ったようです。
文字単価1円未満であえぎながら頑張っていたら、ある日突然、英語学習メディアの方から「文字単価は1円でいかがですか?」とお声がけいただき、「えっ、いいの?」と思いました。
ライターを志して約半年以上、やっと「文字単価1円の壁」を超えた瞬間でした(遅)。
1円の壁の次は2円の壁、2円の壁の次は3円の壁がありましたが、「地道に続けていくと、思わぬところで越えてしまう」という印象です。
最後に:Webライターはハイリスク!
最近「ChatGPT」や「Bing」といった、AIを使ったサービスが、Webライターの地位を脅かす、と騒がれているのはご存知でしょうか。
ただ、実はこういったAIサービスが出現する前でも、Webライターを志して、「文字単価1円の壁」を超えられず、あるいは超えても充分な収入を得ることができず、ライターを辞めていった人は、9割を超えるのではないかと思います。
誤解されがちですが、Webライターは、決して「副業として誰でも気軽に始められる」わけではなく、「PC1台あれば特別なスキルがなくてもできる仕事」でもありません。
Webライターとして生き残っている人たちは、医療関係などの特別な経験や、各種資格のハイスコアなど、特別な技能を持っている人か、高い文章力を持った上で、ライターという仕事にしがみつき続けてきた人だけです。
(私は、ただ辞めていないだけの人です。)
そしてそういった人たちなら、そもそもAIに仕事を奪われることもないのではないかと思います。
AIに真っ先に仕事を奪われるリスクを冒してでも「書くことが好き」と言えるかどうか。
小学生の時、「読書感想文を原稿用紙5枚書きなさい」と言われて、悲鳴を上げていなかったか。
Webライターを始めようか迷っている人や、続けようか迷っている人は、今一度自分に問いかけてみることをおすすめします。
ちなみに私は、寝食を忘れるほど書くのが好きで、今現在、深夜1時を回ろうとしています。
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