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ナッチュと読みます。 ピーナッツ村の物語

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最近の記事

号外 『祝 1周年!なのに……』

みんな、やっほ〜。 モッピーだよ。 ゲンキングかな? 今日はね、伝言を預かってきたよ〜。 この伝言を僕の言葉で伝えろってさ。めんどくさ。 まあとりあえずね〜。 まずね。今日で、僕たちのことを伝えはじめて1年立つんだって。 ぱちぱちぱち。 みんな1年前は何してた〜〜〜〜? ちなみに僕はモッピーマンごっこしてたよ。 あ、関係ない話するのダメって言われてた! それでね、1周年だからせっかくだから…僕たちのことをもっと知ってもらうために、ほーむぺーじ?を作るか、…

    • 第39話 登場の度にいちいち付け替えるのかな?

      ″ピーナッツ体独自のハッピーウイルス″こと旧型パチマルウイルスに感染してしまったモピ子とモピ夫。 いったいどうなっちゃうのかな? 「モピドクター、その感染症を治す薬は貰えるの?…」 「うむ。それなんだけどねぇ」 モピドクターが相槌を打ったその時、裏からなんか出てきた。 「こんにちは〜」 「あ、モピメデスン!」 「あなたがモピメデスンですか。」 こやつの名はモピメデスン。ピーナッツ村の薬を全部管理しているんだ。 「…モピメデスンさんの周りに錠剤が沢山落ちていま

      • 第38話 「僕は物知らず?」

        「…検査の結果、お2人は、旧型パチマルウイルスに感染し、旧型パチマルウイルス感染症…通称PAVID-??(読み方:パビッドクエスチョンダブル)に罹患していることが判明しました。」 …パチマル?パビッド? 初めて聞いた。 でも、2人が感染症にかかっていたなんて…! 「モピドクター、それは大丈夫な感染症なの!?」 僕はすかさず聞いてしまった。 「モッピーさん、落ち着いてください。パビッドクエスチョンダブルはあまり重い病気では無いので、心配ご無用ですよぉ。」 「そうな

        • 第37話 検査後にケーキを食べてもいいの?

          「モピ子ちゃんとモピ夫、どうなるんだろうねぇ…」 「どうなるんでしょう…」 あれから、モピ花の華麗なるフライにより病院にはすぐさま到着。 病院にすぐに事情を話し、モピ子とモピ夫を検査室へとぶち込んだんだ。 今は待合室で、モッピーとモピ花がそわそわしながらその結果待ちだよ。 「それにしても、すごい食べてますね…」 「そ、そうだね。普段は2人とも、あんなに食べないよ?」 肝心のモピ子とモピ夫は、検査後に食堂でケーキをすごい美味しそうに味わって食べていた。 (待合室か

        号外 『祝 1周年!なのに……』

          第36話 レッツフライ?

          さてさて。モピ子の病を疑って、病院に向かっている最中の一行。モピ子に引き続いてモピ夫のテンションもおかしくなってしまったみたいだね。 どうするの?(てかなんで?) 「モ、モピ夫?どうしたの」 「いえーい!」 「あははははは!楽しー!」 恐る恐るモッピーが尋ねても、モピ夫はめちゃくちゃ無視してモピ子とキャッキャッ騒ぎ始めている。 どっちがどっちのセリフを言っているか分からないね。 「も、もう!なんだ2人揃って…」 いじけるモッピー。 「モピ夫さんと、モピ子さん

          第36話 レッツフライ?

          第35話 「え?」

          呆然と、モピ子ちゃんと、モピ子ちゃんに抱きつかれているモピ夫のやり取りを見てたら、モピ夫がモピ子ちゃんを急に剥がしだした。 何やってるのさ。 モピ夫はそのままモピ子ちゃんの手を引いて、ちょっと走ってきた。 なんか焦った顔をしてる。 「モピ夫、どこ行くの?」 「病院さ!モピ子の様子がおかしいんだ」 病院か。 確かに、モピ子ちゃん今日ちょっと変かも。 モピ子ちゃんは普段誰にも抱きついたりしないし。 あんな大きな声も上げたりしない。 とてもクールなんだよ。 結

          第35話 「え?」

          第34話 ご飯を美味しそうに味わってるのを見たことがないの?大丈夫?

          「モピ夫!すごく会いたかった!!♡♡」 「モ、モピ子!?」 急に抱きつかれたモピ夫はとてもびっくりした。 「なんか…いつもとテンションが違うねべいべ」 「そうかしら?」 テンションのおかしいモピ子に、教室のみんなもザワザワし始めた。 「それにしても、だいぶ遅れて登校してきたね。どうして遅れてきたんだい?すごく珍しいけど。」 「あら!今日はね!朝ごはんが美味しすぎてゆっくり味わって食べていたら遅くなっちゃったの!」 「あ、朝ごはんが?そうなのかい?」 モピ夫は

          第34話 ご飯を美味しそうに味わってるのを見たことがないの?大丈夫?

          『自己紹介カードを作ろうプロジェクト モッピー編①』

          NATTU発行の人気雑誌『Peanattu』独占取材!ピーナッツ村に住むピーナッツ体たちをあれこれ掘り下げて、個々のオリジナル自己紹介カードを作ろうプロジェクトがついにスタート! 記念すべき第1回のゲストはこの方ーー モッピー やっほ〜。 --モッピーさん、はじめまして!この度、自己紹介カードを作ろうプロジェクトの第1回ゲストとして、自己紹介カードが埋まるような質問をたくさんしていこうと思います! モッピー 答えられるかな〜? --まずは、お名前と誕生日を

          『自己紹介カードを作ろうプロジェクト モッピー編①』

          第33話 「叶ってないね?」

          「会いたかった♡」(リピート モピ子ちゃんのコトバ) モピ子ちゃんにそんな事を言われたのは初めてだ。 正直とっても嬉しいよ。 ついに僕の事好きになったのかな? でも、前までモピ子ちゃんはモピ夫の事が好きだったのに、ちょっと早いね…。 まあ、いっか。モピ子ちゃんは僕に会いたかったってだけでも。嬉しいな。 僕が嬉しさで動けないでいると、モピ子ちゃんは僕から離れた。 そして一言。 「あ、モッピー!教室に行きましょ!!みんなにも会いたいわー!」 ガーン。 み、みん

          第33話 「叶ってないね?」

          第32話 モッピーの恋、叶う?

          「おはようございまーす!!」 「あ!!モピ子ちゃん!?」 そう、なんとモピ子がついに学校にやってきたのだ!なぜか校門のところで立ち止まり、大きな挨拶をしているけど…。 「あ、モッピー!!!!」 挨拶の後に校庭を見渡してモッピーを見つけるやいなや、校門をつっきってすごい速さで走ってきているモピ子。 なんか、いつもと雰囲気が違うみたいだけど…? 「モッピー!!!」 ブランコの柵を華麗に避け、モピ花もめちゃくちゃスルーしたモピ子は、モッピーの方に一直線。 「モピ子ち

          第32話 モッピーの恋、叶う?

          第31話 その思いを伝えたら流石に勘づかれるんじゃ?

          「あ、あの…」 「ん、なにー?」 モピ花は、どうしよー!となっていた。 なぜなら、さっきモッピーに急に腕組みしてしまったからだ。 変だと思われていないか…? ブランコに乗り、下を向くしかなかった。 (謝らなきゃ…) でも、その前に伝えなきゃいけないことがあるよね。 (…そうね、その前に、この学校に入るきっかけをくれたことのお礼を言わなきゃだわ…。) モッピーは呑気な顔で立ち漕ぎしている。 今日は風も吹いておらず、絶好のブランコ日和なのだ。 「あ、あのモッ

          第31話 その思いを伝えたら流石に勘づかれるんじゃ?

          『質問が届いてたよ』①

          匿名村 ペンネーム・ハテナインチョー 「だれでもかける絵をかいて楽しいですか?」ガハガハ ↓ こたえ 「楽しいよ!おねがい、版権にぎらせて!!」 モッピー 「おねがい」

          『質問が届いてたよ』①

          『ピーナッツ村の物語2024 おしながき』

          あけましておめでとう〜 ちょっと遅いけど。 今日はね、おしながき?っていうのを預かってきたからみんなに公開するよ。 ほい〜 よくわかんないけど、とりあえず終わらせる気ないみたい! みんなが生きてて普通の生活を送れるのが凄く幸せなことだ〜。 困ったらピーナッツ村においでよ。 今年もよろしくね。

          『ピーナッツ村の物語2024 おしながき』

          12月28日号外『アフターメリークリスマス?〜だから言ったじゃん〜』

          12月28日。 散歩してたらモピ夫に会った。 「やあセニョリータ」 「あ、やっほー」 「アフターメリークリスマス!」 ″アフターメリークリスマス?″ いらない一言だね。 「モッピーはクリスマス、何かしてたかい?ちなみに僕はモピ子ちゃんとプレゼント交換していたよべいべ」 「へ、へえ…」 「とっても楽しかったよ〜。モピ子ちゃんも喜んでいたな」 「ぼ、僕も家族と一緒にケーキを食べたよ、楽しかったよ?」 「よかったねべいべ。それじゃあ」 「う、うん」 とこと

          12月28日号外『アフターメリークリスマス?〜だから言ったじゃん〜』

          12月25日号外『メリクリって言わなきゃだめ?ケーキ食べるだけじゃだめ?』

          人の誕生日を喜ぶことはぼくにだってできるよ。 でも、もうそんな本来の意味なんて無くなってるでしょ〜 もちろんお祝いすることができないわけじゃないんだよ。 プレゼントだって欲しいんだよ。 ナッチュケーキも、おなかいっぱいになるくらい食べたいんだよ。 ただそれだけなんだよ。 お母さんとお父さんと…と、笑いあえたらいいんだよ。 だから変な自慢なんてやめー! 今日、朝起きたらメリークリスマスって言うらしいよ。 僕は言わなかったけど。 メリクリって言わなきゃだめ?

          12月25日号外『メリクリって言わなきゃだめ?ケーキ食べるだけじゃだめ?』

          第30話 「羽がついてないからブランコに乗るの?」

          「びっくりしたよ〜。モピ花ちゃんが学校にくるなんて。」 休憩時間、僕はモピ花ちゃんのもとへお話しにいった。 「そうですよね。…どうしても ″ 学校 ″というものに通ってみたくて来てしまいました。」 「そうなんだ〜」 「2人は、知り合いなのかい?」 モピ夫がすかさず会話に入ってきたよ。名前くらい名乗ればいいのにね。 「おっと失礼。僕の名前はモピ夫といいます。よろしくべいべ」 「モピ花です。よ、よろしくお願いします…。モッピーとは一応…あの…」 1拍置いてる。

          第30話 「羽がついてないからブランコに乗るの?」