自分の過去を受け入れた時の話その1

私は毒親に育てられ、だれも味方してくれないような大人達に囲まれた子供時代を過ごしました。

学校の先生からは生意気だとビンタされ…。
近所のBBAからは、あんな子と遊んじゃダメよ!リストに入れられて、やんわりしたイジメの対象になり…。

中学生の時、スクールカウンセラーが学校に来て、悩みを聞いてくれます…みたいなイベント?みたいなのがあったんですね。

「スクールカウンセラーだったら、暴力暴言を受けてる私を救ってくれるかもしれない!」
という淡い期待を抱いて、相談に行きました。

暗い顔で、家でこんな事があって~、母にこんなことを言われて~と私の話を聞くカウンセラー。

「それって本当の話?」
とカウンセラーが聞いてきたので、

(まー、こんな酷い話、にわかには信じられんよね)
と思った私は頷きました。

そしたら、そのカウンセラーは、
「親とは無条件に子供を愛するものです。なので、あなたも親に愛されてるはずです。」
と言ってきたのですね。

戸惑う私にさらに、

「なので、あなたの話が本当なのであれば…あなたの言動に問題があるのでは?」

と言ってきたのです。

え?え?私が悪いの???と混乱する私。
 
カウンセラーの、私は正しいことを言っているという眼差し…。

(そうか…私が悪い子だからとか言われちゃうのか…)と落ち込み、これ以上ないってくらいどん底に突き落とされた気持ちになりました。

母親や姉に、

生意気だとか、
お前が悪いとか、
お前が悪いから暴力や暴言を吐かされてるんや!とか、
お前が〇〇するから嫌な気持ちにさせられた落とし前つけろ!とか、

散々言われてきて、スクールカウンセラーにも、

あなたの言動に問題があるのでは…?

とまで言われてしまい、そこから、本格的に、

「私は悪いんだ」

と思うようになりました。

と、同時に、

「これは隠さなければいけない!知られると嫌われるかも。普通の人と思われないかも」

と恥ずかしいものとして、なるべく隠して生きることに決めました。

お陰で(?)、ひろちゃんは能天気で悩みが無さそうだね~と、当時の友達に言われるように。

そう言われる度に、(本当はそうじゃないんやけどな!!!!)と心の中は怒りMAXでした。

長いので続きます。

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