うどん紀行 第三回:『うどん屋天将門』 ~歴史を超えたうどんへの想い
北へと向かう列車でウトウトしていたら突然大鎧の古武者が現れた。古武者は私に刃物を突き立て早く列車を降りねばその首を切るぞと脅してきた。私は逃げようと体に力を入れてハッと目を覚ました。しかし夕暮れ時の列車の中には勿論古武者などいない。目の前にいるのは東京から地元に帰る会社員や若者たちばかりである。
さて、全く関係ない話になるが、私が今乗っている常磐線は朝夕のラッシュ時に乗客同士のトラブルが頻発し電車がよく止まるという。この電車は田舎まで一本で行けるので当然いろんな人が乗る