見出し画像

拝啓、18歳の自分へ

お元気ですか?

一応貰っておいた卒業アルバムの寄せ書きに

「一緒に卒業したかったな」

という言葉を見つけ、
得も言われぬ気持ちを胸に川で黄昏れたりしていませんか?

していますね。わかります。


さて、あれから11年が経ちました。

あの頃の君が思い描いていた将来の自分と、今の僕は大きく違うと思います。

選択を間違えることも多く、
いつも悔しさを胸に自分ならできると根拠の無い自信だけで突き進んできました。

その自信のせいで多くの失敗をしました。

これだけの月日が経ってやっと、
素直に学ぶことの大事さを知りました。

あなたは天才なんかではなくただの凡人でした。


とはいえ、今でも誇らしく語れる出来事が一つだけあります。

それは"高校を中退したこと"です。

あの経験がなかったら、今の僕はいないと思います。
この中退トークに飲み会や酒宴、
酒席、主にお酒の場で、何千何百回と助けられました。

あまりにもネタとして使いやすすぎて、
息を吐くようにお酒の席で使い続けています。


さて、今回は高校中退の価値を無理やり数値化してみようと思います。

高校1年生の時、好きな子と席替えで隣になる確率を計算してmixiに投稿していたあなたにとってはとても興味深い数字ではないでしょうか?

あなたがとても良い決断をしたことがこれからわかると思います。


まず、なぜ高校中退を中退したことに価値があるかというと、
どんなお酒の席でも盛り上がるからです。

起業家にとってお酒の席は契約に繋がる可能性を大きく内包しています。

そのため、使えるネタをいくつか持っておくのはとても大事なのですが、
このネタはこの11年間こすりにこすり続けても使えるので、
陰キャ味が高い僕にとって本当に価値のあるネタになっています。


では、この話の価値を改めて分解してみると、

お酒の席の数 × お酒の席で契約に繋がる確率 × 1契約当たりの平均LTV
= 1お酒の席あたりでの高校中退トークの価値

上記の数式が成り立ちます。

幸いにして、お酒の席以外で仕事が取れたケースがそこまで多くない、もしくは間接的にお酒の席での出会いが仕事に繋がってるケースがほとんどなので、上記数値でも問題ないでしょう。

さて、まずお酒の席の数を算出してみましょう。

まず、思い返せば二次会以降が無いケースの方がレアだったので、
平均三次会ぐらいまで行ってる計算で1日飲み会に行くと3カウントで計算します。

ザックリ計算週3ぐらいは飲み会があったので、

11年 × 

すみません、今計算していて、なんとなくイメージは湧いたのですが、
普通にめんどくさいなと思ってしまいました。

昔の僕ならこのまま細かく数字を出していたと思いますが、
今の僕はもっと本質的な価値ベースで考えるタイプになったので、


そもそも会社が続いてて、
飲みの席で人生を共にする素敵な奥様と出会えて、
お金じゃ換算できないほど最高の意思決定なんじゃね?
と思いました。


あまり難しく考えず、
シンプルに突き進んでください。

敬具

29歳の私より

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?