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移住成功のポイント:移住する前に自分のことを知る「能力を知る」

暑くなってきましたね。外で子どもたちとお弁当食べました。風はまだ心地よい。

前回の続き。

移住成功のポイント②:ディフェンシブな業界で堅実なインカム -No.202006-2

移住を決断するに、そのための移住先でのインカム、つまり仕事を決めるには、まずは自分のことを知る。

a自己分析 =心を知る
bキャリアの振返り =経験を知る
cスキルの棚卸 =能力を知る

の3点が、とても重要だと書きました。

今日は、c スキルの棚卸 =能力を知る

みんな大概は得手不得手ありますよね。スーパーオールマイティな方は確かにいますが、それでも長所短所は表裏一体。いかに短所だと思ってることを長所に捉えるか、長所を最も生かせるか。

移住前の私はエンジニアとしての能力が中の中と自己分析してました。天才肌もなく、能力面も特に優れてはおらず。ただ他のエンジニアより明らかに勝ってることがありました。それは調整力。

移住前での話。
担当する1つの案件は大きもので数千万円。基本的には技術の私と営業のふたりで動きますが、クライアントがNTT持株相手の仕事のため、東西事業部門での歩調、サーバ部門、検証部門、メーカー、子会社、協力会社など社内だけでも多くの方と仕事を進めていきました。

とあるひとから言われた言葉がありました。「案件の進みが的確で早い。とてもやりやすい。」
当時技術的な能力に劣等感があった私には、嬉しい言葉でした。

より大きな案件では、他の技術者と共同で進めることがあるのですが、そこで気づいたんです。
進捗に戸惑ってるのは、技術力ではない、相手との調整力。何を求めてるのかの本質を知れば、それはおのずと着地点に向かいます。利害や方向性が一致することになるからです。その発見の早さと持っていき方がよいようでした。

移住先も、前職エンジニアのスキルを活かせる仕事のほうが転職もしやすかったですし、待遇もよい条件が多かったです。しかし最適ではないと思ったのです。

移住先の仕事は、同業界、同職種より、もっと自分を活かせることを。
広く多くの人や案件に携わるジェネラリストの立場が合ってるのでは、と。

移住後は50名程度の薬局に勤めはじめ、ICT、人事、総務と広く並行して務めました。移住6年目から執行役員に。自分の能力を最大限に発揮した結果でした。

「ピンチは全部チャンス。Good luck.」

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