自然との会話

妻がしたいという農は「精霊」と会話するものでした。

ぼくには大変つらいものでした。

なんせなんのこっちゃわからないのだから。

始めトレーニングの時は畝の横に座り、30cm刻みに精霊に尋ねていきました。

気の短いぼくには、これほどない苦行です。

しかもこの方法には欠点があり、精霊に尋ねなければ間違っていてもわからないことです

どうすりゃあ良いんだ。

整体で行っているテクニックをアレンジしてみました。

整体では、「悪いところを探さない。とにかく感じる。」

心をフラットにして、周辺視野でただボーと眺める。

トレーニングをすると氣の滞りのような感覚が得られます。

これを使い、畑では全てのエゴは横に置いてみることにしました。

慣れてきた頃、この精霊との会話を考えた方に自分のやり方でも大丈夫なのか尋ねてみました。

にこっと微笑み「やり過ぎなければ大丈夫ですよ」と言われました。

これはヒーリングを受け、感性が上がった賜物だと思います。

最初は何も考えず、気づいたことだけ農作業しました。

だから、計画的な農作業にはならず、生産量はままなりません。

でもぼくはなぜか満足していました。

最近気づいたのですが
ぼくは農が好きなわけではなくて
自然が好きなんだなぁ

土が喜んでいる様を一緒に過ごすのが好きなんだなぁ

だから、畑に居れるだけで満足しているようですね(笑)

最近つくづく「母なる大地」という言葉の意味が感覚としてわかってきたように思います。

だっておちつくんだもーん。

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