私は暮らしの中で
自分にはコントロールできないことがあることを
知った

正確には、コントロールするだなんて
そんなエラそうなことダメだよねと思いながら
実はやっていたことに気付く

あなたは凹むことがあったときに
誰かにそばにいて欲しいですか

私は一番理解して欲しい夫にそばにいて
話を聴いて欲しい


数年前、話を聴いて欲しいのに聴いてくれない夫
なんだか存在を無視された気がして
私は外に出た

追いかけてくれるのかと思ったけど
その気配なし

電話やラインが来るのかと思ったけれど
それもなし

自分の気持ちはどんどん凹んでいく

どーせ、どーせ、私なんて

行く当てもなく車を走らせて
数時間後帰宅・・・


負けた気がした

出て行ったのに戻ってくる私


結局、夫は何も悪いと思っていないことに気が付く


そのケンカの原因
もう何があったから凹んでいてどんな会話だったか
どうやって解決したか
なんて覚えてないけれど


後日、夫と話したときのことは覚えていて愕然とした

出て行った時に
「ひとりになりたいんだろうな～だから放っておいた」と

え？え？え～？？？

「俺はうまくいかないとかひとりになりたい
邪魔されたくないから、自分がされて嫌なことはしない」

そうだったんだ！！

もしかして優しさ？？

ひとりで落ち着いて考えたいんだって

女はおしゃべりをして自分の気持ちを整理する
アドバイスされたいわけではなくて共感が欲しい

だから話を聴いて欲しい

＝

そばにいて欲しい

のに、そもそもの

どうして欲しい、どうしたい
がズレていただなんて・・・

初めて知った

そういえば何かを抱えているなぁと感じた夫が
「ひとりにさせて」
と言ったことがある


「どうしたの？」
「なにかあったの？」
「大丈夫？」

話してくれない夫にいろいろ詮索していたな

「仕事のこと話さない」

と言われて、自分を拒絶されたような気分にもなっていたな

でも、これ違うんだ

男女の違い（個人の違い）を知ることで
相手を責めることなく
自分も責めることなく

お互いがお互い成長できる存在になっていった

他者と自分の違いを明確にすることで
自分を知ることがまず大事