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うつ病との闘い

うつが再発してしまった。
正解に言うと、抗うつ剤の減薬に失敗して、潜んでいたうつ病が牙を剥いた。
悪化は突然だった。風邪を我慢して1週間勤務し、土曜日に、続けて2人の患者さんの苦しい吐き出すような訴えを長時間聴いた。
翌々日、朝起きると急に悲哀感が襲ってきて涙が出た。
胸が重くて苦しくてたまらない。身体も重く怠く動きたきない。
慌てて、減薬して取っておいたアナフラニール(抗うつ剤)を飲んだ。
それから3週間、アナフラニールを増やして、悲哀感は軽くなった。
仕事はしているけれど、仕事中より他の時間の方が辛い。仕事中は遮断していた、倦怠感、うつ気分、不安にさいなまれる。幸い、アナフラニールの副作用で眠気があり、すぐ眠れる。眠ることで辛さを回避し、同時に回復のエネルギーを蓄える。
漢方、ストレッチ、瞑想、宗教、あらゆるものに頼っている。(お金がかかる怪しげなものはやってません)
以前はサプリも利用していたが、紅麹の事件を機に止めた。
夕方になると気分が楽になるので、こうして文も書ける。夕方に少し良くなるのは内因性うつ(ノイローゼ等ではなく、身体としての脳に原因があるうつ病)の特徴だ。
うつの再悪化はこれで4回目。よく懲りずに、なるものだ。喉元過ぎればで、良くなってしまうと薬をのまなくても大丈夫だろうと希望を持ってしまう。
しかし、今回はもう還暦。自分の中では、これで、生涯抗うつ剤を減薬しないことは確定した。
それにしても、科学者の方々、脳の仕組みを早く解明してください。

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