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プロレスにおける批判的な考察 19

外国人エース考える その2

 コロナの影響が大きいのかもしれない。外国人プロレスラー“低迷の時代”と言っていいのではないか。
 
 俺が幼い頃のような、「日本人 V.S. 外国人」という時代までいかなくても、10年位前までは、各団体に看板外国人レスラーが存在していたような気がする。
 例えば全日本プロレスではジョー・ドーリング。ノアには、TMDKが人気があった。新日本プロレスではバレットクラブのリーダーたちか。
 それが現在ではどうだろう?ノアは・・・イホ・デ・ワグナーJr.か?全日本・・・う~ん・・・数年後には斎藤ブラザーズかなと思うが。
 そして新日本。そう、ジェイ・ホワイトが去った後の外国人エースである。

 個人的にジェイ・ホワイトは大好きだった。まだ若いのにレスリングが非常にうまい。高い運動能力を持ちながらも、安易に大技連発はせず、“一発の凄み”を大切にする。俺の中ではプリンス・デヴィット(フィン・ベイラー)やケニ・オメガよりもずっと上。AJスタイルズも好きだが、ジェイはそれより少し上の評価となる。
 ジェイが去っても新日本にはオスプレイやザックがいるので、順当に考えればそのどちらかがランクアップするのだろう。または・・・バレットクラブの新リーダーとなった?デヴィット・フィンレーか?

 ここで少し、外国人エースプロレスラーとしての“資質”について考えたい。令和の時代、どういうレスラー像が求められるのだろうか・・・?

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