夏しい子

偏屈、判官贔屓の主婦です。討論大好きで、炎上してもアドレナリン出て楽しくなってしまうタ…

夏しい子

偏屈、判官贔屓の主婦です。討論大好きで、炎上してもアドレナリン出て楽しくなってしまうタイプです。夫婦でYouTubeやってますhttps://www.youtube.com/channel/UCTrKc7iQki3MV5RN4qPPB-g

マガジン

  • 子宮体がん体験記

    5年以上前に罹患した、子宮体がんの体験記をカクヨム版からリニューアルしながら更新していきます。

  • 毒親の母

    毒親だった母についてのエッセイを集めてあります。

最近の記事

文学フリマ東京38の買い物リスト

今のところ私が買いに行こうと思っているブースです。皆さんの購入先の参考にもして頂けたらと思います。 A33−34 文學界 B01 おざぶとんさん 『家父長制アンソロジー』にオカワダアキナさんが参加されているので、それが目当てです。 B03 ザネリ オカワダアキナさんのブースです。 B06 BIG FLAT MAMA 杉森仁香さんのブースです。 B11 少年憧憬社 第五十五回新潮新人賞最終候補になった栗山真太朗さんのブースです。 D01 裸眼無加工大学

    • お金をあげるから同情して

      昔の私は、人から同情されてたくて仕方がなかった。 家なき子の安達祐実のセリフ「同情するなら金をくれ!」を聞くたびに、違うよ「お金あげるから同情してよ(懇願)」と思っていた。 小説や漫画などで「同情なんてされたくない」というセリフを見かけると「この人たちは同情してもらえるという至上の喜びを得ているから、そんな凄いものをドブに惜しげもなく捨てるようなことが出来るんだ」と嫉妬心まで感じた。 30代の前半ぐらいまではそうやって、人から同情されたくて、されたくてたまらなかった。

      • 日記 小江戸川越

        昨日は天気が良かったので散歩がてら、川越に行ってきた。 我が家からは川越は最寄駅から20分ほどで行ける。 サクッと行って、ほどよく観光気分を味わって夕方には帰ってこれるところなのだ。 川越といっても、有名な時の鐘やお菓子横丁などは前にも行ってるので今回はパスした。 インスタ映えのするお芋チップスも自分で作れるので、今回は買わない。 長い麩菓子も一般の麩菓子と少し味が違うので、商店街の中にあるお豆腐屋さんの麩菓子を買った。 じゃあ何を楽しみに小江戸川越に来たかというと、時の

        • 怖い妻と軽く考え過ぎな夫

          夫が連絡しないで、飲んできたことで怒って流しにご飯を投げ捨てる妻、その後夫がお土産に買ってきたケーキを立ったまま貪り食う妻。 という動画をXで見た。 せっかく作ったのにという妻の思いもあるだろうけれど食べ物を投げ捨てるのはいただけない。 そもそも妻はいつもより遅い夫に、遅くなるかどうかをライン等で聞かなかったのだろうか。 作っちゃったなら、明日どちらかが食べればいい。 そして夫も「無理やり誘われて楽しくなかった」などと私だったらあんなに強調してほしくない。 嫌なら

        文学フリマ東京38の買い物リスト

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        • 子宮体がん体験記
          33本
        • 毒親の母
          17本

        記事

          私の本読み時間

          最近の本を読む時間を振り返ってみようと思う。 毎月月末か月初に読了本のライブしているけれど、我ながら、1ヶ月の読了本として冊数が多いような気がして、自分の読書時間がどんな感じか書き出してみようと思ったのだ。 まずは平日から。 平日は17時辺りから18時付近には帰宅。 そこからご飯が炊ける18時少し過ぎまで読書とSNS。 食事が済んだら、夫の夕食を作る20時30分前後辺りまで読書とSNS。 その後夫が帰宅して、夫の食事中に一緒にアニメを観る。 夫の食事が終わると猫の歯磨

          私の本読み時間

          日記 本屋巡り

          今日はお休みだったので神保町と青山に行ってきた。 うちの会社は日曜日に仕事すると代わりに平日に休みを取れる制度がある。 この前の日曜日に仕事をしたので、今回は連休前だけど今日休みを取ったのだ。 今日はどうしても行こうと決めていたところがあった。 それは青山ブックセンターと神保町と渋谷ヒカリエだ。 青山ブックセンターでは2/21から3/5まで「詩人の言葉につけた絵たち・岸波龍さん原画展」がやっている。 これは行きたいとずっと思っていたから、期間中に絶対行くぞと思っていた。

          日記 本屋巡り

          閑窓vol.6『常しなえの佳日』感想

          『道の真ん中でふたり』熾野優さん まだ使えるものは買い替えないという考えだったお母さんが、「そのために貯めてきた」とこれからの人生のために家具を買い換えていくのがワクワクしてきた。 こんなに人生を楽しんでいこうとしているお母さんだったら娘は安心だろうな。 この小説とお母さんがすきだ。 『ライク ア ラズベリー』大滝のぐれさん 冒頭から「何これ、もう面白過ぎるんですけど」という登場人物。なのに淡々と進んでいく日常的展開がまた最高に心地良かった。そしてなんとも言えない切な

          閑窓vol.6『常しなえの佳日』感想

          SLOW WAVES issue1 感想

          『新宿海底』人子一人さん 「そろそろーこの世とあの世の境目もここだと思うー足がつかない」 が一番好きでした。 『“小さな”人々のストーリーを、海を越えて届ける』 土橋美砂さん 甲谷さん93歳現役漁師さんなのも凄いけど、過去の事ももっと知りたいと思うぐらい凄かった。 『バンコク辺りで』佐々木美佳さん めっちゃいい。お二人が素敵な未来が続いていきますように。 『君と海の放送局』小舟祐輔さん 大宮民の私は普段なら浦和は敵だ(笑) けれどこんなふうに浦和が出てくると、

          SLOW WAVES issue1 感想

          50歳が好き

          今現在私は50歳と8ヶ月だ。 20歳を迎えた時はそれほどじゃなかったけれど、30歳と40歳の時は30歳になるのも40歳になるのも嫌だった。 その歳になるのがとてつもないババァ感があって、他人じゃなくて自分がその歳になるのに、何もなしえてないのが怖かった。 けれど50歳になるのは待ち遠しくて、50歳になれた今は聞かれもしないのに「50歳です」と言いたくなるぐらい50歳の自分を胸はって主張したくなっていた。 それだけではないのを最近気がついた。 私は『50歳』という年齢の言

          50歳が好き

          2023年の読書関連の振り返り

          2023年は159作品読みました。 文芸誌掲載作品を中心に読みましたが、2023年はなんといっても文学フリマ等でZINEやリトルプレスに出会ったことが大きかったです。 そしてオーディブルでも色々聴きました。 そのおかげでたくさんの作品を体感することが出来ました。 2024年は更にZINEやリトルプレスに出会いたいし、もっと古典も読んでいこうと思っています。 私がエックスでフォローさせて頂いている、リリカさんという方の読了ツイート(ポスト?)を見ているととても刺激を受け

          2023年の読書関連の振り返り

          きっと私は、なんちゃってHSP

          心理学を学んでいる友達に、『しい子さんってHSPのように思います』と言われたことがある。 今ほどHSPが認知されるより前のことだ。 理由は私の共感能力と人の感情察し能力が他の人よりあるかららしい。 私としてはこれは職業病というか、私たちの仕事を(保険営業)していたらほとんどの人が一般より発達してると思うし特別なことだとは思ってなかった。 けれど当時同僚だったその友達曰く、この仕事をしていても私ほどの人はあまりいないらしい。 だけど今のようにHSPが認知されてきて、ネ

          きっと私は、なんちゃってHSP

          いのちの屑 感想

          『母娘』黒内 黒さん 主人公の女子中学生は字が書けないのかな? だから問診票を母親が書いていたし 授業中は桜を描いていたのかな? 終わりの方で先生が「む,無理だ……」と答えてるところに 「いや、無理って先生(汗)」と密かにつっこんでました。 『夜籠めて』鳥鵲 鴇さん 人って勝手だなと改めて思った。 質問をするな、という人もいれば、質問もしない人はダメだという人もいる。 思考停止じゃないからこそ、そういう人の意見に苦しむ人もいるんだよなと感じた。 『世界』田沢成流さん

          いのちの屑 感想

          SLOW WAVES 感想

          『波が帰るところへ』加藤菜瑠さん 「あなたがまわりの人のことなんて気にする必要がない」 という言葉をもらったが、イシュラットの友人や家族たちは日本人の彼女に、ペットボトルの水を渡すという『まわりの人(彼女)』を気遣う行為をする。 それは人を大切に思い気遣うことはするけれど、まわりの人に自分が合わせるばかりというのは違う、という事なんだなと思わせてくれた。 『Save Over Ship』春田玲奈さん いい意味で色々読んでいくうちに違う方向に行って読後感も良かった。

          SLOW WAVES 感想

          東京文学フリマ37 後編

          戻ってからは嬉しい事が続きました。 まず個人的に一番ビックリしたのはXで文芸誌の事で勝手に私が師匠と思っている、くろださんがきてくださった事です。 想像していたより何倍もイケおじで、そこにもビックリ。 夫が勧めて、全部の本を購入くださいました。 本当にありがとうございました。 そして、しまさんもきてくださいました。 やっぱりお綺麗な方です。 ちゃんと会場に到着されたようでした。 それから何と!文学系YouTuberのランボさんがきてくださり「お願いします!」のあの声が脳内

          東京文学フリマ37 後編

          文学フリマ東京37 前編

          さて、今回の文学フリマ東京37での事を覚え書きとして書いて行きます。 今回も我が家は車で行きました。 前回Googleさんの案内より30分ほど遅く到着したので今回は早めに出ました。 東京流通センターに到着したのは10時15分頃。 受付するために第二会場に向かうと、出店者の受付はもちろん、一般入場の人の列もすでにできていました。 やはり万城目さん狙いでしょうか。 出店者の列は30分を過ぎたら順調に流れ、案外すぐに入れました。 自分たちのブースの場所に着くと、もうすでにお

          文学フリマ東京37 前編

          人の話を聞きたい

          今ね、文藝賞受賞作の小泉綾子さんの『無敵の犬の夜』を読んでいるんだけどそれで思い出した私の気持ちというか感覚がある。 私は人の話を聞くのが好きだ。 人の生い立ちとかプライベートな自分の事とか。 自慢話だって好き。 なので「自分の話はしたくない」という人に出会うと何故か傷つく。 まるで「お前なんか嫌いだ」と言われたかのように傷つく。 けれど言いたく無い人を尊重しなきゃいけないのは、もちろん分かる。 なので傷ついているなんて、おくびにも出さない。 YouTuberさんの動

          人の話を聞きたい