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自分を大切にすることに気がついた

彼のスマホを見て衝撃の事実を知ってしまってから、私は真っ暗闇を歩いているような日々を送っていた。

まずは髪を切った。背中までの長い髪をショートにして色も明るくした。
ずっと自分でやっていた白髪染めをやめて白髪ぼかしを始めた。
隠そうとしていた白髪をいかし始めた。

サボっていたマツエクも再開。
スキンケアにも時間をかけるようになった。

友達から褒められて嬉しかった。

仕事も少し変化させた。
やりたかった仕事に近づけるように勉強し、作業した。

ドライブに行ったり、1人で旅行に行ったり「充実した私」を過ごした。

自分を変えようと頑張っていた。
何かをしていないと心の奥底の真っ暗闇に引き摺り込まれそうだったから。

そんな時に出会った芦田愛菜さんの言葉。

この言葉を考え、噛み砕きながら真っ暗闇を過ごしていた。

同時にこの時期、同年代の友達の恋愛話を聞いていた。
彼に嫌われたくなくて彼に言いたいことを言えずに、尽くしている友達。
話を聞く限り「うーーん」「大切にはされてないよ」としか思えなかったのだが、
つらい顔しながら「私はこうしているのが幸せ」と言う友達。

自分を見ているようだった。
全然大切になんかされてない自分。わかってたけど認めたくなかった自分。

そっか。

彼は私のことなんて見ていない。あの行動もこの行動も彼の意志。
だんだん認めることができるようになっていった。

そして、私自身がかわいそうに思えた。
彼に愛されない私がかわいそうではなく。そんな状況をわかっているのに、わかってないふりして我慢を続けていることが。
「いつまで耐えさせてるの?かわいそうに…」って、少し離れたところから私を見ている私が言っていた。

この辺りで私の気持ちはだいぶ自分を大切にすることにシフトしている。

彼のスマホを見てしまったのが2〜3年前。
今日まで彼と過ごす日を手放さないまま、彼を思う気持ちを少しずつ手放せている(ような気がする)。
つらさ100%→95%→50%
現在は30%ぐらいかな。3年くらいかけてやっとここまで。

今、彼がどんな心境で私を誘うのかわからない。
それは彼にしかわからないから考えない。
私は私の気持ちに正直に彼と過ごす時間を作っている。
やっぱり嬉しい気持ちがあるからね。
「断ったら彼はどんなふうに思うだろう」とか考えることもしなくなった。


なんか。こうやって整理してると気持ちが強いものになるのを感じる。
ありがとnote



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