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初めてのシャドーボックス作り(F.しっぽ)

ノーチのしっぽ研究所の片方のF.しっぽです。
WBCをチラ見しながらnoteを書き始めます。
初めてシャドーボックスを作った記録をささっと書いておくです。

シャドーボックス(シャドーアート)作りたい!

前々から作ってみたかったものに、ようやく手を出しました。アートになる素材と若干の道具は揃っていたので、やろうと思えばやれるのです。

その前に、立体的な過去の作品を振り返る(ハクセンシオマネキ編)

何年か前にちょっとした立体的な作品はいくつか作ったことがありました。

下描きにハクセンシオマネキを描きました。
ビーチコーミングで拾ったカシパンやウニ殻
ダミーの草や砂などをくっつけ…
ハクセンシオマネキとビーチコーミング箱の完成です
ガラス面にモデリングウォーターをつけて水辺っぽく…
紙はコーヒーで着色し、古めかしさを出しました。

ちょっとした立体作品(オウムガイ編)

ビーチコーミングでイカの骨とタコノマクラを見つけた!
紙の端はライターで焼いて、古めかしい感じを出し…
立体額に入れて完成
タコノマクラ初めて拾った記念

ちょっとした立体作品(コチドリ編)

プラモデル売り場にあるダミーの葉っぱなどをくっつけ…
拾ってきたシーグラスもくっつけ…
立体額に入れて完成

描いた後に何となく切った作品たち

立体やコラージュに興味が出てきて、とりあえず切った作品でした。

シャドーボックスを作るぞ!

シャドーボックスを作るには、立体感を出すため、何枚か紙が必要になります。
まず最初に、作りたい作品の素材作りをしました。デジタルで背景とカエルたちを塗り、ポストカードを作りました。

ポストカード
イベントなどで販売しています

素材の紙をデザインナイフで切り抜いて、パーツごとに分けました。
慣れない道具に四苦八苦。デザインナイフがカッターマットに突き刺さって切りにくい思いをしたり、切る力がつい強くなってしまって手が疲れたりしました。
切り抜いたパーツは、白い切り口が目立って格好悪いことになっています。
筆ペンで側面の白い切り口を塗り潰しました。立体作品は平面と違って、気にすべき所がたくさんありそうですね。

パーツを無くさないように
ティッシュに包んで箱に入れた

次に、切り抜いた紙に丸みを付けるために、緩衝材と壊れてもいい耳かきを用意しました。
緩衝材の上にパーツの裏面を乗せて、耳かきの耳くそをすくう裏側でクルクル回しながら押して、パーツに丸みを付けていきました。
耳かきを綺麗に洗浄して使ったとしても、耳かきで作品を作ったという穢れの精神が生まれはじめる。

次に、ツヤ出しのために、切ったパーツにマニキュアのトップコートを塗りました。
ツヤ出しはアクリル画を保護するツヤ出しスプレーでもいいと思いますが、噴射の勢いで小さいパーツが飛ぶのが怖くて、トップコートでツヤ出しをしてみました。マニキュアは臭いがツーンとして換気していても頭が痛くなります。

部分的な立体パーツがほしいのに………
立体にしたいところのパーツを切り抜くので、勿体ない感じがしました。考え直してみると普段から、水彩紙の使えない切れ端を捨てているので、それと似たようなものかもしれません。

かなり荒々しい切り口になってしまっています。


シャドーボックスの完成!

ツヤ出ししたパーツは、奥のパーツから重ねていきます。立体的に考えることが苦手なので、間違って手前のパーツからくっつけたところもありますが、どうにか誤魔化せているように見えます。

カエルや草は生き物。ブレのようになるかもしれないと思いつつも、動きがあるように見せたくて、あえてパーツをズラしながらくっつけていきました。

シャドーボックスの絵は何枚も重ねているので、その隙間にホコリが入ったら嫌ですから、立体額に入れます。でも、家に無かったので次の休日に買いに行きます。

ツヤ出しのおかげで、目のハイライトがうるうるに見える
これ、おもしろい

おわりに

シャドーボックスを作っている様子をちょこちょこTwitterに投稿していたら、すごいクオリティのシャドーボックスを作っている、だんでさん(@hero_shadowbox )という方が反応してくださった。助言をいただき、応援もしてくれました!
慣れないチマチマ作業に心が折れそうになっていたので、非常に助かったのです。

シャドーボックス作りはチマチマで手間暇かかって大変でしたが、出来上がりを見ると作って良かった!という気持ちになれます。
作り終えた作品は、角度を変えて何度も見ては「これを自分で作ったんだ…」とえつに浸りました。

スプラトゥーンで遊んでいる時でも近くに置いて、ロードを挟む度にチラチラ見ていました。
久しぶりです、久しぶりに時間を忘れて没頭でき、作り終えたあとはこんなに良い気持ちです。

今回でなんとなーく分かったので、また作りたいと思っています。

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