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何かが始まりそうな予感で かきはじめました。 以前、音楽をやっていましたので バンドマ…

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何かが始まりそうな予感で かきはじめました。 以前、音楽をやっていましたので バンドマン的な仕事の仕方が好きです。 人とのハーモニーを求めて 動いています。 現実とほぼ同時進行で この話は進んで行きます。 兵庫のフィレンツェ 三木での古民家再生へ Go ahead

最近の記事

屋根修理の時季に

アラモッコンを手にした直後から気になっていた雨漏り。私の大好きな大屋根の一部から、雨が降ると大きなタライいっぱいまで、水が溜まった。 ということで、 梅雨の前に瓦屋さんが入ってくれた。 4本の瓦が組まれていく。少しずつの地道な手作業だ。今回は4本だけ。アラモッコンのこの屋根は長い工程だ。 瓦職人さんが入ったのと同時期に、アップライトピアノをいただいたので、とりあえず納屋に設置。職人さんはお屋根で作業。私は飽きるまでピアノの練習。アラモッコンのカフェにピアノを置くのなら、ワル

    • 始めから楽しい その1

      アラモッコンの裏には小さい畑が2面ある。 畑の事は私には皆目わからない。三木の話を前のめりに聴いてくれる友達に畑の話をすると「手伝いますよ」と応えてくれた人が何人もいた。そして 秋を迎えて畑は草がボウボウに。 アルソックの青野くんが見るに見かねて 草引きやります!の第一声をあげてくれた。 という事でお友達のボランティアを得て 二週にわたって、草引きパーティーを計画。 とにかく私は畑ド素人なのだ。だからせめて美味しいご飯を食べていただきたいと いつも美味しいお肉を提供してく

      • やっぱり銀行だったのね

        お家を手にして、まず初めにやった事は 残留物の廃棄だった。73年間、お住まいになられたK御一家の私物の処分を業者さんにお願いした。 その結果、土間には何もなくなり、壁に置いてあった古い梯子から、目にしたかった文字を発見! 三木銀行府内支店 K氏から、そして、周辺の方々から、ここは銀行だったと聴いてはいたが、何か目に見えるものがあればなあと思っていたところ、 打ち合わせに来てくれた警備会社のお兄さんが、「梯子に何か書いてありますよ」 私「なんて書いてありますかぁ?」 お兄さん

        • 無駄なもの

          無駄なものの意味を調べてみると、「役に立たないもの」とのこと。 考えてみると、以前からそういうものが好きなのかもしれない。鉱物標本なんて、ただの石。けれど、それをあっちから眺めたり、触ってみたり、挙げ句の果てにそれを仕事にした。まあ、趣味の結果、生活の糧にしたわけだから、役に立ったわけだ。 今度のアラモッコンに至っては、必要に迫られてとか、役立てようとか、それがなくてはならぬとかから、一番遠い存在でして……はい。 二百年以上経った古いお家を眼前に置いて、普通なら、さっさと壊し

        屋根修理の時季に

          チルな三木

          アラモッコン来訪4度目。 今回は図面を起こしてくれている従兄弟の拓ちゃんとその息子キーポンの3人で。 台風一過、秋を少し感じながらのドライブは、随分と楽しかった。新神戸のトンネルで箕谷へのトンネルに入ると視界がブラックアウトする感じになり、抜けるとお山の景色になるので、気分が避暑地に向かう感じなのが良い。 車は三木の観光会館駐車場に置いて、美嚢川沿い徒歩10分くらい。駐車場はフリーなので、気が楽だ。もうちょい歩いてるかもしれないが、アラモッコンへの道すがら、神戸電鉄、上の丸駅

          チルな三木

          そこで何をする(1)

          三木の事を兵庫のフィレンツェと言ったのは、いちセンセイだった。何故、そうイメージされたのかはわからない。内陸部だから? とにかく、その話から三木市を流れる美嚢川(みのうがわ)は、私の中で一気にアルノ川へと変身する。別にポンテベッキオの橋がかかってなくてもいいんだ。少し蛇行しているところが良い。町の中心部に位置していること、昔、お城があったこと、情報をググりながら、行ったこともないその町や川をGoogleマップ上で毎日、ほっつき歩いた。 そして地図を何度も眺めながら 私はここで

          そこで何をする(1)

          兵庫のフィレンツェなのか?

          始まる前から、妄想は拡がる。 今はまだ、始まりの前だ。 nよ、まだ今なら引き返せるぞと悪魔か、天使なのかが私の手を引っ張りながら囁く。私の見えない観客たちは、私がこの新しい舞台上で歌い出すのを、息を潜めて見つめている。舞台からすごすごと降りるもあり、歌い始めるのもあり。 nよ、私が与えた可能性をオマエは見過ごすのかと天使なのか、悪魔なのかが呟く。 私はいつも見えない宇宙(そら)からの応援隊が700人程いるという想定で生きている。その700人分の緊張感が岐路に立っている私に集中

          兵庫のフィレンツェなのか?