風化

風化し続けるビハイア事件

どうもナバターです。

ビハイア事件に関するnoteも他の方の投稿も合わせると、50件近くになってきています。

最近はほとんど新情報もなく、よくいわれる事件の風化というものを感じています。

Twitterなどでは、今でもビハイア事件に関するツイートが流れてくることはありますが、最近は明らかに直接ビハイア事件に関係するツイートは少なくなり、事件と関係ない政治と絡めるツイートもあって、やはりビハイア事件は風化してきているんだなと感じています。

丹羽麗子のブログはおそらくビハイアにいる誰かか、一月万冊界隈の人がやってるようなので、Twitterなどでは少し話題になっていたのですが、その後は一月万冊に出演していた安冨歩氏が今話題のれいわ新選組から立候補するということで、そちらの話題が主になっていたようです。

でもビハイア事件と山本太郎氏が立ち上げたれいわ新選組って、まったくもって関係ないですよね。

安冨歩氏がビハイア事件の直接の関係者かというと、これも微妙で個人的には従業員の自殺に影響していたかどうかは、コーチングの関与と同様に微妙な感じです。

まぁ事件の当事者である清水氏と距離が近かったので、騒動に巻きこれてしまって、火消しというか火に油を注ぐような発言が多かったので、いろいろ批判されているようです。

ネットでも風化するビハイア事件

ビハイア事件に関する話題ですが、報道だけでなく、ネット上でも確実に風化しつつあります。

Google Trendsによると、大下さんら原告が記者会見をした時がピークでそのあと年明けの裁判の開始時にまた少し話題になって以降は、ほとんど話題になることはなくなっています。

第一報と裁判開始日以後は、少しずつネット上の関心が薄れている(Googleトレンド)

Google Trendsによると、事件が記者会見で表沙汰になり、大きく報道されたり、裁判で何らかの動きがあれば、また報道されたりして、大きな話題になるようです。

ビ・ハイアとGoogleで検索して、関心が集まったのは当然会社の業績が評価されたからではなく、記者会見で大山さんの自殺事件が表沙汰になったからです。

次大きな話題になるのは、裁判結果が公表された時になりそうです。

以前丹羽麗子ブログの拡散を話題にしたのですが、Google Trendsに影響を与えるようなトレンドにはなってないので、ネット上でも大した影響は出ていないということでしょう。

やはり個人や1つの媒体で取り上げられるくらいでは、トレンドになることはなく、複数のメディアや多くの人が話題になることでたくさんの情報が出回るということです。

ビハイア事件に関しても、同様で当初はたくさんの情報がTwitter、Facebook、ブログなどで出回っていましたからね。

また事件の風化に関しては、このNHKの記事が少し気になりました。

相模原市の知的障害者施設で19人が殺害された事件から、26日で3年です。NHKが行った世論調査で事件の記憶について聞いたところ、「覚えていない」と答えた人は5人に1人で、20代以下では半数近くにのぼり、若い世代で関心が薄れていることが浮き彫りになりました。

ビハイア事件よりさらに多く報道された事件でも、3年も経過すれば、どんどん関心が薄れ、忘れる人が出てきています。

福島の原発事故もいまだに放射性物質が残って、放射線を出していることを忘れている人が多いのではないでしょうか。

ビハイアの裁判も数年後に判決が出ても、誰も事件に関心を持ってない可能性は十分あると考えられます。

ワイドショーでも取り上げられるくらいの事件でしたが、3年も経てば、どうでしょうか。

自死事件から3年後の2021年2月頃まで果たして関心を持ち続けられる人がどれほどいるのか。

自分としては、現実的に風化は避けられないと思います。

PIRO4DによるPixabayからの画像


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