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洗濯機の選択期。続編の続編

4月13日(土)
今日の13時から16時の間に洗濯機がやってくる。
そのまえにしておかないといけないことがあった。
脱衣場の洗濯機周りには、洗濯洗剤、嫁の化粧品やコンタクトレンズのアクセサリー類、洗顔剤、息子のスキンケア用品、髭剃り、鼻毛カッターなどなどを収納するために私が特注で製作した棚たちがある。
おそらく洗濯機の撤去作業とセッティング作業の時に邪魔になる。
これらを一度撤去し、洗濯機が到着したあと元通りに修復しないといけない。
と考えたら軽くめまいがした。
土曜日の朝はだいたいゆっくり。10時ごろまでごろごろ寝てるパターンもあるのだが、今日は嫁が5月に出版する本の表紙の撮影があるので平日と同じパターン。嫁は8時30分には「出勤」。
そのあと「棚」を撤去。もとに戻すことも考慮し、材木にはばみりを入れる。撤去自体はスムーズにすすむ。
撤去作業そのものより掃除したことのない箇所に大量の埃が蓄積しておりそれを取り除くことのほうが大変だった。

洗濯機の右横に使い始めた時期がテプラーで貼ってある。
201411
最後に洗濯機を綺麗に雑巾で拭く。全面のパネル、横のパネル、そして背面のパネルも手の届く範囲で綺麗にした。おそらく工場で出荷前に埃をとりさったあと触られることのなかった箇所もできるだけ丁寧に拭いた。
最期のお見送りに似た不思議な感覚。
「よく頑張ってくれた。」
「最後はひどい使い方をしてすまなかった。ゆっくり休んでください。」
心の中で私は洗濯機に声をかけた。
ここまで書いたとき、嫁に盗み見されてしまった。
「きっと洗濯機さんも喜んでいるよ」
嫁が言う、その言葉に少しうるっとしたが黙っていた。

撤去を待つ洗濯機

ピィン〜♩ポォン〜♩
来た!
我が家は斜面に段々畑のようになった集合住宅。
部屋番号は105。1階の5号室ではない。1棟目の5なのだ。
外階段を80段上がらないと到着できない。
息を切らした作業員が。
「せん・たく・き・をおと・どけにあがり・ました(ハアハア)」
ゆっくりでいいですよ。おもわずフォローしてしまう。
おそらくこのマンション。配送業社では悪評が高いのではないだろうか?
いつものことだが階段は運送費が上がる。
ただ一律4,000円。 洗濯機は70kg程度ある。
5階まで洗濯機を4,000円あげるから荷上げして。と言われたら100%断るなぁ・・・。

あれだけ時間をかけたのにセッティングはほぼ瞬間で終了。
一番時間がかかったのは、古い洗濯機を撤去したあとの洗濯パンの掃除。洗濯機を置いてから10年経っている。掃除されることのなかったホコリやゴミがすごかった。(写真は自主規制)


新しい洗濯機(あんまり変わってない?)

早速使ってみた。ん!と思うほど音が静か。
乾燥も試す。袖がねんじりねんじりになってない。
あの嫌な部品の焦げた匂いはなくなり、代わりに新しい家電独特の
匂いが脱衣所に充満した。

10年間の家電の進歩はすごいなぁ。新機能としては洗剤や柔軟剤の自動投入。メールでの操作。などができる。全然試していませんが・・・

これからも10年(ちなみに家電の寿命は7年とか・・・)
新しい洗濯機さんこれからよろくしお願いします。



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