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2月の俳句 春 5

春の夢覚むるや憂き世にて遺憾

季語:春の夢(三春)
春の眠りの中で夢を見ることであるが、夏の夢、秋の夢、冬の夢などの季語がないことでもわかるとおり、「春眠」「春愁」などのイメージにつながり、たっぷりとした情緒が背後に感じられる。……「新日本大歳時記 春(講談社)」より引用。

ロマンや儚さを感じさせる春の夢。ちょっと艶めいてもいます。でも、所詮は夢で、覚めてしまえば「うつつ」。ずっとたゆたっていたいですよね。覚めると本当にがっかり、という気持ちを込めて詠みました。

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