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龍が如く極2を遊びました

東城会100億円事件から1年後、堅気に戻り遥との共同生活を営む桐生。
しかし、今尚1年前の事件、かつての親友・錦山彰、愛した女性・澤村由美、育ての親・風間新太郎の死にうなされる日々を過ごす。

彼らへの墓参りを済ませたその日、墓地にて後任者である東城会五代目組長・寺田を邂逅する桐生。
しかし、一瞬の隙を突いて寺田が暗殺される。
寺田の遺言、近江連合との五分の盃を交わすため、今一度桐生は極道の世界に舞い戻ることになった。
この一件が東城会、近江連合だけでなく、ひいては26年前から始まった事件とも知る由もなく───


というわけで、龍が如く極2、メインシナリオ、真島編、及びミニゲーム2種やっとクリアしました。
極と比べるとかなりボリュームの多い仕上がりになってますねこのゲーム。

◎メインシナリオ・桐生一馬の新たなる戦い

本作のストーリーは東城会、近江連合という二大組織が絡むため、
関東の「神室町」、関西の「蒼天堀」の2つの街を行き来して進める形になっている。
前作・極と異なり、マップと屋内がシームレスにつながっているため、神室町も前作とまた一味違った探索の楽しさがある。

今作の宿敵になる男、郷田龍司。
現近江連合会長の息子であり、「関西の龍」の異名を持つもう一人の龍。
会長と異なり五分の盃を交わすことを望まない、近江連合きっての武闘家として作中をかき乱していく。
その一方で非情・無情でありながらも「寺田の死の喪に服すからその間は東城会の襲撃はしない」「女子供を使うような手段は気に食わない」と純粋悪ではない武骨な人間としての魅力を持つ。

覚えてられないザコ

近江連合との盃を交わす一方、東城会の立て直しも必要になる。
死んだ寺田の跡目を悠長に探せるわけがなく、かといって堅気に戻った桐生が再び戻ることも良しとできない。
そこで堂島弥生の息子にして故・堂島組長の遺児、「堂島大吾」を
六代目として立てることになる・・・
ぶっちゃけこの辺の話は忘れていいと思います。
多分後の作品では大事かもしれないけど今作の堂島大吾

・極2本編前に郷田龍司に既にボコられてる
・桐生について近江連合へ向かったが噛みついた郷田龍司に「ザコなんぞ覚えてられるか」と一蹴
・いざ郷田龍司と戦うもまた一蹴される
・郷田会長共々拉致されて本編序盤~後半までフェードアウト
・いざ再登場した姿が縛られて口も塞がれた状態

ここまでして出す意味あったか?
まぁ最後の最後には啖呵切るシーンがあったけど、
ぶっちゃけ-1000点の状況が-900点の状況になった程度なんで
大吾くんは次回作以降の活躍に期待しましょう。


あと本作が権田河原組長のデビュー作です。


◎本作前を描くもう一つの極2「真島編」

嶋野の狂犬・真島吾朗。
前作の事件後、弱体しきった東城会の中、有力な武闘派組織・真島組を率いる男。

しかし本編中に現れた真島は、東城会を抜け、元組員を社員とした
建設会社・真島建設を率いる姿を見せる。
また、真島は桐生が東城会組長に指名した寺田に対し、
「信用できない男だった」と言う。

挨拶ができる人間は建設もできる

極2本編前の東城会に起きた事件、真島吾朗に何があったのか、
サイドストーリー真島編で語られることになる。



なお本編のゴローちゃんは悪徳地上げプロレスラーとの喧嘩がメインです。


◎本作の感想について

良かった点
・スタイル切り替えがなくなった分、前作と比べると遥かに遊びやすくなった戦闘システム
・前作の倍近くマップが広がった分、探索する楽しみが増えた
・シナリオ、及び郷田龍司のキャラクター性
・サブクエストのSEGAらしい馬鹿馬鹿しさ
・バーチャロンとバーチャファイターが遊べる

良くなかった点
・ドラゴンエンジンのせいでガバガバ物理演算で吹っ飛ぶ敵(雑魚戦ならバカゲーらしくて良いけどボス戦も同じようなことになるので)
・殆どのヒートアクション(顔なじみヒート)が死に技になってる
・素手で戦うより武器が強すぎる
・新・クランクリエイターのゲーム内容がひたすら苦痛、ひたすらAIが馬鹿なミニオンの殴り合いだけ見せられるLoLみたいな感じ
・堂島大吾の扱い(後作作るならもうちょっと地固めすべきだったのでは)





◎最後に

キャバクラはホビーバトルです。これだけは真実を伝えたかった。

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