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超獣合体ムービー:I was made for boogie wonderlandからの、ゲッティング・タイター話

これはスゴい♫

ロックンロールと
ファンクアンドソウル
の超獣合体ムービー
ですね♥

キッスとアースがこんなに相性がいいとは気付きませんでした。

I was made for boogie wonderland♬

なお、元祖、超獣合体ユニットは、
カヴァーデイル・ペイジ
=デヴィッド・カヴァーデイル(ex.Deep Purple)
+ジミー・ペイジ(ex.Led -Zeppelin)
ですね♬

***

キッス「I Was Made For Loving You」と
EW&F「Boogie Wonderland」
のマッシュアップが話題に

2023/06/21 21:27掲載

キッス(KISS)「I Was Made For Loving You」と
アース・ウインド&ファイアー(Earth, Wind and Fire)「Boogie Wonderland」
のマッシュアップが話題に。

手掛けたのはマッシュアップのマエストロ、ビル・マクリントック(Bill McClintock)。



2日間で16万回以上再生されています

※※※

それで思い出しましたが、

私の好きなハードロックのバンド「ディープ・パープル」は、どんどんメンバーチェンジを重ねていって、それぞれの時代の流行に柔軟に対応しつつ、その傾向を巧みに採り入れて楽曲のスタイルを変化させるところに特徴があります。

いわゆる、第四期と呼ばれる、

ヴォーカルにデヴィカヴァこと、デヴィッド・カヴァーデイル、
リッチー・ブラックモアが脱退した後釜のリードギターにトミー・ボーリン、
ベースにグレン・ヒューズ、
オルガンにジョン・ロード、
ドラムスにイアン・ペイス

という編成となって、なんとか熾烈なロックミュージック・シーンをサバイバルしようとしていましたが、世の中の趨勢は、空前のディスコミュージックブームが訪れており、ハードロックは、もはや時代遅れという認識が蔓延していて、彼らも大苦戦していました。

そこで、彼らなりに活路を見出そうとしたのが、何と、ハードロックにディスコミュージックの要素を採り入れることでした。

元々、第三期のメンバーとして加入した、デヴィッド・カヴァーデイルやグレン・ヒューズは、ロック以外にも、ソウルやファンクが大好きで、積極的に楽曲にもその要素を盛り込みがちでしたが、そういう姿勢に嫌気が差して、とにかくコアなハードロックが好きなリッチー・ブラックモアがバンドを脱退して、自身のワンマンバンド「リッチー・ブラックモアズ・レインボー」を結成するといういきさつもありましたね。

そこで、売り物の1つであったリッチーを失ったディープ・パープル側は、後継ギタリストとして、知名度はイマイチだったが柔軟性のある技巧の持ち主トミー・ボーリンを見出し、なんとか糊口を凌ごうとします。

そこで、シングルカットされた楽曲が、「ゲッティング・タイター」でしたね。

この曲は、出だしは正統派のハードロックスタイルの皮を被っていますが、間奏になると本性を表します。

ここでは、突然、リズムパターンがディスコティック調に替わるとともに、高音部の歌唱に不安が残るデヴィッド・カヴァーデイルに替わって、ベーシストとしてでなくヴォーカルもできるということで採用されたグレン・ヒューズのハイトーンヴォイスによるファンキーなシャウトも聴くことができます。

このシングルカットがラジオから流れた当時は、やはりかなりのショックを受けて、遂にハードロックもここまで来てしまったかと思いましたね。


案の定、このような状況では、もはやハードロックバンドとしての活動を継続していくことができなくなり、遂に、1976年に、当時のリーダーだったオリジナルメンバーのキーボーディスト、ジョン・ロードから、バンドの解散がアナウンスされました。

このニュースを聞いた時は、やはり寂しさは隠しきれずに、何とか他のバンドで心の隙間を埋めようと探した時に人気が出てきたのが、アメリカのハードロックバンドの「キッス」で、あの、まるで歌舞伎の白塗りのような化粧で観客の度肝を抜いた割には、楽曲は正統派のハードロック路線を継承しており、しばらく、キッスの楽曲をチェックしていたものでした。

一方で、ハードロックが好きだったとはいえ、ディスコティックミュージックも決して嫌いではなく、当時のミュージック・シーンを席捲していた、ザ・スタイリスティックスやクール・アンド・ザ・ギャング、そして、アース・ウインド&ファイアーもよく聴いていました。

そういう意味合いでいえば、今回の、キッスとアースのマッシュアップ映像は、当時のディープ・パープルが発表した、「ゲッティング・タイター」を彷彿とさせるものであるといえるかもしれませんね。

#創作大賞2023

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