ララは愛の言葉♫
1月6日のMAYAさんのDJパーティーで掛けられた楽曲のうち、
個人的に、特に心の琴線に触れたのは「LaLa Means I Love You ララは愛の言葉」でした。
https://m.facebook.com/groups/701845103284854/permalink/3049373805198627/
この楽曲は、MAYAさんの
「Love Potion No.9」
発売日 2005年3月2日
形式 アルバム/CD
品番 COCB-53315
に収録された、知る人ぞ知る、隠れた名曲でもあります。
オリジナルは、フィル・ソウルと呼ばれるフィラデルフィア・ソウルのグループ、ザ・デルフォニックスが、1968年に発表して、彼ら最大のヒット曲となりました。
特に、印象的な、
ララララララララ
ラ〜
ミーンズ
アイ・ラブ・ユー♫
という、流れ落ちるような煌めくフレーズと、16ビートの心地好いリズム&ブルーズのサウンドが印象的ですが、
この、ララというのは、コーラスグループのヴォーカルのお子さんが、まだLaLaララとしか言葉を発することができなかったのを、これは、Loveと言っているに違いない、という発想をもとに、それを恋人へのラブソングに転嫁したところが、多くのリスナーの心を捉えたのだそうですね。
この楽曲は、その後、日米の多くの名だたるアーティストにカバーされたり、さらには、たくさんの映画の挿入歌としても採用され、いかに多くのクリエイターに愛されているかがよくわかると思います。
歌詞の内容からすると、
ボクは、キミにあげる
ダイヤの指輪も持ってないし、
愛の言葉も囁けないけれど、
ララララと歌うことができる
これがボクの愛の言葉、
アイラブユーなのさ♬
みたいな意味で、
そうですね、
ザ・スタイリスティックスの、
「愛がすべて Can't Give You Anything (But My Love) 」
は、この歌からインスパイアされたといってもいいかもしれませんね。
ボクのポケットは空っぽで、
ダイヤやパールの指輪や
豪華な毛皮のコートを
買ってあげることは
できないけれど、
唯一、愛だけをキミに
あげることができるのさ
という口説き文句が
歌われていますね。
実際のところ、ララ〜の楽曲には、リード・ヴォーカルで、作詞&作曲者のウィリアム・“プーギー”・ハートとともに、プロデューサーとして、トム・ベルという人物が共同製作者として関わっていて、
さらに、後に、ザ・スタイリスティックスのプロデューサーとしてもトム・ベルが名を連ねていたのでした。
なお、トム・ベルは、まさに米国ソウルミュージックの名プロデューサー&アレンジャーでもあり、その共演者には、アフロアメリカンのミュージシャンだけでなく、ブルー・アイズド・ソウルといわれた、ダリル・ホールとの共演もあるそうです。
クラシック音楽の訓練を受けたベルは、 10代の頃、ケニー・ギャンブル、レオン・ハフ、ダリル・ホール(ホール&オーツで有名)と一緒に歌いました。
※※※
なお、「愛がすべて」の歌詞は、コチラへ
↓
https://j-lyric.net/artist/a0503b0/l016e7a.html
https://www.youtube.com/watch?v=aaNS6hhgif4
https://www.worldfolksong.com/popular/but-my-love.html
このあたりの事情については、詳しくは米国版のWikipediaや、この楽曲について紹介しているサイトもご参照ください。
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