全人類がポジティブだったら僕はとっくに終わってる

「ポジティブになりたい!」
「失敗を恐れずチャレンジしたい!」
「行動あるのみ!考えるより先に始めよう!」

 くじけそうになっても立ち上がる強さがある人は本当にうらやましい。でも、だからといって今から自分がそのような強さを持てるようになるかと言えば、やっぱり難しいような気がします。

人間ってのはポジティブに生きるべきだろうか

 私の答えは いいえ。そんな必要ないし、その必要があれば私は今まで生きてこられていないと思います。臆病者の戯言だ!と思われるかもしれませんが臆病で何が悪いのでしょうか。何か新しいことを始めるときに億劫になって何が悪いのでしょうか。天気が晴れればなぜ外に出て活動しなきゃいけないのでしょうか。

別に私は誰かと言い争いたくてこれを書いているわけでも、頭を少しでもよく見せようと思って書いているわけでもありません。

ネガティブな人もいないと社会は回らない。

「こういうリスクがある場合、どう対応しようか」
「人に説明するときは不安なので資料を事前にまとめておかなきゃ」
「突っ走るあいつをどう支えようか」

そんな考え方もあるのです。朝型人間かいれば夜型人間がいて、ポジティブな人がいれば臆病者がいて。そんなバランスの中で世の中はゆらりゆらりと動いているはずです。

自分の価値観は常に自分の中で持ち合わせておくこと

ポジティブやネガティブなんてのはただの一例です。別に誰がポジティブだろうと誰がネガティブだろうと私には大きな意味を感じられません。
 大事なのは、自分の考えをしっかり持ったうえで自分に合ったやり方を見出していくことだと思っています。

付和雷同して辛い日々を過ごすってのもいいかもしれませんが、思い切って自分を受け入れて

「これはこれでよいのでは?」
「これだけは妥協できない!」
「自分の中ではこの考えはないんだよな~」

など自分を評価していくと、少し息がしやすい世界を見つけられるような気がします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?