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福梅

金沢では、新年に福梅というお菓子を渡したり、もらったりします。
梅の形をした固い最中の中に小倉餡が入った紅白の和菓子で、新年のあいさつで贈る習慣があります。

私は神戸の出身で、金沢に来るまで福梅を知りませんでした。

今年は金沢の「和菓子 村上」という和菓子屋で福梅を購入し、初めて食べることになりました。

ただ、伝統のお菓子って、すごく甘かったりするんですよね。
そのため、あまり期待していなかったのですが、食べてみて驚きました。

めちゃくちゃ美味しい!!

さすが、和菓子大国 金沢。
甘さもそこまで強すぎず、創造をはるかに超える美味しさでした。

新年に和菓子というのも金沢らしくて良いです。(金沢は和菓子の消費量が全国でも有数だそうです。)

福梅もそうですが、同じ日本国内でも全く知らないことがあるって面白いですよね。

どんなことでもそうですが、自分が当たり前に知っていることが他の人にとっての当たり前ではない。そして、人の当たり前は自分の当たり前ではない。

自分の周囲の人たち、住む地域、育った場所、所属しているグループによって当たり前が変わる。身近な人、家族でさえ共通する当たり前もあれば、全く知らない当たり前がある。

やっぱり面白い。
身近なところにも広がっている外の世界。


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