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[Elite:Dangerous] Sgr A*へ26000光年(9)-帰還報告


 地球の皆さん。こんにちは。ゲーミング活動家のNameBox137だ。かなり端折ってしまったが、無事、Sgr A*から帰還できたので、今回はその帰還報告ならびに、収支報告などをさせていただきたい。
 プレイしているゲームは、もちろん、天の川銀河を駆け巡るリアルで厳しく素晴らしいゲーム、「Elite:Dangerous」だ。

帰路

 前回私は、Sgr A*から20回ほどジャンプした先の星系で終了していた。この船のジャンプ距離はおよそ50光年。26000光年の旅をするのには、520回も要求されることになるので、後500回もジャンプしなければならない状態だった。「ゲーム紹介」を含んでいる中で、少し愚痴っぽくなるが、このゲームは、複数の船を持てるが、ほとんどは、人類が活動している領域の基地でなければ、船の乗り換えはできない。
 すなわち、旅の途中で「ちょっと戦闘したいな」「のんびり交易してたいな」ということがあった場合も、きっちり人類の活動圏に戻らなくてはならないのだ。
 手軽な方法として、もちろん機体損失時の保険金を要求されるが、「自爆」がある。これをすれば、一気に最後に停泊していた基地まで戻してもらえる。だが、しかし、私は今回はこれは絶対にやらない。ちゃんと帰還して、どれだけ金になるか、という情報を、後続のプレイヤーのために、一つ残したいからだ。

長旅の注意点その① 恒星熱

 さて、そのような長大な旅は、途中途中で切り上げて小休憩を入れる、というのが良いやり方だろうが、せっかくの休日、私はこの長距離の行程を、一気に帰ることにした。
 音楽をかけながら帰路に就くのであるが、「長距離ドライバー」と同じで、うっかりミスには気を付けなければならない。
 このゲームで最もよくやるうっかりミスはこれだ。「太陽に長時間近づいた状態を続ける」。下の画像をご覧いただきたい。下真ん中の円の左側の「熱容量」を示す値が、100%を超えてしまっている。とうぜん、この時には、船体内部のモジュールにダメージが入ってしまう。

熱量107%。熱いいいいい!

 これには一応、対処法はあって、「ヒートシンク」という装備を使えば、強制的に機体を冷やすことができる。下記のように、これを使用すれば、機体の熱を0にまですることが可能だ。(また、このとき、センサー類にも引っかからなくなるので、戦闘はもちろん、密輸でも役に立つらしい)

熱量0。氷の張る音がしてくる。

 これをうまく活用すれば、無理やり恒星に近い状態でフレーム・シフト・ジャンプを起動することも一応可能だが、弾数制限があるのと、弾を合成するのに時間と資源が要求される点には注意だ。

長旅の注意点その② 着陸

 小休憩で惑星に着陸する場合は、いつも神経を張り詰めていなければならない。帰路についている途中、こちらの惑星に着陸したのだが、

表面の凸凹の激しい惑星。

 あまりに凸凹が激しすぎて、着陸地点を探している間に強烈に機体を地面に打ち付けてしまった。大変申し訳ないが、パニックになってしまい、写真を撮るのを忘れてしまったが、シールドが完全に剥げ、機体耐久が78%まで削られ、一時的に修理を余儀なくされてしまった。
 凹凸が激しすぎると、特に大型船では、着陸地点が制限され、着陸できたとしても、この画像のように、滅茶苦茶傾いた場所に着陸させられることも多い。

傾いた着陸状態。

 また、惑星の光の量にも注意が必要だ。道中見つけた、この惑星で小休憩を取ろうとしたのだが、

薄暗い惑星。この時点で嫌な予感はしていたのだが・・・

 船のライトをつけても、これくらいしか地面が映らず、地面への接近には細心の注意を払わなければならなかった。

案の定、深海のような暗さの惑星であった。

 これまでの連載では、惑星の着陸時には明るい画像がほとんどだったが、それは惑星の昼の面を着陸地点に選んでいた事が原因だ。昼の面に着陸することによって、視界を確保する、という意図もあった。この惑星は、恒星から遠すぎたのか、ほとんど光源がなかった。

METZILI星系、SHAW STATIONへの帰還

 そうこうしているうちに、6時間ほどの復路の末に、METZILI星系にたどり着くことができた。残すはステーションへのドッキングと、得られた調査データの売却だ。
 まず、ステーションにターゲットを合わせて・・・

METZILI星系、SHAW STATION。

 ある程度近づけば、勝手にFSDが切れて、近くに出現することができる。
さらに、この状態から入口に近づき・・・

SHAW STATIONに接近。

「ドッキング許可」を申請する。この船には自動ドッキングモジュールが組み込まれているので、宇宙ステーションへのドッキングは自動でやってくれる。

ドッキング開始。

 そして・・・ついに・・・!!

ガシャアアアアン

帰還成功!

無事ドッキング成功だ!

帰還報告

 さて、無事に帰れたところで、今回の旅の決算をしておこう。帰還時の所持金は、
1,987,156,366クレジット
だ。

帰還時の画面。

 ここから星系の情報を売り始める。割と長い時間がかかるが・・・

星系調査データ販売開始・・・

 かなりの数の星に、発見者として名を残すことができた。(画像は「発見した星系」のほんの一部だ)

私の名前が残った星(の一部)。

 さて、全てが終わった後の総資金は・・・!(下記画像の「BALANCE」欄)

ジャジャン!

2,042,931,753クレジット!
すなわち、55,775,387クレジットの売り上げであった。

今回の旅のプレイ時間:28.9時間。

 時給換算すれば、この旅には29時間ほどかかっているので、時間当たりおよそ200万クレジット稼げた計算になる。

今回の旅で見えた、「Elite:Dangerous・宇宙調査旅行でクレジット稼ぎをするための秘訣」

 もっと旅でクレジットを稼ぎたいと考えられている方向けの情報を考察・提供しておくと、ポイントは単純に、「遠いところに行く」「遠いところで数時間ジャンプしながらうろつく」であろう。この辺が、時間当たりの給料を上昇させるカギになるのではなかろうか。実際、今回の旅では、Sgr A*より、太陽系のある方角と逆方向には手を付けていない。本当に銀河の端っこまで旅をしてくれば、時給は数倍はねあがりそうなものである。また、今回の旅では、とにかくSgr A*に到着して帰ってくる、事のみを意識しており、寄り道はほとんどしていない。なるべく遠い場所で寄り道をしていれば、高価値の調査データを得られるはずだ。
 
なお、補足しておくと、今回、銀河中心方向への旅ということもあり、この船よりジャンプ距離の短い船で(ある程度のジャンプ距離と燃料装備を積んでさえいれば)同じようにSgr A*に旅をすることも可能であろうが、その場合も、1時間当たりの時給は変わらず、「売れた星系の量が増大する」=「1往復での稼ぎが増大するが、往復にかかる時間がその分伸びる」という結果に留まるであろう。

長旅を終えて

 Sgr A*まで旅するというのは、多くのElite:Dangerousプレイヤーにとっては、一つのマイルストーンになっているのではないだろうか?私も今回の旅でこれを達成できたことを、誇らしく思う。ここまで読んでいただいた方には、感謝しきれてもしきれない。この連載はここまでで終わりになるが、Elite:Dangerousについては、まだ紹介できていないアクティビティ、船、世界観があるので、今後はそれについても書いていきたい。

 ここまで見てくださった皆様、本当にありがとうございました。

--NameBox137

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