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ウィザーズの未来は?

予想よりも負けたウィザーズ

今日の動画は今シーズン、負けに負けまくって、ヘッドコーチも変わってしまったワシントンウィザーズについてです。

八村塁がレイカーズに移籍後は、ほとんど話題に上がることも少なくなりました。

たまに話題に上がっても、ジョーダンプールの成績が悪いことやトレードについてのみ。

こんなんじゃ、NBA楽天にたまに出る、ウィザーズスーパーファンの方も泣いてるかもということで、そんな、なかなか話題に上らないワシントン ウィザーズについて話していきます。

ワシントンの過去から

ワシントンウィザーズは今シーズンの不振から、ヘッドコーチのウェス・アンセルド・ジュニアをフロントオフィスの顧問の役割に移しました。

この話をする前にワシントンウィザーズの歴史を少しだけ話していきましょう。
ワシントンは2000年以前に創設されたNBAフランチャイズの中で、過去40年以上にわたってレギュラーシーズンで一度も50勝を記録していないチームです。

だからと言ってNBAチャンピオンになってことがないのかといえば、そうではなく、ワシントンは77-78シーズンに1度チャンピオンになっています。




その時のチャンピオンチームのメンバーにウェス・アンセルド、つまり、ウェス・アンセルド・Jrの父親がメンバーに入っており、ワシントンで7年プレイしたのちに引退、その後、数年間フロントに入ったのちにヘッドコーチに。
7シーズン指揮を取り、1993-94シーズン終了後コーチから退任。




指揮した期間の勝率、約37%は今回フロントに退いたJrの勝率とほぼ同じだったのは、なんとも言えない数字だなと思います。

ワシントンは、そのワシントンブレッツ時代に唯一のNBAチャンピオンシップを獲得した翌年の1978-79年以来、シーズンで50勝を挙げたことがありません。

リーグの約半分の14の異なるフランチャイズが少なくとも1つのタイトルを獲得し、NBAのチームの半数以上(17チーム)が、 この期間中にカンファレンスファイナルに5回以上進出しているが、優勝した翌年78-79シーズンにNBA ファイナルへ進出し敗戦して以来、一度もカンファレンスファイナルに出場していないという状況。

ウェス・アンセルド・Jrのキャリア

話を現代に戻すと、このウェス・アンセルド・Jrがヘッドコーチを退いたニュースで素朴な疑問だったのは、なぜ、解雇ではないんだろうか?ってこと。

これの回答はワシントンとウェス・アンセルドとの強固な繋がりがあるからなんですね~

キャリアの最初もワシントンでのスカウトが始まり。おそらく父親がらみの縁故採用ですね。(知らんけど。w)

WNBAのワシントン・ミスティクスでACもしており、その後、他のチームのACで経験を積んで2021年からワシントンのHCに。これくらい貢献しているとさすがに解雇はないですかね。

ただ、シーズン前半での交代劇は、やはり予想よりも負け過ぎているのが問題。許容範囲を越えたんでしょうね~知らないだけかもですが、采配とか選手とのコミュニケーションの問題があったとは聞こえてこない。

ウェス・アンセルド・Jrの後は、アシスタントコーチのブライアン キーフを暫定のヘッドコーチにして、今シーズンは乗り切る予定だとか。



ブライアン キーフは 若手の育成への評価もかなり高いし、 ディフェンスコーディネーターとしてそのキャリアを築いてきた方のようなので、ワシントンの今後のディフェンス力の向上に期待。

ただ、今シーズンのワシントンの崩壊の責任の一端もあるとも言えなくもないような感じはしますが。

しかし、根本的にワシントンにはロスターに欠陥があると言われており、チーム再建の初期段階なので、ACがその責任を追わされるのは違うかもですね。

ブライアン キーフはサンダーに在籍していた時にシェイの育成責任にも関わっていたということで、これからのウィザーズのキーポイントは育成の強化ですね。

苦しいチーム状況

ワシントン ウィザーズはこの動画を撮影してる現在、7勝37敗
(note記載時は9勝40敗)

最近の試合では、連敗友達のサンアントニオにも見放されつつあり、そのサンアントニオをホームで迎えた1戦では、4Q残り5分時点では121-109とリードしていたにも関わらず、残り時間を22-6とされ、逆転負けしていす。

ワシントンは試合時間残り5分で5点差以下のいわゆるクラッチタイムにおいて、リーグワーストの2勝12敗、勝率でもワーストの14.3%

NBAの最長連敗記録を今シーズン記録したデトロイトよりも悪い。

ちなみに前回の試合ではデトロイトにも負けており、現在6連敗中。
デトロイトとのゲーム差も2となっており、次戦はそのデトロイトとの対戦で負けるといよいよ最下位の可能性も見えてきます。 (ここは勝利!!)

ウィザーズの先発のバックコートはタイアスジョーンズとジョーダンプールはサイズは小さく、基本的にディフェンスマッチアップにおいて、苦しい状況が多いです。
チームとしてもディフェンシブレイティング が現在、リーグ最下位の122.4点
ちなみにリーグ平均は116.3

オフェンシブレイティングは25位の112.0です。

6月にブラッドリービールをサンズに送って以来、再建に舵を切っており、これらの数字は再建期である今の時期には、あまり意味をなさないとも思っています。もちろん、選手個人の数字は契約やキャリアに直結するので、重要と言えば重要ですが、ワシントンは今は小さな勝利を重要視していると言われています。

小さな勝利というのは、スコアシートに記載されるものだけではなく、チーム、スタッフ、選手へのケアの改善をし、結果、チームの勝利につながるものだと言います。(もっと詳細な説明がありますが、割愛します。)

再建ということは、ある特定の選手の年齢を基準に構築されていくとすると、現在、リーグ7年目のカイル クズマはチームの構想からは外れてしまいます。

それを知ってか知らずか、おそらく意図的だと思うというか、選手としては当たり前ですが、クズマの数字は昨シーズンよりも少し上げてきています。
自分の価値を少しでも上げることで、チャンピオンをまた目指せる強豪チームへ移籍できるかもしれないし、価値が上がることでワシントンに良いトレードアセットを引っ張ってくることが出来るかもしれない。それがお世話になったチームへ出来ることだと思います。(そんなことを選手が考えるかは正直疑問でもあるが・・)

そんなクズマに比べると、どうしてもジョーダンプールが悪目立ちしています。実際の+-はクズマもひどいもんだけど。w

42試合にスターターとして出場し、FG%40.9% 3P 30.7% 平均得点16.5点と昨年のGSWの控えだった時より全ての数字が落ち込んでいます。(ターンオーバーは減ってます。)

将来を託せるかも知れない選手は?

しかし、そのプールが悪目立ちしているおかげで、その影に隠れるような形で、他の選手のオフェンスへの負担やプレッシャーを軽減しているとも言えます。

その恩恵を1番に受けているのが、これからのワシントンを担うと言われている、ルーキーのビラル クリバリです。

クリバリは今シーズン過ごす中で、何度も困難に直面していたが、それをなんとか成長痛として乗り越えてきています。

確かに今、ルーキーランキング上位にいるメンバーとは、見劣りはしてしまう数字ではあるけれど、19歳で203cmとサイズがあり、ウイングスパンが218cmと恐ろしく長く、運動能力も高いクリバリ。

クズマに言わせれば、スポンジのように次々と吸収し続けていて、その可能性は無限大とも。



チームはシーズンが始まった早い段階から長期的にクリバリを育てる意図で出場時間を与えており、デイム、ルカ、テイタム、ヤニス、ブランソンなどのリーグを代表するトッププレイヤーをガードするという役割も与えています。

全てを止めることは、もちろん出来ず、かなりの苦労をしていますが、
彼も現在の苦労に対してもっと良くなると言ってポジティブに捉えています。

今後のチーム設計と計画は?

モニュメンタル・スポーツ&エンターテインメント(ウィザーズの親会社)の最高経営責任者(CEO)兼主席オーナーであるテッド・レオンシス氏は5カ年計画でチームの再建を計画しているということで、そのロールモデル見本は、OKC オクラホマシティサンダー

2019年にポール・ジョージをクリッパーズに、ラッセル・ウェストブルックをヒューストン・ロケッツに放出して以来、オクラホマシティーの終わりのないトレードの嵐により、サンダーの宝物庫には1巡目指名権が数多く眠っています。その量はチームが使い切ることはできないほどだとも。

確かに全てのドラフトで当たりを引けるわけではないし、トレードで獲得した選手が思うように活躍しないこともあります。

ただ、これらを行うことによって、当たりを引く可能性がどんどんと高くなってきます。

まだ、最終形態でないサンダーを見れば、ワシントンのやりたいことが分かってくるかと思います。

もしかしたら、数年後のワシントンのエースはクリバリではないかも知れない。

でも、この計画が軌道に乗っていった暁には、今年のサンダーのように、今年のワシントンやばくない!?って言っているかも知れませんね。

もっと、個別の選手を取り上げて話したかったのですが、時間がいくらあっても足りなくなるので、この辺りでやめておきます。

さあ、このワシントンの計画はどうなるでしょうか。
数年後に50勝を超え、カンファレンスファイナル、NBAファイナルへ出られるでしょうか。
NBAの歴史の生き証人になれるように、引き続き、追っていきましょう!!

NBA FAST BREAK たろうでした。

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・バッシュ Curry4 フロトロ
・NBAファン歴は'95-'96シーズンから'92年のシカゴ ブルズ vs ポートランド トレイルブレイザーズのNBAファイナルをテレビで観て、こんな世界があることに衝撃を受けました。その後、マイケルジョーダン 1回目のカムバック'95-'96 シーズンからNBAの虜に。
仕事が忙しく、見られないシーズンもありましたが、2013年から仕事で独立し、自身の会社を経営しながら、毎日NBA三昧の日々。

ゴールデンステイトウォリアーズのバスケに魅せられて、完全なるDubNationに。※DubNation・・・ウォリアーズファンの意味です。

ステフィンカリー 、クレイトンプソンも、もちろん好きだけど、熱いプレーでチームを引っ張り、時には混乱させるドレイモンド グリーンの大ファンです!!

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R.I.P Kobe&Gianna 2020/1/26

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