見出し画像

アメリカに行ってきました!

仕事で人生初アメリカに行ってきました!
そう、仕事なのです…。会社に余裕があるのか、ラスベガスで開催されるNAB SHOWという放送機器展を見てこい!ということで、航空券と宿泊のお金を負担してもらってアメリカに行けることになりました。

出発前最後の日本食

アメリカに行く前に、成田で最後の日本食を食べておきました。豚玉お好み焼き1枚で1,500円です。さすが空港、少し高い!笑 でもとても美味しかったです!…などとこの時は言っていたんですが、このあとこのお好み焼きが如何に幸福であるか思い知ることになるのです…

人生初JAL機内食!!

さすが会社負担。JALです。あこがれのJAL!!今まで海外旅行といえばとにかく安い中国系エアラインにお世話になっていました。JALの半額以下でヨーロッパに行けるのです。いくらJALのサービスが良いからと言ってもどうしてもJALを選べなかった。今回はじめてJALに乗ってみましたが、飛行機の中は当たり前のように日本人CAさんがいて、日本語が通じます。飲み物は頻繁に出てくるし、味噌汁までもらえるんです。機内食も普通に美味しく、不味すぎて仲間全員体調を崩した某中国系エアラインとは雲泥の差で、この時点でちょっと感動してしまいました。(この機内食よりも美味しい食事はこの旅行でもう味わえないとはこの時は夢にも思わなかった…)

どれがボタン….?

飛行機はロサンゼルスに到着しました!最終目的地はラスベガスですが、日本からの直行便は無いのでここで一旦トランジットです。とりあえずエレベータに乗るか…と思ったら上の写真のようになっていました。ボタンが分からない。上とか下とか書いてないんですね…。近くにいたおじさんが教えてくれなかったら危うく…

この非常ボタンを押して緊急通報してしまうところでした。まさかの一番下の突起がボタンだったとは…

押したら光りました。でも結局分からない。何のマーク?
イカしたガレージ
@The Zimmerman Automobile Driving Museum

空港の近くにクラシックアメ車博物館みたいなところがあったので会社の人たちと行ってみました。

素敵なガレージでしたね。なんて言いながら空港に戻ってきて一服しようとお店にはいると…

ん…?

レッドブルが900円で売っていました。え〜〜!!
高いとは聞いていましたが…円安&インフレの影響恐るべしですね…。もちろんアメリカサイズのドデカレッドブルとかではなく、日本で200円で売っているあの普通のレッドブルのサイズで900円ですよ。ソフトドリンクは700円といったところか…日本でラーメンが一杯食べられるお金を払わないと、飲み物さえ飲むことが出来ないアメリカの空港に絶句。次の飛行機で水ぐらい出るだろうということで何も買わないことにしてしまいました…。

ロサンゼルス ✈︎ ラスベガス 1時間ほど

再び飛行機に乗り込んでラスベガスを目指します。いよいよ荒涼とした大地が広がり始めました。アメリカっぽい〜!!とテンションが上がるも、JALでガバガバ飲んでいたあの味噌汁が突然恋しくなりました。結局機内で水は出ませんでした…。

ラスベガス!!

ついにラスベガスに到着です!!日本から16時間ぐらいで到着です。

え、もう!?

ラスベガスの空港には早速スロットマシーンがあります。到着してすぐギャンブルが出来るというわけです。ありがたいですね!

フラミンゴという老舗ホテルに泊まりました。当然1階にはカジノがあります。口コミを見るとお湯が出なかったりWi-Fiが終わっているなどと書かれていて不安でしたが、お湯はちゃんと出ました!でも電波は圏外、Wi-Fiもなぜか使えませんでした…。ギャンブルに集中しろということですね。カジノは撮影禁止なので写真を残せないのが残念でしたがボディチェックも身分証チェックもなく、ゲーセンのような感覚でサッと入れてしまいます。恐ろしいですね。とりあえずルーレットで15万円ほど遊んでみました。

謎の球体

この巨大な球体スクリーンは3400億円かけて作られたスフィアというシアターで、ラスベガスの新名所になっています。

🤔

近くで見るとよりキモくて良いですね。15,000円ぐらいでシアターのチケットを買うことができます。シアターは球体を活かしたデザインになっていて、宇宙船に乗り込んだような体験ができます。これは値段以上の価値があると思います。

結構感動しました。撮影OK!

一応仕事で来たのです。せっかくなのでNAB SHOWも見ておきました。

幕張メッセの5倍ぐらいの広さがありました。
会場内は無料TESLAで移動します!アメリカっぽい〜
会場内のハンバーガーショップ。最安のハンバーガーセットでも16$=2500円…焼肉食える…
なるほどね〜うんうん

当たり前ですが説明は全部英語です。Oh〜I see Isee OK OK Wow! っていう感じで乗り切りました。それにしても、どこもかしこもAIだらけでした。自分の仕事もあと10年以内にはAIに取って代られそうだと思いました。会社のお金で見てきたことがそんな感じなのは普通に申し訳ないけど、時代は望む望まないに関わらずとにかくAIです。終わり。

でもマジで何言ってるか分からない英語のセッションを録音しておいて、それをあとでAIに文字起こしさせたら完璧な英語の文章にしてくれました。それをDeepLで日本語に翻訳してChat GPTで要約したものがこちら。

この議事録は、AI技術の現状と、その応用がもたらす影響について、様々な観点からの討論や説明が展開されているものです。AI技術が進化し、それがどのように日常業務に統合されているか、またそれによってどのような変化が起こっているかについての意見が述べられています。具体的には、AIがクリエイティブ産業にどのように利用されているか、特にビデオ編集や音声処理の自動化、マルチモーダルなアプローチなどが議論されています。また、AI技術の成熟度やハイプサイクル、AIツールの統合や進化するワークフローについても触れられています。

さらに、AIの倫理的な側面や、その将来的な役割についての懸念と期待も述べられており、AI技術がもたらす潜在的な影響に対する警鐘と楽観論が交錯している点が読み取れます。このテキストは、AIに関する深い理解とその応用に対する熟考が求められる内容となっており、技術の進歩が私たちの生活や仕事にどのように影響を与えるかについての一端を示しています。

AI、めっちゃ便利でした。このまま会社の報告書に載せようかと思います。ありがとうございました。

御夕食

こちら2000円のハンバーガーポテトセットになります。このお値段が最安レベルとのことです…。写真の色が悪いのは悪意があるからではなく本当にこういう色あせた感じの見た目だったんです。もちろん、味もちゃんと褪せていました。不味くはない、不味くはないのだが…2000円…日本に帰りたくなってきました。

ラスベガス・モノレール
どうして向こうの電車って全部椅子硬いんだろうね

とっても便利なモノレールだったのですが、自動改札機が壊れていました。3日間乗り放題チケットを買ったんですが、何度改札に入れても扉が開かないんですよね。まぁでもこれはアメリカでもヨーロッパでもよくあることです。でも僕がチケット入れに苦戦していると周りのおじさんが助けてくれたり、お姉さんが「こっちの改札機は生きてるみたいよ!」と教えてくれたりします。思っていたより、優しくて親切な人が多かったですねラスベガス ….。日本で改札機が壊れているということはまず有り得ない。壊れていたとしたら、駅員さんが申し訳ありませんと謝って、対応してくれます。でも、外国に来るとよく思うのですが、日本にいると便利過ぎるがゆえに人を助けるということを忘れますよね。不便は不便で、良いところもあるもんですね。

シルク・ド・ソレイユ!
すごい舞台セット!
終わってる食事!2000円!謎のチャーハンとなぞのブロッコリー肉。不味くはなかったです。
@パンダエクスプレス
ドライブしました!!

もうNAB SHOWは良いだろうということでレンタカーを借りてドライブです!前からずっと海外で運転してみたいと思っていたんですよね。国際免許証さえあれば世界中だいたい運転できてしまいます。国際免許証は2600円払えば無試験で取得できるので簡単すぎて逆に怖くなってしまいますね。

空港のレンタカーセンターは24時間営業

一応、日中はNAB SHOWに行かないと会社に怒られちゃうので、深夜2時に空港まで行ってレンタカーを借りました。日本の免許証を説明するのに30分ほどかかりましたが、なんとか貸出手続きすることができました!手続きが終わると駐車場へ行ってこいと言われます。ランクごとに駐車場が分けられていて車が何台か停まっているのですが、この中から好きなやつを選んで乗っていいというシステムなのです!面白いですね〜アメリカっぽい!せっかくアメリカを走るのだからアメリカ車に乗ってみたい!と思いましたが…

僕の選んだ最安ランクでは日本車と韓国車しかありませんでした…結局カローラを選択。ナンバープレート付いていないけど大丈夫なんだろうか。一応スタッフに確認しておこうと思って出口へ向かうと…

誰もいませんでした。24時間営業だからって、日本と同じようにいつでも人が待機してると思うなよ、とアメリカに言われた気分です。よく見たら「ごめん!いまランチ中です。しばらくしたら戻るね!」と書いてありました。ゲートが開かないと出発出来ないので、とりあえず車内でボーッと待ちます。しばらくするとスタッフの人がすげえ遠くから歩いてくるのが見えました。日本なら多分走って来ますよね。でも、お店の人が走ってきて「お客様!お待たせしてしまい申し訳ございません…」と謝らなければならない日本が異常なのかもしれない。ご飯食べる時間、必要だもんね。スタッフのお姉さんはHello!と気さくに挨拶してくれました。

人生初の左ハンドル&右側通行のドライブです。会社の人たちを誘いましたが、命の危険を感じたのか誰も一緒に来てくれませんでした。深夜とはいえ、結構車が走っています。日本の感覚で左側を走れば即逆走、正面衝突、死亡事故確定です。30分ぐらいずっと右側通行右側通行と唱え続けて、ようやく慣れてきました。

手前の黒い部分はすべて砂漠です。
ラスベガスが砂漠に作られた街ということが分かりますね。

とりあえずラスベガス中心街から30分ぐらいの砂漠に来てみました。フリーウェイ(無料!)はカローラの自動運転が働いてくれて安心して走れました。カローラ、マジで良い車でした。とにかく運転しやすい、これは世界で売れるはずだなあと思いながら140km/hぐらいのスピードで走り抜けます。これぐらいが法定速度なのです。ドキドキしながら走っていると…

星がめちゃくちゃ綺麗に見えました。ラスベガス、ほぼ旭川ですね。

ファイアーバレー国立公園

明け方にはファイアーバレーに着きました。本当はグランドキャニオンに行きたかったんですが、ラスベガスから5時間ぐらいかかるので諦めました。

西部劇で転がってくる草がボンボン生えている

別に大したことない場所だろうな〜とか思っていましたが、とんでもなかったです。アメリカって広いですね。

カーオーディオではずっとギルバート・オサリバンを流しました。なんかそれっぽい感じがしたのだけど、この人アイルランドというかイギリスの人でしたね。でもそんなの関係ないですね。こういうのを流しながらアメリカをドライブできたことが嬉しかったです。

ちなみにレンタカーは1日貸出料金、保険フルカバー、満タン返し不要オプションつきで35000円でした。カジノの勝ちが一瞬で消滅しましたね…

アメリカで納豆ご飯…!

調子に乗って日本食料理店で朝ごはんを食べることにしました。アメリカ、3日でもう食事が限界でした。もちろん、ちゃんとしたレストランに行けばちゃんと美味しいんでしょうけど、貧乏旅行者の分際ではアメリカの食事、絶望しかなかったです。この日本食も味噌汁がほぼ海水レベルで塩だったんですけどそんなのどうでも良いぐらいに美味しかったです。ほぼ泣いてました。水も無料で出てきて感動。チップ込みで4,000円の鯖味噌焼き定食でしたが、全く後悔はありません。アメリカ料理は帰国してからも食べられるけど、海外の日本食というジャンルだけは帰国してからは食べられませんからね。早く大戸屋に行きたい…

アメリカ、こういうイカしたガレージが多いですね

でもアメリカの人は好きになりました。もちろん、ラスベガスしか見てないですけど笑顔の挨拶とThank youを欠かさない、ユーモラスな人たちばかりで素敵でした。アメリカのイメージが変わりますね。アメリカって3億人もいるもんなあ…。

視察旅行(?)もいよいよ終わり。また空港で時間が空いたので空港メシにチャレンジです!

……。

こちら、単品で3000円でした。味は…悪くは無かったんですけどね…

美味すぎて泣ける

無事帰国しました!!!こちらのラーメン、1000円になります。ありがとうございました!


この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?