UnitedCard欲しいなぁと思いつつ、ちょっと価格が高いので引き出しに眠っていたNFCタグと無料サービスで近いものを作ってみた話
何かのきっかけでこちらのリリースを拝見しました。
ふむふむ、名刺なんだけど相手にあげないで、NFCスキャンをしてもらう、という代物。
こちらが公式の利用シーン
カードもシンプルでカッコいい!
こちらが公式オンラインショップ
ちょっと買ってみようかなぁ…って調べてみたら…
うむ。なかなかの価格感。
3,000円という価格で急に現実に引き戻され、そもそもNFCを相手に読み取ってもらって情報を渡すだけなら自分で作れるじゃんってことで、昔に遊びで買ったまっさらのNFCタグと無料サービスで作ってみました。
▼用意するもの
① まっさらなNFCタグ
② NFCタグに情報を書き込むためのアプリ
③ 表示させたい情報(プロフィールサービスのURL)
まずは情報が書き込まれていないまっさらなNFCタグを用意します。
一般人がおいそれとまっさらなNFCタグなんて持ってないよ!という声が聞こえてきそうですが…大丈夫。
アマゾンでサクッと買えます。(安いものだと500円いかないくらい)
続いて、NFCタグに情報を書き込むためのアプリをスマホにインストール。
Androidならこちらから。
※恐らくiOSでも同様のツールはあると思います。
続いてアプリを立ち上げて…
書き込むための情報を入れます。(このアプリなら「書く」タブ内の「レコードを追加」をタップ。)
続いてどんな情報を書き込むのか聞かれるので、URLをタップ。
遷移させたいプロフィールサイト(私の場合はプロフィーのURL)を入力してOK。
これで書き込みたい情報が登録されるので、あとは「書く」をタップして、スマホのNFC付近にタグを置いておけば書き込み完了。
自分のスマホのNFC読み取り位置がわからないと、なかなか書き込みが完了しませんが、FeliCa搭載機なら同じ位置でいけると思います。
こちらが完成したNFCタグにスマホを近づけた結果。
無事にプロフィーのURLへ自動的に遷移していますね。
ということで、今回まっさらのNFCタグはすでにもっていましたし、そのほかも無料サービスなので、かかった費用は0円です。
要した時間ももはや5分くらい。
あとはこのNFCタグはシールになっているので、名刺に貼ってもよし、スマホの裏側や手帳などに貼っても良し。
(紛失のリスクがあるので、機微な情報は入れないように。)
もはやカード型のNFCタグに書き込んじゃえば、即席UnitedCardの出来上がり…!
NFC書き込みアプリで、書き込む情報をURLとしましたが、SNSアカウントや電話番号なんかもイケるので、いろいろ試してみると面白いですね。
NFCタグは一度書き込んでも消したり、上書きしたりできますし、数百回とか数千回の書き換えに耐えられると思うので、じゃんじゃん試しましょう。
また、情報を出すだけでなく、スマホにタスクを実行させることもできるので、例えば家に着いたら、テーブルの上のNFCタグを読み込むと、自動的にマナーモードが解除される、みたいなこともできちゃいます。
こうやってさわってみると、存在は知っていたけどあまり身近じゃなかったNFCの見方が変わってくると思います。
それこそマーケに関わる方は、OOHやチラシに仕込んでみたり等、活用方法を探ってみるのもいいですね。
ちなみにピザハットさんは何年も前に販促ツールを出していたりします。
ただ、「QRコードじゃダメなの?」という問いには「…NFCの方がスマートじゃんっ!」という回答しか用意できません…。
以上。
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