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  • 学習管理

    学習や学習管理に関する いろんな方法をまとめています。

最近の記事

【ギリシア世界】 前半

はじめに 今回からギリシャ世界に入る 世界史はほぼ初学なので どんなことがあるのか これまでの学習で ちらほら出てきたものや 生きてきた時間にふれてきた 例えばテルマエロマエのようなもの からの知識くらいしかない。 正直ややこしい印象だけれど それでも知ることから始めてみようと思う 全14あるチャプターを 7ずつ、前後半に分け、 それぞれ1週間かけて復読していく。 テキストは引き続き 『詳説 世界史研究』山川出版を使用。 パラパラ見ると1カテゴリの量が オリエントと比べて多

    • 新たな学習方法を試してみる ギリシア世界から

      はじめに 今日から ギリシャ世界の学習に入るが 学習方法を変えてみる。 これまでは 1カテゴリを 初回に3回読んでいた。 1、黄色のマーカーで概要 2、オレンジの太字で用語 3、青色で数字 をマークしながら読んでいた。 マーカーを持ち替える手間もあったし 情報が交錯するので 整理も難しかった。 今回から 1、1日目   7日分のカテゴリを   一気に読み、概要を頭に入れる   →黄色マーカー 2、2日目   用語を確認し必要に応じて調査する   →オレンジマーカー太

      • 【イラン文明】古代オリエントの世 14/14

        前回まで 治水灌漑から始まった オリエントのシュメール、ナイルのエジプト そこから 気候変動の影響を受けながら 政治的な混乱や勃興を繰り返し やがて 統一的な 広大な地域を支配する帝国が現れる。 地域の安定を志すも 人は愚かで なかなか平和は訪れない。 時代が進むにつれ 平和な時間は どんどん短くなっていく。 そんな中でも 人々は 文化を形成し 生活を豊かにしていく。 イラン文明2つの宗教 (ゾロアスター教) ササン朝は アケメネス朝の正当な継承を自任し ゾロアスター教

        • 【ササン朝】古代オリエントの世界 13/14

          前回まで メルシャ人のアケメネス朝を アレクサンドロス大王が征服し イラン地域は 文化的にギリシア風になっていった。 そんな中大王の死後 交易の要衝になっていた バクトリアとパルティアが独立。 バクトリアは遊牧民のトハラに滅ぼされ パルティアは イラン系農耕民のササン朝に滅ぼされる。 文化的にはオリエントに戻りつつも 東西の文化が融合していく。 ササン朝の始まり 224年 イラン系農耕民の"族長"である アルダシール1世が ササン朝を滅ぼす。 「諸王の王」と称す。 ゾロ

        【ギリシア世界】 前半

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          6本

        記事

          【バクトリア・パルティア】古代オリエントの世界 12/14

          前回まで ペルシャ人によるアケメネス朝。 内政はアッシリアからの反省か 融和的な政策をとっていくが 対外的にはギリシャ人とウマが合わず ペルシャ戦争など幾度も交戦。 アレクサンドロス大王の遠征により 征服される。 アレクサンドロス大王の死後 アジア地域を引き継いだのは セレウコス朝シリア。 文化的には ギリシャ風になっていく。 2つの国の独立(バクトリア) バクトリア地方では 知事のデイオドトスが独立。 バクトリア王国となる。 東西の要衝だったため 地理的な利とお金を持

          【バクトリア・パルティア】古代オリエントの世界 12/14

          【アケメネス朝】古代オリエントの世界  11/14

          前回まで 二足歩行から道具の使用 治水灌漑により 余剰生産 人口集中集落から国家 オリエント世界の各地で 国家が成立 侵攻と興亡を繰り返す。 メソポタミア、エジプトの 興亡を通して 宗教、文化、人類の発展を見てきた。 そんなオリエント地域が ついに統一される。 アッシリア王国の始まりを復習 黒海の南西部の都市 アシュルで シリア人がアッシリア王国を築く。 時代は 前2000年頃が始まり。 交易の拠点として栄えていく。 前19世紀頃に政治的に力を増すも 前15世紀頃、ミタ

          【アケメネス朝】古代オリエントの世界  11/14

          【古代オリエントの統一】 古代オリエントの世界 10/14

          前回まで オリエント地域の メソポタミア、 シュメール、アッカド エジプト王朝の盛衰 東地中海地域の アラム人フェニキア人ヘブライ人 を 地域ごとに見てきた。 主に王権、王朝、語族、を中心に 宗教、文化、地政、学問、制度、思想などに 触れてきた。 今回は ついに オリエントが統一される どういう形になるのか 見て行こう。 アッシリア王国成立 首都はアシュル 場所は黒海の南東で 肥沃な三日月地帯の 真ん中あたりで 内陸貿易の要所になっていた。 ここを拠点に アッシリア商

          【古代オリエントの統一】 古代オリエントの世界 10/14

          【ヘブライ人とユダヤ教】古代オリエントの世界9/14

          前回は 舞台は シリアパレスチナで 交易をしていた民族の話。 陸はアラム人 海はフェニキア人だった。 彼らは カナーン文字を源流に フェニキア文字を 国際商用語としていく。 これらは 後のアラム文字→アラビア文字などや ラテン文字(ABCの元)になった。 交易、植民都市など 国家ではあまり見られなかった 民の行動が活発に描かれていた。 今回の民族はヘブライ人 ヘブライ人、ユダヤ人、 ヘブライ人は他民族からの呼び方 自身はユダヤ人と自称するとあった。 始まりは遊牧民

          【ヘブライ人とユダヤ教】古代オリエントの世界9/14

          【東地中海世界の諸民族】 古代オリエントの世界 8/14

          これまで 二足歩行の開始、 治水灌漑から都市、都市国家、 統一国家に。 内部は神権政治、統治、階級 文字、建築、職人、仕事の始まり。 外部は侵入と防御、戦士たち。 鉄、馬、戦車。 など、、 オリエント地域は メソポタミア、エジプトに分けて学習。 各々違いはあるが、 共通部分も多い。 それらは 海の民などにより 国力は衰退させられた。 舞台はシリア・パレスチナ 地中海の東海岸 メソポタミアとエジプトの中間にある シリア、パレスチナは 海と砂漠の複雑な場所。 陸上、海上の

          【東地中海世界の諸民族】 古代オリエントの世界 8/14

          学習脳効果をあげる休憩の仕方

          学習脳効果をあげるために 休憩は必ずとりましょう と伝え聞いて 実際にやってみると 確かに脳は回復するのですが なにかちょっと違う気がします。 もっと使いやすくできないかな そう考えながら 古文や世界史を学習していて 1つ気がついたことがありました。 学習後の休憩の仮眠中に 休憩後の仮眠中に その前にやってたことを ふと思い出すことが よくありました。 せっかくなので 目を閉じて 呼吸をしつつ イメージの中で 整理してみました。 すると 休憩後にも残っていた な

          学習脳効果をあげる休憩の仕方

          【エジプトの文化】 古代オリエントの世界 7/14

          宗教観 エジプト、ナイルの自然環境から 万物に霊魂が宿る その頂点としての太陽 太陽神ラーが認められる 新王国時代 アモン信仰(守護神)と合わせて アモンラーも崇拝された 死生観 太陽神ラーの他にも ホルス神 ハヤブサの顔 もいて、 その父 オシリス神は 冥王神。 つまり 閻魔様? オシリス神に 生前の善行を伝えたり 復活のための呪文を記した書があった。 死者の書と言われる。 復活をした時に 体が腐らないように 遺体の内臓を取り出し 麻布で包み 保存した。 ミイラとい

          【エジプトの文化】 古代オリエントの世界 7/14

          【エジプトの統一国家】 古代オリエントの世界 6/14 エジプトの統一国家

          今回から 前回までは メソポタミア地域の 古代国家統一について 学習してきた。 時代は 前3500年から前1000年頃まで 今回から 同じオリエントにまとめられる エジプトが始まった。 エジプトは 文明の発達のせいか 年代や名称が 具体的になってきている。 マーカー学習法も 数字は青と決まってきた。 テキスト横に 時代をメモし始める。 初日の今日は 全体の概要を見た。 エジプト3000年といっても 各方面からの侵入があったり 内部抗争もあったりして 結構乱れている。

          【エジプトの統一国家】 古代オリエントの世界 6/14 エジプトの統一国家

          【古代メソポタミアの文化】 古代オリエントの世界 5/14

          メソポタミアの宗教 宗教はその時々で 人々が求めているものが 反映されていた。 シュメールの都市国家では 最高神はエンリルという天候神で バビロニアではマルドゥクという守護神だった。 治水を含む天候にたいして みんなが困っていて それを解決してくれる存在は まさに神だった。 やがて農業生産の安定が進むと 外部からの侵入が激しくなり 守護神が必要になった。 大魔神佐々木。 文化 安定定住が進む事で 人口は増加 職も増え 職業内でも 業務が細分化されていく。 文字は記録か

          【古代メソポタミアの文化】 古代オリエントの世界 5/14

          【シュメールの終わり、ヒッタイト】 古代オリエントの世界 4/13

          前回まで メソポタミア南地域 チグリスユーフラテス川一帯 時代は 紀元前2300年〜1700年頃の話 シュメール人による おそらく人類初の 都市国家の建設から アッカド人、シュメール人による 興亡、攻防を経て セム語系の遊牧民の アラム人により統一される。 アラム人は 首都バビロニアを中心に 治水と司法を 一体に広めていった。 今回は先に年代と地図を入れてみる 今回はメソポタミア北部 前 2000 時代は 紀元前 2000年ころ〜1100年頃 場所は現在のトルコやシリ

          【シュメールの終わり、ヒッタイト】 古代オリエントの世界 4/13

          【メソポタミアの統一】古代オリエント世界  3/14 

          前回まで 前3500年頃から 人口が増加し始め シュメール人による 都市国家が成立。 同じ頃に アッカド人も シュメールの北側(チグリス川の中流)に 都市国家を作る。 アッカドの侵攻 2300 都市国家間の争いが絶えぬ中 前2300ころ アッカド人は シュメールを征服し 後にメソポタミア地域を統一。 統一国家が成立する。 サンゴン1世のころ。 アッカド滅亡 2200 前2200ころ 山岳民のグティにより アッカドは滅亡する そもそも領土拡大しすぎた。 ナラム=シン王

          【メソポタミアの統一】古代オリエント世界  3/14 

          【メソポタミア シュメール人】 古代オリエント世界 2/14 

          都市国家の起源 今回はメソポタミア地域で シュメール人が 都市国家を形成し 繁栄・衰退していく様子を ざっとまとめてみる 始まりは河の氾濫 メソポタミア地域に流れる ユーフラテス川・チグリス川は 水源が北方の高原地帯であったため 春になると どうしても雪解け水で増水し 中流下流地帯では 氾濫・洪水がおこっていた。 もちろん この氾濫がこの地を 沖積平野にしていったわけだが 獲得経済から 生産経済に移行した民たちにとっては 大問題だった。 知恵を出すものが現れる 農業

          【メソポタミア シュメール人】 古代オリエント世界 2/14