【技術】AIに差し込み印刷用の文書を作ってもらう実験をしてみた
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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年4月3日配信の書き起こしです。
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にゃおのリテラシーを考えるラジオ
読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書きそろばんを中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは 、
【技術】重い腰を上げてPowerAutomateの勉強をはじめたよ
というものです。
春が来ました
水曜日はITを中心とした技術的な話をしています。
札幌はこの一週間でやっと春らしくなってきました。
太陽はすごいもので、日当たりの良い道路はすっかり雪が消えました。
10日ほど前に道路の端にあった2メーターほどの雪山もみるみるうちに小さくなっていきます。
桜の開花まであと一ヶ月くらいです。なんだかウキウキしてしまいますね。
生成AIで試行錯誤中
さて、今日の話題に入りましょう。
今流行りのAIをどうやって使っていくのかの試行錯誤の話です。
一ヶ月ほど前に、家族の仕事のカレンダー風のシフト表の写真からGoogleカレンダーにインポートできる形式のデータをAIに作らせた話をしました。
今月のシフトも同様のやり方で無事にGoogleカレンダーに取り込むことができて、AIの便利さの片鱗を感じています。
このケースは文書の写真を読み取らせるという実験ですね。
これには手応えを感じたので、もう少し難易度を上げた実験をやってみることにしました。
僕の仕事先のひとつでこんな場面を見ました。
他社宛てに書類を郵送するために、封筒に宛て名を印刷するというものです。
IT化が進んでいる組織で仕事をしている方から見ると古くさいことをしている感じがするかもしれませんが、一般的な会社はまだまだそんなことやっていたりします。
郵送するものがたくさんあるわけではないし、あて先も毎回変わるので前に出したWordのドキュメントを書き換えて印刷しているようでした。
僕はそんなものは手書きでいいんじゃないかと思ってしまうのですが、今時は印刷じゃないと失礼みたいな風潮があるのですね。
不思議です(笑)
なんだか本末転倒な感じがしてしまいますが、まあそれはそれでいいでしょう。
で、ふとこれをAIでやるとしたらどうだろうと思いました。
例えばAIに住所の一覧と印刷用のテンプレートを渡して、いい具合に差し込み印刷用のドキュメントを作れないかなと思ったのです。
2つの文書を使って新しい文書を作る
そこで実験です。
僕はアニメを大量に見るので、曜日ごとに見る作品を確認できるようにアニメの視聴リストを作っています。
このリストを使って、今日見るものを1ページ1作品のチラシ風にするというのはどうでしょう。
ただ、チラシ風のものをテンプレートとして用意するのはちょっと大変だし、使っているAIの出力機能に制限があるので、ひとまずWord形式で作品タイトル・放送曜日・作品ホームページURLを並べたテンプレートを作りました。
一覧の方はPDF式にエクスポートしておきます。
実験に使うのは最近気に入ってるClaude3です。
まずは一覧のPDFをアップロードしてこれを一覧表と呼ぶと伝えます。
次にテンプレートをアップロードして、こっちはテンプレートと呼ぶと伝えます。
テンプレートに一覧表のデータを埋め込んで、PDF形式で出力するようにと打ち込むと、割とあっさり思った通りのデータが表示されました。
ただし、PDFを作る機能はないのでテキスト形式でしたが、ちゃんと最善を尽くしてくれるようでマークダウン記法で出力してくれました。
結構気が利くと思いませんか?
使っているのは無料版ですがそれでもここまでできてしまうのです。
これができるということは、画像出力ができるAIを使ったらチラシやポスター風のものを連続して簡単に作れてしまうわけですよね。
僕はまだ試せていませんが、Copilot for Microsoft365ではプロンプトを書いてパワポのドキュメントを作ったりできるのだそうです。
今はまだアプリケーションとの連携に制限があるのでできないことが多いですが、遠からずWordやExcel、PowerPointのようなアプリケーションをいきなり操作すること自体がなくなるのだろうなと思いました。
こうなってくるとAIへの課金を真面目に考えなければならないですね。
まだAIのキラーサービスは出てきていないので、どのAIに課金するかは決めきれていませんが、遅くとも来年あたりにはAIサービスに課金して使っているような気がします。
本当にすごい時代になってきましたね。
今回は、AIに差し込み印刷用のドキュメントを作ってもらう実験をしてみたという話をしました。
今日はここまで。
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今後配信の中でお返事をしていきたいと思います。
おわりに
読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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この配信の書き起こしをnoteで連載しています。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
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