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「研ぎ」は充分か?【2019年振り返り】

※今更ですが去年書いたブログのクロスポスト。
元記事は2019年12月30日に投稿した記事「「研ぎ」は充分か?【2019年振り返り】」です。

あっという間に2019年も終わりです。時の流れが速すぎる……。みなさま大掃除はもうお済みでしょうか。

さて。毎年恒例、一年の振り返り記事です。

2019年の目標漢字は「」でした。

・作品や自分自身を磨き上げる
・より魅力的な作品作りや新しい技術・分野を探求する
・五感を研ぎ澄ませて本質をきわめる

こんなふうに、「研」という言葉にふさわしい実践ができたのか?を振り返ります。

全体的にはいまいち

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結論から言うと、全体的には「研ぎ」不足の一年でした。

Live2D、AR、イラスト等あれこれ手を出したが、あまり深まらなかった印象です。全体的に散漫になってしまいました。

「一つのことを研ぎ澄ます」には集中(精神的・時間的)が足りませんでした。

いろいろな情報が目に入るたびに「あれやった方が良いかな、次はこれをやった方が良いかも」と焦ってしまっていました。

来年は、入ってくる情報を減らして、今自分がやっていることだけに集中できる環境をつくりたいです。(Twitter見るのを控えるとか)

いくつかは「研ぐ」を実践できた

それでもいくつかは、「研ぐ」という言葉にふさわしい実践ができました。

・3月のLive2D公式モデルトレース
・6月の「自分の絵を見ないで神作品だけを見る練習」
・7月のイラスト「Tropical Love in the air」

一ヶ月間腰を据えて一つのことに向き合うことで、発見やひらめきがありました。

また、それら気づいたことをブログなどで文章にしたのも良かったと思います。言語化することで、よりいっそう理解が深まりました

アウトプットは頑張ったがインプットはいまいち

今年のアウトプットをざっくり並べてみると、

■作った作品

○Live2D
AR 眠るお姉さん
パンツスーツ姿のOL風お姉さんFaceRig用モデル
Live2Dアワード用作品 『Tropical Love in the air』

○イラスト
Tropical Love in the air
年上彼女4応募作品『憧れの先輩』

○ブログ
研磨・研究・研ぎ澄ます……2019年の目標漢字は『研』!
Wacom Pro Pen slim レビュー
2次マでFaceRig対応のLive2Dモデルを販売開始しました!
自分の絵を見ないで神作品だけを見る練習を1ヶ月間やって分かったこと
伝えたいことを明確にするために準備に時間をかけることが、「強い絵」につながる
Live2D Creative Awards 2019 応募作品の制作振り返り
【Live2Dアドカレ2019】アワード応募作の「手」のモデリングとアニメーションについて解説

こうして並べてみると、思ったよりアウトプットを頑張った1年だったようです。

反面、読書などインプットはいまひとつでした。

・小説1冊
・ノンフィクション8冊(ただし4冊はオーディオブック)
・映画6本

インプットが貧弱すぎる。来年は小説と映画をもっと増やさねば。

ちなみに漫画は73冊(同人誌含む)。全然読めてないと思いきや、意外と読んでた。それでもまだ購入保留になってる読みたい本がまだいっぱいあるんですが……。

漫画も、バーっと読んでハイおしまい、みたいな読み方だと何も残らないので、感想をツイートするとか何か方法を考えたいところです。

分かったこと

ベンチ_描き込み

■空白の時間の大切さ
この一年間で分かったことの一つは、「空白の時間の大切さ」です。

じっくり考え事をするために、空白の時間を作るのがめちゃくちゃ大事。

考えなきゃいけないこと、考えたいことはいっぱいありますが、しんどいし面倒くさいことでもあります。手を動かして作業してた方が楽なのです。

でも、PCやスマホから離れて1時間くらい考えていると、もやもやした悩みや不安の輪郭がはっきりしてきます。課題や解決の方向性も見えてきます。

思い切ってスケジュールにぽっかり空白を作ることの有効性に気づいた一年でした。


■ノート・メモが出発点
「考え事をするための空白時間」で活躍したのがノート・メモ。

紙のノートもスマホのメモアプリも使いました。(主に家ではノート、外出先ではメモアプリ)

考え事をしながらノート・メモを書くことで、思考の言語化の練習ができました。

考える過程で出てきた言葉の断片を書き留める。断片同士を矢印でつなぎ合わせる。思考そのものを行うツールとしても紙のノートが非常に有効でした。

そうやって書いたノート・メモが、イラストやLive2Dやブログの出発点になりました。ある意味、今年のアウトプットのすべての出発点とも言えるでしょう。


■1つのタスクにたっぷり時間を使う
1つのタスクにたっぷり時間を使うと良い、というのも今年の発見の一つです。

1日の中にタスクを詰め込まない。休日でもタスクはせいぜい3つまで。可能なら1つだけに絞る。

時間を細切れにしてスケジュールを立てない。「1時間これやったら次は30分これやってそのあと1時間これやって……」みたいにしない。1つのタスクに時間をたっぷり使う。

これを意識してスケジュールを立てるようになってから、1ヶ月の満足感がめちゃくちゃ上がりました。たくさんのことを実行した感じがして達成感があります。

月単位でも、「月の前半はこれやって、後半はこれやって……」というより、「ひと月まるまるこれだけをやる!」と腰を据えた方が、結果的には身になる感じがしました。

目標を意識しながら行動するための課題

2019年を振り返ってみると、「研」という目標をあまり意識できなかったなと思います。

どうしても目先のことに気を取られてしまい、目標を忘れがちでした。結果、あれこれ手を出したがあまり深まらず散漫な感じになってしまいました。

年間・月・週の目標を日常的にリマインドする方法があると良いなと思います。

Evernoteの週次レビュー用シートに、月・週の目標を書いてはいます。でも毎週土曜日の週次レビューの時だけしかそれを見ない現状。

何か行動を起こすタイミングでヒュッと目標を思い出させてくれるような、うまい仕組みがあると良いんですけどね……。


■目標64マスビンゴ
去年は「目標120マスビンゴ」とかいう気の狂ったものを作っていましたが、今年は控えめの64マスにしました。(控えめ……?)

しかし、結果一列もビンゴならず。

「研」という目標に沿いつつ現実的な行程・マイルストーン設定ができていませんでした。

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とはいえ、「このまま行けばこのマスはクリアできる。次はこの目標を優先的にクリアしよう」とマス目を見ながら計画を立てて実行することもできました。

来年は、

・マス目の数を減らす
・項目を現実的なものにする
・月ごとに小さなビンゴを作る。

などをやってみたいと思います。

来年こそはビンゴ成立だ!!!

小さな勝利

反省点も多い一年でしたが、一つだけ「勝利」と言えることがあります。

腕立て伏せができるようになった!!!!

去年の12月ごろから腕立て伏せの練習を初めて、今年の中ごろにはついに膝をつかない普通の腕立て伏せができるようになりました!

いやほんと1回もできなかったんですよ。それ肘曲がってないよね?くらいのレベルで1回もできなかったのが、(フォームがめちゃくちゃとはいえ)20回できるようになった!個人的に革命です。

腕立て伏せができるようになったこともそうですが、何より1年間地道に続けてこれたことが自信につながりました。

今はフォームを矯正中。体を真っすぐ伸ばして、肘をしっかり曲げきるのを意識しています。

腕立て伏せ

まとめ

というわけで2019年を振り返ってきました。

全体的にはまだまだ研磨の必要性大!

場当たり的にいろいろ手を出すのはまあ良し。でも一つ一つをやりっぱなしで終わらせず、しっかり経験を蓄積していく必要があるなと感じました。

それでも、少しずつでも前進していると思います。じっくり腰を据えて研鑽を積むこともできた一年でした。

来年はもっともっと自分の武器を磨き上げて、飛躍の年にしたい!

そんなわけで、2019年のブログ納めでした。

良いお年を!(^ワ^)ノ

※冒頭にも書いたとおり、これは去年書いたブログのクロスポストです。
元記事は2019年12月30日に投稿した記事「「研ぎ」は充分か?【2019年振り返り】」です。

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