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【バスケ】豪NBLを1シーズン通してみた感想!NBA、Bリーグのとの違いは?馬場選手は活躍した?

初夏に入り、バスケットボール的には師走を迎えてまいりました。

Bリーグは死闘の末に千葉ジェッツが優勝して一足先にシーズンを終え、NBAはこの記事を書いているときはカンファレンスファイナルでカズンズが無茶苦茶なFTミスして僕が優勝候補に挙げているクリッパーズが追い詰められたところでございます。

そんな中、段々と冬に向かう南半球のオーストラリアでも、一つのリーグが終焉を迎えました。

2月にこんな記事を書いてみたんですけど、それから1シーズン通してメルボルン・ユナイテッドの試合を中心に試合を見てきました。

僕自身も男子のプロリーグで、NBA、Bリーグ以外をちゃんと追いかけたのははじめてなので、どんなものなの?っていうのはすごい興味を持って見ていられました。

最初はNBL公式のTwitchチャンネルで見ていたのですが、途中からライターの大西玲央さんが日本語実況付きで配信してくれたTwitchチャンネルを通して見ていました。おかげでチャット等を交えて楽しく見ることができました。この場で感謝します。ありがとうございます。

さて、それではいろいろな角度から振り返っていきます。

1.2020-21シーズンの結果

早速このシーズン、馬場雄大選手が加入したメルボルン・ユナイテッドは、シーズンをなんと1位(28-8)で終えました。

そしてFinals(いわゆるプレーオフ)では1回戦で4位のサウス・イースト・メルボルン・フェニックスとの戦いを2勝1敗で制して、ファイナルでは2位のパース・ワイルドキャッツ3連勝で下し、見事に優勝を果たしました。

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馬場選手は、ベンチからチームの流れを変える活躍を果たし、2回戦目では15得点3戦目は決勝ダンクを決めるなど、目覚ましい活躍を魅せてくれました。

馬場選手の今シーズンの平均スタッツは、
・8得点(FG 46% / 3P 32% / FT 85%)
・1.23アシスト
・2.33リバウンド
・0.23ブロック
・0.97スティール
・20.15分出場

と、チームの中心として活躍したと言えます。

特に、今年は世界的にコンディション調整の難しさからか、選手の怪我が頻出しました。メルボルンもエースのクリス・ゴールディングをはじめ、多くの選手がシーズン途中に怪我で離脱する中、ときにはスタートとしても活躍しました。確実に優勝には欠かせないピースとして貢献していた、と間違いなく言えます。

2.NBLのレベル感ってどんな感じ?

率直な感想としては、めちゃくちゃレベル高いリーグだったなと思います。インサイドだけでなく、全員非常にフィジカルだし、何よりも3PTが非常に高い確率で入ります。

実際に見る前は、「フィジカルがめちゃくちゃ強い」ということを聞いていたので、インサイドでゴリゴリやるのかな?と思っていたんですが、確かにポストもあるけど、3PTを非常に多くうちます。

インサイドの国内選手が多いので、結構外国籍選手がアメリカなどからのインポートが多くなります。そのため、無理やりプルアップで3PTを打って決めてくる。

タイラー・ハービー(イラワラ・ホークス)
ネイサン・ソービー(ブリスベン・ブレッツ)
ブライス・コットン(パース・ワイルドキャッツ) ★MVP
トッド・ブランチフィールド(パース・ワイルドキャッツ)
キーファー・サイクス(サウス・イースト・メルボルン・フェニックス)
タイ・ウェブスター(ニュージーランド・ブレイカーズ)

などなど…めちゃくちゃなハンドラー系シューターが多く在籍していました。(そしてそれにマッチアップすることの多かった馬場雄大選手!)

ワールドカップとかを見ても、やっぱり3PTの決定率は大切になってくるので、すごいレベルが高いなあと思いました。

比較としてBリーグでは、国産のインサイド選手が少ないのでインサイドはインポートが多くなります。そのため、ポストが多く、アウトサイドは国内の選手なのでそこまで3PTが決められるわけではないという感覚を受けます。

レベルという意味では、NBA経験者も多く、またジョシュ・ギディ(アデレード・36ers)はNBAドラフトの来年の1順目は固いとされていますが、そこまで無双していたとかではないのでやはりレベルは高いと思っています。

ただ、近年は国際化の流れからヨーロッパからもNBAに直接参入するケースも増えているため、ユーロリーグより上とかはよくわからないんですけど、世界の中でもNBAに近いリーグであることは間違いないと言えます。

また、NBAと違ってこっちはFIBAルール。ただし、チャレンジだったりジャンプボールシチュエーションで本当にジャンプボールをしたりと結構違うところがあります。

僕はFIBAルールのほうが好きで、なぜなら1Q10分だから見やすいって感じです。しかしビデオレビューが多くてあれなんですけどね。。。

3.他に通用しそうな日本人選手っている?

今回の馬場選手に続いて、他にNBLでできそうな選手っているんだろうか?っていうのは気になります。

僕が思うNBLでやっていくための必須スキルは、

・フィジカル
・シュート力

これは絶対欠かせません。正直馬場選手はフィジカルちょっと足りてないけど誰も追いつけないスピードで補っていたって感じです。

正直誰とかぱっと思いつかないですけど、比江島選手って自分はトップレベルのスキルを持っている、なんならスキルだけなら馬場選手よりあると思ってるんですけど、全然試合に出られず。フィジカルがないのでシューターとして使われなければならなかったけど、シューター一本でやるにはちょっとシュート力が足りないですし、やっぱり通訳を介さない英語スキルも必要かなと思います。

英語大事。NOVAはBリーグ選手全員に駅前留学させるべき。

富永啓生選手とかは、NBAに行けなかった場合に普通に行けると思います。

4.トビタテジャパン

絶対優勝男・馬場雄大選手のおかげでNBLを1シーズン通して楽しむことができました。

馬場選手の去就は知りませんが、

①NBLに挑戦する選手がいたら引き続き見たい
②馬場選手がNBA以外のリーグを見るならおいかけたい

って感じです!

海外に行く選手、もっと増えないかな!!

以上です!

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