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鴻雁来 こうがんきたる

今日も一日お疲れ様でございました。

本日は祝日でした。

久しぶりに、夫と娘と三人で食事をしました。

九月はお日様を拝ませて頂ける時間が少なかった様に思います。

ここ数日は、スッキリと晴れ渡る青空が見えました。
爽やかな風も吹いて、とても気持ちの良い日々です。

今日から候は、「鴻雁来 こうがんきたる」。

夏前の「鴻雁北 こうがんきたる」と対になった候です。

段々と朝晩の冷え込みが始まり
つばめなどの夏鳥が南へ帰ります。

入れ違いに、
春に北へ帰って行った冬鳥が
再び日本へやって来る頃だそうです。

ちょうど雁が渡ってくる頃に吹く北風は
「雁渡し」と呼ばれ、秋の季語になっています。

この風が吹き出すと夏も去り、
海も空も、青色が冴えてくるので
「青北風 (あおきた)」とも呼ばれる、とか。

今日の青空はそれを表現していたのか、と
納得です。

よくこの様な美しい言葉に表現したものだと
感心しきりです。

食事が済み、家路に向かう
夕方の日の入りの時間も、すっかり早くなりました。

今年も早いものでいつの間にか、既に十月。

本当に、当たり前のことですけれども
全ては移り変わっていきます。

私の父の故郷の秋田から
今年の新米が届きました。

有難いです。

どなた様もどうぞ良い夜をお過ごしくださいませ。

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