今日も一日お疲れ様でした。

今日は、毎月定例の「全国一斉みんなで自宅でお写経会」でした。

私も書かせて頂きました。

私が書かせて頂いている用紙は、
百円ショップのものです。

これで十分と思っております、が…。
大切な二文字を書き忘れてしまいまして…
大変申し訳ございません。

さて、どこが抜けてしまったのか。

般若心経は、最初の25文字（題除く）が
その内容の主題です。

「観自在菩薩
行深般若波羅蜜多時
照見五蘊皆空
度一切苦厄」

「観自在菩薩が
深く瞑想した時
全てのものは皆、空であると気が付き
全ての苦しみや哀しみから
離れることができました。」

「度（ど）する」は、
向こう側に渡る、というような意味になるでしょうか。

「苦しみ哀しみ悩みの、この世界（此岸）から
彼岸（苦しみのない世界）へ渡られました」

その後に続く文章は、
その説明をしております。

「舎利子さん、よく聞きなさい。
色は空に他ならない。
空は色に他ならない。
…（続く）

だからね、全てのものは移り変わるのですよ。
この大事なことを御真言で表すと
この言葉になります。

掲諦掲諦
波羅掲諦
波羅僧掲諦
菩提薩婆訶

ギャーテイ ギャーテイ
ハラギャーテイ
ハラソウギャーテイ
ボジソワカ」

（この部分は真言です。
サンスクリット語の当て字です。）

そして、最後に
「これが般若心経というものです。」と。

このお経は実は、全部で六百巻ある
「大般若経」という長い長いお経の
大切なエッセンスだけをまとめたものです。

それを、御大師様が
「こんなに素晴らしいお経をどなたが説いたものか、きちんと表した方が良いでしょう。」
と、仰いました。

「仏説」とは
「仏陀がお説きになられた」と、いう意味です。

ですのでその大切な二文字がつくのは
御大師様を信仰心の柱とする宗派だけになります。

百円ショップで売っているものに
「仏説」の部分がない理由
お分かり頂けましたでしょうか。

ですので本当は、私も仏説と足さねばならないのに…
大切なその二文字を抜けさせてしまい…
大変失礼致しました🙇🙏

それでもやっぱり、お写経をすると
心がスッキリ致しまして大変良い、と思います。

全てのものは移り変わります。

今日は今日の、明日は明日の。

次回はきちんと「仏説」を付けさせて頂きます！

今日、お書きになられた方も、
今日はなかなか忙しくお書きになられなかった方も、
どうぞ良い夜をお過ごしください😊