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いつ、何に、ときめいたっけ。

行き詰まっている。ずっと低迷状態が続いている。きっかけは流行病で仕事が立ち行かなかくなった事であり、家族の死が続いた事でもあり…。

このままでは行き着く先は “引きこもり” か “鬱病” か(落ち込んでいる自覚があるので大丈夫だろうけど)。朝ヨガの後、瞑想するはずの時間ですら、つらつらと活路を考えてしまう。

どうしたらプラスのエネルギーを取り戻せるのか。

で、最近、いつ、何に、ときめいたかを思い返してみた。心が弾んだ時、前向きになれた時、思わず笑顔になれた時。

圧倒的にダントツの一番は、藤井風くんのライヴ。あれほど心が満たされて幸せに包まれた時間はこの10数年、いや数10年なかったかも。

二番は、石垣島の空港から市街地に向かうバスの中。久しぶりに懐かしい風景を眺めながら「ここなら住める、暮らせる」と思った。

三番は、京都のお気に入りのレストランでの食事中。いつ訪ねても、料理もワインも好みの物ばかりでうれしいし、接客も素晴らしくて楽しい。

と…、現実逃避ばかり(帰郷前は、石垣島に移住したいと真剣に考えた時期もあったし、京都との多拠点生活も夢見ていた)。

いや待てよ、サロンを開業するためにリフォームを計画した時、完成した時、ショップを建てた時も、相当わくわくしたし、希望に溢れていたよね。

すっかり萎んでしまった希望、忘れてしまったときめき…。

やれるだけのことをやったのか。やってないよね。まだできることはあるんじゃないか。それは何だろ? 違うアプローチでやってみようか。どこを目指して? 自問自答の繰り返し。

人生いつだって、明るい方、幸せな気持ちになれる方に向かいたい。誰よりもまず自分を慈しんで、心も体も元気でいられるところにいたい。それは、楽をしたいとか、努力をしたくないというのはちょっと違う。

やってみたいことをやって、それを全力で楽しみたい。だって、今は今しかないんだから。

地に足を着けて、ひと所に根を下ろして頑張るべき、というアドバイスをもらう。もちろん、それは大事。色々な責任もあるし。ただ、行き詰まり感を拭えないまま、しがみつき過ぎると、どんどん追い込まれる気が…。

30代の頃から、リゾートバイトをしてみたいという夢があった。古くは白馬辺りのペンションや英国のB&Bを想定しw、40代からは石垣島のホテルの清掃、飲食店の洗い場などで働きながら、住民としてあの島の日常を体験したいと。

そして、今はさらに、滞在中にあの島とここを結びつけられるモノ、コト、ヒトを見つけて、先に繋げたいと考えている。

以下は余談。

数年前、スーパーのお惣菜売り場のパートをした。本業が忙しくなって半年程で辞めてしまったけれど、時間帯毎の買い物客の動向を眺めるのがとても面白かった。そして、その時に気づいたことがある。閉店後に一人で調理場の掃除をする時間がとても好きだと。家の掃除は嫌いなのにw。

昔々、有名ミュージシャンに詞を提供している作詞家さん(超グルメ)が、趣味と実益を兼ねて、有名シェフがオーナーのお惣菜屋さんで調理を担当していた。かなり長い間、平日はびっしりお店に詰めていた記憶。「揚げ物の時に火傷しちゃって」なんて言って腕を見せてくれたこともあった。

やってみたいことはやっておくべき。二足の草鞋だっていい。(常套句だけど)役に立たない経験などない。わたしの場合は、体が動くうち(年齢的にねw)、雇ってもらえるうちに(年齢的にねw)、やらないと。

あれ、なんだか、ちょっとわくわくして来た。

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