見出し画像

誰も気づいていないだけで、トラヴィス・スコットが音楽史を変えているかもしれない


はじめに

『音楽の歴史が変わる』

そう言われたら、
あなたは何を思い浮かべますか?

新しいジャンル、アーティストが出てきて、
新しい曲がリリースされていく。

『音楽の歴史なんて、
 毎日変わっているじゃあないか』


多くの人はそう思うかもしれません。

あるいは、
ベートーヴェンやビートルズ、イェなどの
『偉大な音楽家が歴史を変えた』と考える人

中には、
蓄音機や、エレキギター、ウォークマンなどの
『発明が音楽史を変えた』とする見方など、

様々な意見があると思います。

しかし、今回私がこの記事で紹介する、
トラヴィス・スコットのとある曲は、

『今までの常識を覆すような、
 革新的な方法で音楽の歴史を変えました』


という訳で、
若干、前置きが長くなってしまいましたが、

今回の記事で、
いったい何の話をしたいのかというと、

『誰も気づいていないだけで、
 この曲は歴史上初の手法を用いて、
 音楽史を完全に変えているのでは?』

そう思うような、
とんでもない曲を発見したので、

『その曲の凄さ』
『本当に音楽史を変えている曲なのか』
『なぜ私がそう思うのか』

などという事を皆様にも紹介できればと思い、
記事を書くことにしました。


(注意)

後でも説明いたしますが、

今回私が紹介するのは、
『音楽史を変えている可能性がある曲』です。

しかし、毎度訂正するのも面倒なので、
『音楽史を変えた曲』として、
この記事では話を進めさせていただきます。

ご了承ください。


音楽史を変えた曲 / Travis Scott - The Plan

という訳で、本題に入りますが、

今回私が紹介する
『音楽史を変えた曲』というのは、

2020年に発表された
『Travis Scott - The Plan』という曲です。

それでは、どのようにして、
この『The Plan』が音楽史を変えたのか。

ここからは、
それを説明していきたいと思います。


いきなりですが、
先ずはこちら(⇩)をお聴きください。

いかがでしたでしょうか?

様々な感想があると思います。

『何か凄い曲だな』となった人もいれば、

『何か変だな』と感じた方もいると思います。

ですが、
この曲が『音楽史を変えた曲』だということに、
気づけた人は少ないのではないでしょうか。


『はぁ?これの何が凄いの?

そう困惑している人も多いと思いますので、

結論から申し上げますと、

今、皆様にお聴き頂いたのは、

『Travis Scott - The Plan』という曲の
 通常再生と逆再生を同時再生したもので、

人類史上初めて作られた、
 逆再生しても変わらない曲です』

もう少し分かり易く説明しますと、

今、皆様は1つの曲の通常再生と逆再生、
それら2つを同時に聴いていました。


やや複雑に聞こえますが、

『Travis Scott - The Plan』
通常再生と、それを逆再生させたもの、
それら2つを重ね、同時再生させただけです。

なので、もし、
この同時再生を逆再生させれば、
通常再生が逆再生に変わり、
逆再生が通常再生に変わりますが、
この同時再生は変化しないということです。

『通常再生と逆再生の同時再生』は逆再生しても同じ。

しかし、そんなこと言ったら、

『ちょっと待ってw
 通常再生と逆再生を同時再生したら、
 この世のあらゆる曲はそうなりますよw 』


そう思う人がいるかもしれませんし、
実際そうなります。

ですが、
果たして、それらの同時再生は
曲として成り立っているのでしょうか?


私もこの世に存在するあらゆる曲の、
通常再生と逆再生の同時再生を
試したわけではないので、分かりませんが、

恐らく、
音数が少なく、ゆったりとした曲以外は、
通常再生と逆再生を同時再生しても、
聴くに堪えないものになるでしょう。


※例として、いくつかの曲の
通常再生と逆再生を同時再生させてみました。

Ado - うっせぇわ

4つ打ちのリズムなので、
そこまでメチャクチャではありませんが、
曲として成り立っているとは言えないです。

瑛人 - 香水

弾き語りで音数が少ないので、
それほど変な感じではありませんが、
曲として成り立っているかというと微妙です。

ベートーヴェン - エリーゼのために

ピアノだけの曲なので、
割と聴ける程度にはなっていますが、
クラシック音楽好きの方に聴かせたら、
『けしからん!』と怒られそうです。

Travis Scott - HIGHEST IN THE ROOM

トラヴィスの他の曲でも試してみた結果、
曲として成り立ちはしませんでしたが、
やはり、彼の独特なボーカルは
『逆再生向き』であることが分かります。

バッハ - 蟹のカノン

最後に、最も近しい例として、
『音楽の父』バッハが作曲した、
『蟹のカノン』という曲を紹介します。

説明がややこしくて、長いので、
聞き流していただいても構わないのですが、

この『蟹のカノン』という曲は、
楽譜通り、普通に演奏しても曲になるし、
楽譜を反対側から演奏しても曲になる。

さらに、
普通の演奏と反対側からの演奏を同時に行うと、
ハーモニーが生まれ、更に素晴らしい曲になる。

という天才的な曲です。

※こちら(⇩)の動画を見た方が分かり易いかも

なので、もちろん、
『蟹のカノン』の通常再生と逆再生の同時再生は
他の曲とは違った、素晴らしい出来となり、
曲としても成立しているように思えますが、

『完成はしていないように思えます』

なぜなら、そもそも、
バッハが過ごした1685~1750年には
『逆再生』という技術どころか、
『蓄音機』すら存在していません。

今から約300年前にはこんな曲を作る、
バッハの天才ぶりは凄まじいですし、

もしかすると、彼の頭の中には、
『逆再生の音はどういう響きになるのか』
というイメージがあったのかもしれませんし、
『逆再生しても変わらない曲を作ろう』
というアイデアがあったのかもしれませんが、

彼が何を想って『蟹のカノン』を作曲したのか、
今となっては、知る由もありません。


それに、先ほど、例として挙げた
『ベートーヴェン - エリーゼのために』のように
『ピアノだけ』などといった、
音数が少ない曲の通常再生と逆再生の同時再生は
大体が『割と聴ける』程度にはなります。

簡単な話、ピアノで、
『ドレミファソラシド、ドシラソファミレド』
回文になるになるようなメロディーを弾いて、
通常再生と逆再生を同時再生させれば、
同じ音が重なって聞こえるだけなので、
これだけで『普通に聴ける』程度になります。

ということは、
音数さえ少なければ、
通常再生と逆再生を同時再生させても、
『曲として成立する可能性がある』

そうなってくると、
『蟹のカノン』以前に作られた曲の中に、
作曲者が全く意図していないのにも関わらず、
通常再生と逆再生を同時再生させたら、
『曲として成立する』ものがあるかもしれない。

ですが、それを調べだしたらキリがなく、
『通常再生と逆再生の同時再生が成立する曲』
一体、誰が初めて作ったのか、
完全に迷宮入りしてしまいます。


といったわけで、中には、
蟹のカノンが人類史上初ですやんw 』
と思う方もいるかもしれませんが、

『バッハが逆再生まで意識して作曲したかは謎』
それに、
『音数さえ少なければ、蟹のカノン以前にも
 通常再生と逆再生の同時再生が成立する
 曲が存在する可能性があり、判断基準が曖昧』
といった理由から、

蟹のカノンは人類史上初めて作られた
逆再生しても変わらない曲ではないと思います。


話がずれすぎて、
何の記事なのか分からなくてなってきたので、
本題に戻りたいと思いますが、

それでは、
『Travis Scott - The Plan』はどうでしょうか。

『たまたま、それっぽくなってるんじゃない?』
『少し違和感もあるし、違くない?』

そう考える方もいると思います。

しかし、
この曲は通常再生と逆再生を同時再生させるのを
前提に作られたに違いない。

私は99%くらい、そう思っています。


ここからは、
なぜ私がそう思うのか、
その理由について話していきたいと思います。


理由① / 映画『TENET テネット』との関連性

いきなり、話が変わりますが、

皆様は2020年に公開された
映画『TENET テネット』をご存じでしょうか。

難解かつ、複雑すぎて、
『一度観ただけでは理解不可能なストーリー』

天才・クリストファー・ノーラン監督による、
『究極の映像』を融合させた、この作品は、

多くの人の間で話題になり、
『観てないけど、名前は聞いたことがある』
という人も多いのではないでしょうか。


『なんで、いきなり映画の話w 』

そう思うかもしれませんが、

この映画の主題歌を務めたのが、
『Travis Scott - The Plan』です。

そして、先ほどから紹介している、

『通常再生と逆再生を同時再生しても成立する』

これが『TENET テネット』という映画の
世界観とピッタリ当てはまるのです。


まずは、
『TENET テネット』を観たことがない方の為に、
超大雑把に映画の世界観を説明いたしますと、

この映画では、

『順行』と呼ばれる、
我々が普段過ごしているような、
『過去から未来へ時が進む時間軸』と、

『逆行』と呼ばれる、
我々からは逆再生されているように見える、
『未来から過去へ時が進む時間軸』があります。

そして、
『それら2つの時間軸が
 複雑に絡み合って、同時に存在している』

そういった世界観の映画です。

この映画の設定自体が複雑なので、
説明するのも難しいのですが、、、

※映像で見た方が分かり易いかも(予告編⇩)

抑えて頂きたい点は、

この映画では、
『順行(通常再生)と逆行(逆再生)が
 同時に存在している』
ということです。

そして、
この世界観が映画の主題歌である
『Travis Scott - The Plan』にも当てはまる。

という訳です。

ただ、この理由だけでは、
『なるほど、凄い!』となる人より、

『映画と主題歌の曲に関連性があるだけ? 』
『投稿主は陰謀論者かw』

そう思う人の方が多そうなので、

この曲は計画的に作られたと、
私が考える理由を、
他にも挙げていきたいと思います。


理由② / クリストファー・ノーランの存在

映画『TENET テネット』の監督、脚本を務めた
クリストファー・ノーラン氏は

『トラヴィスの声が、長年のパズルを完成させる
 最後のピースとなった』

と語っています。

クリストファー・ノーラン

『現代の巨匠』と呼ばれる天才映画監督

彼の名前は聞いたことがなくても、

『メメント』
『ダークナイト』
『インターステラー』

などなど、
『彼の作品を観たことがある』
という人は多いのではないでしょうか。


『なんで、いきなり映画監督の話w 』

そう思うかもしれませんが、

元はと言えば、一体なぜ私が、

『Travis Scott - The Plan』の
通常再生と逆再生を同時再生してみよう。


そんなおかしなことを
思いついたのでしょうか?

『私が普段から通常再生と逆再生を
 同時再生させるのが好きな変態だから?』

違います。

正解は、

『過去にもクリストファー・ノーラン監督は
 映画音楽に仕掛けを施していたから』
です。


分かり易くするため、
例を挙げて説明したいと思いますが、

2010年に公開された、
クリストファー・ノーランが監督、脚本を務めた
映画『インセプション』

細かい説明は省きますが、
『夢の中での時間が現実世界の20分の1になる』
という設定の映画で、

主人公たちが夢から覚めるとき、
エディット・ピアフの『水に流して』という曲が
アラームとしてかかります。

物語の中で、主人公たちが夢の中に潜り、
時間の流れが20分の1(スロー)になった時に、
BGMとして流れる音楽があるのですが、

これがアラームとしてかかる、
『水に流して』のスロー再生とそっくりになる。

という仕掛けが、
映画『インセプション』には施されていました。

※こちら(⇩)の動画が分かり易いです。
00:00~ 夢の中でかかるBGM
00:21~ アラームの通常再生
00:34~ アラームのスロー再生
01:01~ 夢の中でかかるBGM

いかがでしょうか。

『インセプション』を観たことがない人には、
ちんぷんかんぷんだったかもしれませんが、

何が言いたいかというと、

『過去にもクリストファー・ノーラン監督は、
 映画の世界観を音楽にも反映させていた』

という事です。


このように、
過去にも作中の音楽に仕掛けがあったので、

『TENET テネット』も映画の世界観に合わせ、
主題歌の通常再生と逆再生を同時再生させたら、
何かあるのかも。

そう考えた私は、
音楽編集ソフトを立ち上げ、
『Travis Scott - The Plan』
通常再生と逆再生を同時再生させてみました。

すると、
偶然にしてはあり得ないほど、完成度の高い、
もう一つの新たな曲が出来上がったのです。

とはいえ、
私も最初はこれが意図して作られたものなのか、
半信半疑でした。

なぜなら、
通常再生と逆再生の同時再生が成立する曲など、
誰も聴いたことがないし、
誰も作ったことがないからです。

ですが、
とある人物の言葉を聞いたときに、
それが確信に近づきました。

皆様も、
先ほどのセリフを思い出してみて下さい。

『トラヴィスの声が、長年のパズルを完成させる
 最後のピースとなった』


クリストファー・ノーランはこう語っています。


おわりに

という訳で、この記事では、

『Travis Scott - The Plan』という曲が、
『どのようにして音楽史を変えたのか』

そして、
なぜこれが偶然ではなく、必然だと思うのか。
ということを、紹介させて頂きました。

説明するのが苦手なので、
ちゃんとお伝え出来たか分かりませんが、

長くなってきたので、
ここら辺で終わりにしたいと思います。


最後にお伝えしたいことは、

『Travis Scott - The Plan』という曲は、

『歴史上初めて作られた、
 通常再生と逆再生を同時再生すると、
 新たにもう一つの曲ができる曲である』

そして、この同時再生は、

『人類史上初の逆再生しても変わらない曲』

だという『可能性』がある、ということです。

これが意図的に作られたのかどうかは、
『TENET テネット』と主題歌の制作に携わった、
ごく僅かな人しか知らないでしょう。

ですが、もしも、
これが意図的に作られていたのであれば、
この事実を知ってしまった、

あなたもトラヴィス・スコットによる、
『計画』の一部なのかもしれません。


信じるか、信じないかは、

あなた次第です!

※皆様の意見を聞きたいのでコメントしてね!
良ければ、いいねと拡散もお願いします!


(注意)

この記事は秘密組織テネットによって、
消されるかもしれません。

この記事を書いた私も、、、

この計画を知ってしまった、あなたでさえも。

信じるか、信じないかは、

あなた次第です!


おまけ

2023年の夏頃にリリースされると言われている、

トラヴィス・スコットのニューアルバム
『Utopia』

ジャケットのロゴが逆さまから読んでも、
同じになるデザインとなっています。

トラヴィスは『Utopia』『計画』について、
言及するのかもしれませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?