【動画省察文】読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書

VIICEPEAKにボイスチェンジャーをかけたら、もともと私が喋ってた声にちかくなるかなーと思ったけど、首絞めボイスにしかならない。

設定としては、もともとの出力でピッチを高く設定して、それにボイスチェンジャーを当てると、いわゆるけろけろボイスにはならない。しかし結果はそれほど良くはない。

どうもみなさんこんにちは、ロボですよお
さて今回も始まりました
書評なんて真面目さもなく、感想なんて素直さもない
読書ボヤキのお時間です
で、今回はこちら

挨拶は気に入っているけど、毎回言うには長い感じもします。

いちにち、いちわ、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書
なんでカートに入ってたか覚えてないのですが、
たぶん、偉い人の話がいっぱい載ってるから、引用イキリに活用できないかと思ってたんだと思います

本当に覚えていない。いただきものではなかったはず。

そんなぼんやり前提知識で読み始めてたんですが、
なんか混沌としている
この本、そもそも、月刊致知という雑誌のバックナンバーから、著名人のインタビューなどをまとめた寄せ集め本なわけです
そのため、玉石混交なのは仕方がない
いや、もうそんなレベルではなく。玉石、ちりあくた、汚泥混交といった混迷を極めている

ほんとうに前知識もなく、なんかインタビュイーの人選も、それほどネームバリューのない経営者だったりして巻末を見てようやく気づきました。

玉石塵芥汚泥混交、はお気に入り。

もちろん中にはいいものもありましたよ
道場六三郎さんの、下積み時代の成長哲学とか、王貞治さんのストイックすぎて凡人完全に置き去りにする話とか、面白いところも間々ありました

道場六三郎さんの、下積み時代に、野菜の切り方ひとつとっても、工夫をすることで、ステップアップを実感してやる気がでてくるってのはいろんなことに通じることだと思う。
王貞治さんはプロフェッショナルすぎて、読者の大半が素人であることを忘れていることがままある気がします。

でも大半は、玉石の石の方で、
企業の社長さんが、本田宗一郎の講演会でこんないい話を聞きましたーっていう、当人のインタビューである必要がまるでない話だったり
結構大半が、経験談よりも、偉人の話や良書の話とかでなんか、誰でもいい感がしてしまう

コレ本当にがっかりするパターン、ネームバリューがなくてもいい話だったら読書メモも捗るけれど、だったら本田宗一郎の本読めばいいじゃんってのが多かったです。
孫引き、曾孫引きみたいないい話も多かった。

あとー肩書がきになるってのもあって
これはねえ、あくまで、私の人生柄関わり合いがないので偏見しかない点なのですが、
コンサルタント、アドバイザーとか耳慣れない職業のヒトが居て、なんだろう、霞み製造業のひとかなって思ってしまったり

ただの偏見。でも霞製造業はお気に入り。

とまあ、玉石色々あるんですけども、ここまではまだまともです
もうホント、酷いのもあって、有名なサッカー強豪校のコーチのインタビュー。
生徒に素手でトイレ掃除をさせたーって、厳しくしたほうがいい結果を出すーって。
もう、なんでしょうね、認知科学の本でサンプリングされそうな話。
厳しくした人が成功した話、と、厳しくしたから成功した話、が全く区別出来ていない。
そうでなくても、このスパルタ自慢は古すぎるから、ロゼッタストーンに刻まれた話でも載せているのかと思ったら、
なんと2009年のインタビューですよ。浅漬けなのに強烈な腐敗臭がする
昔話だとしても、2009年に雑誌掲載しようと思う判断力
そして、それを2020年のまとめ書籍に載せる倫理観

もとの雑誌を全く知らなかったのですが、このへんを読むとかなりのキワモノの雰囲気を感じる。そしてググってそういう雑誌らしいと知りました。
厳しくしたらいい結果がでると誤認するのは「平均への回帰」って言うらしいですよ。

そのうえ、この雨乞いみたいな認知力の極めつきがありましたよ
小林正観 。宇宙を貫く、ありがとうの法則
もうこれは、逆にテンションが上がったというか、
来やがったな、って感じで、ミラボレアス登場みたいな迫力がある
陰謀論、エセ科学とかに興味があったら定番の話題のやつ
ペットボトルに、ありがとう、と書いて、水を入れて凍らせると美しい結晶が出来る
逆に、ばかやろう、と書くと結晶が醜くなってしまう
実体がなさすぎてツッコミようがないですけども
ってことは、アレですね。
SHINEって書いておくと、英語が得意な水は美しい結晶を作って
ローマ字がわかるけど英単語がわからない水は死んじゃいますね

『水からの伝言』はちゃんと読まないとと思いつつ、多分一生読まないでしょう。
あと、誓って「SHINE」ネタは自分で思いついたんですが、ネットには同じ発想がゴロゴロあった。やっぱりコナンを思い出しますよね。

このインタビューが2004年で、繰り返しますが、2020年の書籍に収められてる。
いったい思考で本をだしてやがるんだと、
心配になったけど、ちょっと安心したのは、この致知出版社が、何冊か小林先生の本を出版しているんですよ
そっかー、よかったー。お金のためかー
科学的思考を失ってるんじゃなくて、お金のために倫理観をすててるだけかー。安心した―
てねー、ろくに調べもせずに、本を手に取る、こんな出会いも生まれるんですね。いやー読書って本当にいいものですね
そんなこんなで、小林先生のおすすめの本があったら教えてください
もちろん読まないけど
んあー、とにかく、見知らぬ世界に迷い込んだ面白さはあったかもね
へば、個々までお付き合いありがとうございました
ではまた、どこかで
ばいばい

小林正観先生も、いろんな経験からそっちに傾倒したことがわかるので悪しざまに言うのもなんですけど、それで商売する出版社は良くないと思います。

いろいろ本の話も続けようと思うけど、メインのアニメの話が進まないので、当分やれないだろうと思います。


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