もしかしたら酒は甘い醸造酒を飲むのが進化的に正しいのかもしれない

ここ最近ワインの好みを探索するために色んなワインを買って飲んでいるが、比較的飲みやすいのがあるだけで、進んでたくさん飲みたいような酒が無い気がする。
思えば人間以外もアルコールを摂るが、それは自然界で糖分が豊富な液体が発酵した状態であり、わずかなアルコールと豊富な糖分がほとんどだった。アルコールを動物が摂取したがる理由も個体単位では酩酊感が気持ちよいからだが進化的にはアルコールを摂った方が糖分というカロリーを摂れるので進化的に有利だったから。
なら完全に発酵させた辛口の酒を飲酒初心者が飲んでも美味しくないと思うのは当然なのでは?
人類史でも醸造技術が発達する前は発酵しきらない甘口の酒ばかりだし、鉛の器が甘いと人気になったのもやはり甘味は本能的に魅力があるから。
ならお酒初心者が飲むべきなのはやはり甘い酒なのではないか。
であれば甘口の酒を飲んでいてクドく感じるのならそれは糖分よりアルコールを優先して摂ろうとしていることであり進化的に不適切、つまりアル中のサインである。

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