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私の失恋を昇華させてください

今から約半年前、失恋した。

初めてすっごく好きな人が私に振り向いてくれた。
この世にある楽しいものをかき集めて、あなたに話す楽しさを知った。
私が感じた幸せを、あなたに一番に届けたくなった。
あなたの好きな所を沢山みつけた。

一生懸命、いろんなことに打ち込む姿が好きだった。
目を細めて笑う顔が好きだった。
現状に満足せず、前に進もうともがいている所が好きだった。
私の知らないことを沢山知っていて、楽しそうに教えてくれる姿が好きだった。
他の人に話せば流されるような私のしょーもない話を、笑って聞いてくれた。
幅の広い二重とくりっと自然に上がったまつ毛、顔にあるたくさんのほくろも全部すきだった。
静かでさざ波のような人だと思っていたのに、愛情表現はストレートで、
不細工で愛想のない私に、たくさんの「かわいい」をくれる人だった。

と同時に、知らなくてもいい寂しさも知った。

段々と私に関心がなくなっていくあなたの雰囲気、
あなたから全く連絡が来なくなった時の寂しさ、
私と別れた直後に、あなたが別の人と付き合った話を、人づてに聞いた時の気持ち


恋が始まる時は想像もしなかった悲しい気持ちに何度も遭遇した。
全部全部、知りたくなかった。

私の事を思ってくれる友達は、元カレのあなたを悪い男だ、最悪だというけれど、私はどうしても思えない。
きっとまだ少し好きで、きっとまだ少し執着しているから、思うのかな。
私の男選びのセンスがないのかな。
きっと、あなたのことを好きじゃなくなっても、あなたを悪く思える日は来ないと思う。

文字に起こせば、気持ちが消化できるって聞いたから、
あなたのことを忘れたくて書きました。

今の私は、大好きな友達カップルの幸せすら願えないくらい、心が狭い人間です。あなたはもう次の人と楽しそうなのに、私はまだあなたのことを引きずっています。
そんな私は嫌い。おさらばしたいから、あなたのことを早く忘れたくて書きました。

だからもう考えるのは終わり!
私はこのnoteをもって、次に進むことを誓います!

だいすきだったって死んでも言ってやるもんか。
儚くて最高に最悪な夢をありがとう。