島本(植松) 都

2022年4月下旬からしばらくの間、バラ栽培の投稿をします。用土、肥料、水やり、栽培品…

島本(植松) 都

2022年4月下旬からしばらくの間、バラ栽培の投稿をします。用土、肥料、水やり、栽培品種、バラ園訪問感想など。 店からキックバックももらっていないし、すべて実地で検証しています。

最近の記事

バラ:4年生のルシファー

GWごろから蕾が大きくなり、2024/5/15から開花だが、灰色カビ病が蔓延し、汚れた花弁が多い。 消毒は行ったが、雨が降ると花に灰色カビ病がでる(ルシファーに限らず) 今年は雨除けをしなかった(木が直径2m高さ1m程度になっており雨除けしきれない) 昨年(2023)は雨よけを行ったが、それでも灰色カビ病が蔓延していたので、ビニールハウスなどで完全に雨を防がないと、1番花の完璧な開花は望めない品種と思われる。 これはたしかにバラ販売業者は途中からおすすめしかねてガブリエル推

    • バラを育てようと思ったら:購入後

      今や、有名販売店がyoutubeでバラの栽培動画を出しています。 noteなんて見る人は当然そちらをチェックしていると思いますが、動画全部見るのは面倒、という方向けに簡単な書置きをします。 というのも、バラを数鉢購入した方が「こりゃ枯れるわ」という育て方をしてしまう事例を何件も見たので…… google検索で、バラ+ある品種の名前+育て方、としたときにトップに出てるサイトでもやってるので、ネット界隈の素人バラ栽培情報は危険です。 せめて バラの家 京阪園芸 まつお

      • バラを育てようと思ったら:販売店が書かない、購入前のポイント

        毎年ものすごい数の新品種が発表され、園芸店やホームセンターでも飛ぶように売れていくバラ苗。 あれが全部そだったら、日本は一面バラだらけです。ほとんどの苗は枯れているのだと思われます。 大量生産の恩恵で、すばらしい苗をお手頃価格で購入できているのですから四の五の言う気はないのですが、バラに興味があったら是非性質を知ってから、適切な環境で育ててあげてほしいなーと思います。 こんな何千文字もの記事を読むような人はすでに調査済だとは思いますが(笑) 【バラの性質】こんな環境が用

        • ルシファー一番花をボーリングさせずに咲かせる

          春の一番花はボーリングするといわれるルシファー。 見出しの写真の通り、50本以上咲かせてやりましたよ! 咲かせるコツなのですが、まず、木を大きくすることだと思います。 高さも幅も1mくらいあり、ロゼアスクエア390にぴったりの大きさです。 これがパワーの源。大苗から1年間、ひたすら蕾を取り(取り忘れて咲いたものはある)、根も枝も冬剪定時にほとんど切っていません。 次に蕾が膨らむのがとても遅いので、他のバラの2倍以上時間がかかることを覚悟してひたすら待つ。可能な限り傘などで

        バラ:4年生のルシファー

          スタンダードのバラ

           スタンダード仕立ては、1m以上のばした台木の先端付近に接ぎ木をしたもので、目の高さからバラの苗が始まるような仕立て方になります。育成に時間がかかり、大きな姿での梱包となるため送料も高価。ゆえに扱っている農園も少ないですし、品種も限られます。  コマツガーデンで秋に予約をし、2月に受け取りました。コマツガーデンはERを自社農園で接ぎ木育成および販売できる、私の知る限り国内唯一の業者ではないでしょうか。現在ERのスタンダードはここでしか買えないと思います(コマツガーデン以外は

          スタンダードのバラ

          趣味のバラ栽培で気になったこと

           バラを育てるときは、一日中直射日光が当たるところでがおすすめで、健康に育てるなら最低6時間。これが用意できればその辺のネットに書いてあることだけやって優勝  それ未満の日照の場合は半日陰や日陰を好む植物を育てたほうがいい。育てられるというのはセールストーク。 【蛇足】  バラを大量に育て始めて1年が経過しました。  バラのコンテストに参加されている方の栽培方法の本1冊をメインに、バラ苗農家のyoutubeやHP情報を加味して育てたところ、ほぼすべてのバラが大きく育ち、シュ

          趣味のバラ栽培で気になったこと

          ルートプロテクターの効果

           花ごころのチャンネルを見ていて気が付いたのですが、ルートプロテクターを貼った鉢で育ったバラの根を見て驚きました。根が巻いておらず、かなりスリット鉢に近くないですか?  動画では断熱効果をアピールしていましたが、根が回ろうとしたときの障害にもなっているのではないかと推測。  今年の冬、根のチェックした時に、サークリングしがちな果樹鉢に貼ってみます。

          ルートプロテクターの効果

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          新しいバラ達

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          ナエマ等を地植えしました

          写真は左から ・シャンテロゼミサト ・オデュッセイア ・ナエマ です。  この場所は夏でも直射日光が午前中しか当たらないので、大苗で植える自信がありませんでした。なので昨年1年間育てて大きくしてから植えました。  また、1階なので病害虫もベランダより影響があるため、比較的丈夫で大きくなるバラを植えることにしました。大きくなるバラは鉢植えだと風で倒れやすいので、地植えにぴったりです。  この3種だと、ミサトがちょっと生育遅いですね。もっと温度が必要なのか、日射が足りないのか

          ナエマ等を地植えしました

          大型スリット鉢、日本ではルートプラスポットが決定版では?

           果樹鉢は植え替えにはよいけれど、根のサークリングは避けられません。 現在ある鉢はそのまま使い続けますが、スリット鉢としての機能を考えると追加する気にはなりません。  ロゼアスクエア390も3つ購入し、1つ使ってみましたが、大型に育ったバラを引き抜くのが大変で、地上部を40cmくらいに切り詰めました。HTならよいですが、地上部を大きいまま保ちたいつるバラやスタンダード仕立てには向きません。  かといって、本家スリット鉢でロングサイズがあるのは8号まで。新苗の秋/大苗の梅雨ま

          大型スリット鉢、日本ではルートプラスポットが決定版では?

          果樹鉢はスリット鉢の効果なし

          なんとか冬剪定、植え替え、誘引が完了しました。 その際に気になったのは、やはり丸鉢は根がサークリングするということ。 今年のバラ栽培では、下記の果樹鉢を主に利用しました。 12号という大きさで、スリットがあり、かつ底が抜けて鉢の土交換が楽だと思ったからです。 実際、土交換は楽でした。少々直径が小さい鉢を逆さにおいて、その上にこの鉢を置き、鉢の肩をゴムハンマーでたたくとすっぽりと抜けます。 そこはいいのですが、出てきた根はすべてサークリングしていました。特に外側の底面には

          果樹鉢はスリット鉢の効果なし

          今年の開花を終えて-「バラは丈夫」「地植えは楽」「想定外に大きくなる」

          バラ栽培のサイクルでは、11月が年度末だそうです。 12月は葉をもいで仮剪定、1月は植え替えや誘引、2月が冬剪定。 春に向けていそがしくなります。 ミニバラを鉢→地植えして育ててみたことはありますが(生きてますよ!)HT等のバラを鉢栽培したのは今年が初めてでした。 初年度の感想は 「バラは丈夫」「地植えは楽」「想定外に大きくなる」 です。 バラは丈夫 2022年は梅雨に入って2週間後、35℃を超える猛暑が続きました。 近くで遮光栽培していたシュンランは根が腐ってしまい、

          今年の開花を終えて-「バラは丈夫」「地植えは楽」「想定外に大きくなる」

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          秋バラ第二弾

          秋バラ第二弾

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          秋バラが咲きました

          秋バラが咲きました

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          レントラーのべーサルシュートが折れた

           コガネムシ問題に引き続き、強風強雨でレントラーの鉢が倒れ、べーサルシュートがぽっきりと折れてしまいました……悪いことは続くもので、本当についていません。  とはいえ、元気な株はぼちぼち花をつけています。8月末に夏剪定したのですが、もう咲いていますね……9月上旬の気温は高かったため、まだ夏のあっさりした花ですが、最近は気温も下がっているため、長くきれいな姿を保っているように感じます。

          レントラーのべーサルシュートが折れた

          コガネムシ(幼虫)にやられた!

          ご無沙汰しております。 真夏も絶好調で育ったバラたちは、夏剪定を終えて、秋の花芽をすくすくと伸ばしております。 アンナプルナを除いて。 アンナプルナの夏剪定後、妙に新芽が伸びないと思っていたら、ある日葉が黄変し始めました。 同じ日の夜、風が強かったのでもう一度バラの鉢を観察しに行くと、黄変が進んでいます。これはおかしい。 根本をそっと触ると土がふかふか……これはもうコガネムシの幼虫しかありえません。ふかふかなので、鉢をブルーシートに倒して土を出してみると、まあでるわでるわ、

          コガネムシ(幼虫)にやられた!