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密かに、悪い奴ら

2023年12月下旬から、松本人志氏について文春がいかがわしい振舞いが何年か前にあったという告発を掲載し、結果的に松本氏は、活動休止状態に追い込まれた。
まだ真相もはっきりしないし、落ち度に対してどれだけの責任を負うべきかも判然としない段階であるにも関わらず。
世論には事の善悪を見極める態度は全くないと言ってよく、松本氏は断罪された形になっている。
名もない一般人たる私などは、裁判など司法の判断も待たずに有罪と決めつけられるなど、恐ろしいことだと思ったものである。

どうしてこんな不可思議なことが起こってしまうのだろう?

一般大衆の、気まぐれで興味本位な性分、それにつけこむゴシップマスコミが有罪を決めつけるほうに加担するわけだが、それに対抗する術がないから、ではないだろうか。

不当な告発に対して、仲間が助けてくれると良いのだが、仲間はバッサリと後ろから斬りつけてきている。
つまり、スポンサーやテレビ局が、あっさりと番組に出演させない判断を選んでいる。

スポンサーやテレビ局は、そのタレントを番組に選んだのは、言ってみれば雇っているわけだ。
雇った人間が落ち度があるかないか分からなくても、揉めたらその段階で面倒だから切る、という態度はいかがなものだろうか?
優越的地位の濫用ではないのか?
SDGsとか
えらそうに言っているくせに。

本来ならば、少なくとも、あらためてに本人に事実確認をして、それが信用の度合いを確認する、くらいはやるべきではないのか?そして、捜査機関が正式な判断を下すまでの間は、基本的に信じなければならないのではないか?
あるいは、独自に調べて、そのタレントを守っても良いくらいだ。
きちんとした企業なら、社員を守るでしょう?
おかしくないか?

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