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興味本位は人類を滅ぼす

ネットで検索しようとして、検索窓に、「お…」と入れただけで、「大谷翔平 結婚相手」などと勝手に検索ワード候補が表示されてくる。グーグルなどは、女性の姓名とセットで候補に挙がってくる。

大谷翔平の結婚相手、そんなに気になる人が多いのか、と驚くと同時に、ため息も出る。

そんなことに関心を持ってはいけない。
他人のプライバシーに、みだりに踏み込んではいけない
有名人の結婚相手が誰であろうと構わないじゃないか。
(自分が三角関係の一角に食い込んでいるのなら、話は別だが。
たぶん、大多数の人は三角関係に入っていないどころか、知り合いですらないはずだ。)

私のため息の理由。
いくつかの実例を思い出して胸が痛くなるからだ。
実名を出すと、済んだこと・ご本人には辛かったであろうことを蒸し返すみたいで気が引けるが、
悲劇を繰り返さない目的で、その実例を挙げてみる。

引退後の山口百恵さんのプライバシーが特段の理由もなく暴かれ続けたこと。
松田聖子さんがやたらと根も葉もないことを書かれ続けたこと。
そして、りゅうちぇるさんも。

「大スターが引退後どんな生活を送っているのか?」
「大スター同士が結婚するのか?そもそも交際しているのか?」
「同性愛なのかな?そうだったら変な奴だな」
という野次馬根性まんまんの大衆が、これらの人たちを悲劇に追いやったのだ。

「大スターが引退したらそっとしておけばいい」
「大スターだって、恋愛するよね。しらんけどー」
「別に同性愛だってなんだっていいじゃないか」
という常識的価値観を持てば、他人の内面やプライバシーにみだりに踏み込まないという行動規範になるはずだ。

つまり、大谷君に対しても、「誰と結婚しようと大谷君の勝手じゃないか」と、思わなければならないのだ。

なんで、そっとしておくことができないんだろう…?

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