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The Question Mark : An Investigation into the Mysterious Death of Elliott Smith (Alyson Camus)

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Elliott Smithの死因について書かれた本。
4月頃からずっと読んでてやっと読了です。

自殺か他殺か不明なまま34歳でこの世を去ってしまったElliott Smith。
亡くなる前の数年はドラッグの影響であまり調子が良くないような噂を聞いてた程度で、またこの事件については正直ほとんど何も知らず本当に自殺と他殺半々くらいの可能性なのかな、くらいに思ってたのですがこれを読むと他殺では!?という印象に偏ります。

解剖医、犯罪関連に詳しい専門家、Elliottの交友関係、近所の人、ファンの人、多方面から聞き込みしその内容をまとめた本作。限りなく他殺に近いけど、決定打となる証拠がない。(もしくは隠蔽された?)という印象。
容疑者は当時のElliottのガールフレンド。彼女の証言にはブレがあり、また行動もとても不可解。あとシンプルに人としてどうなの?という感想。大事な人が亡くなっているのにその数日後には別の男性と過ごしてたりとか、Elliottの家族を訴えたりとか。

Elliottの死因について気になってる方は参考程度にどうぞ。
ちょっと論調がガールフレンドがやりました的な感じに偏っているので、そのあたり頭の隅に置いてニュートラルな気持ちで読んだ方がいいかもです。