自然というものは、最終的に調和する形に働きます。

善悪どちらに傾いたままということはありません。

極端な天変地異や、病気、飢餓の蔓延などの自然現象は、まさに大きく傾いたがための自然の調整する力の表れでございます。

弱きものを徹底的に虐げるのはよくないが、極端な人道支援もよろしくないものです。

一時期ブームになった世界の陰謀論とやらは、まだ騒いでいるのでしょうか。

秘密結社が世界を支配している、一握りの富裕層がマインドコントロールをしているなどと、嘘か本当かわからない話が出回りました。

仮にそうだとして、弱肉強食な世の中では逃れようのない現実でございます。

中堅クラスの社長以上になりますと、霊媒師、呪術師、との付き合いをしている方々の割合が大きくなります。

どれだけ会社が大きくなろうと、莫大な資産を保有していても不安は尽きないものです。

身を守るにしても、ボディガードを雇おうがしょせんは他人です。心から信用するのも難しいでしょう。

そこで霊の恩恵にあずかろうとするわけです。ネクロマンサーにとっても、政治家、芸能人、警察、軍人、スポーツ選手などは上客であります。

金持ちはさらに富み、貧しきものはより貧しくなっていくものです。