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2019年8月分の通常記事まとめ

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限定公開&有料化された、2019年8月の通常エントリをまとめたマガジン。当月公開のツイキャス過去録画の視聴パスも入ったお得なセットです。公開録画の内容については、月初のエントリを… もっと読む
2019年8月の通常エントリをまとめてあります。当月の通常エントリが全文読める上、ツイキャス過去録… もっと詳しく
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記事一覧

なんだかんだで広がるものだ

なんだかんだで広がるものだ

 昨夜は予告どおりの reiさんとの対談キャス。「絶対に面白くなる」という予感があってお願いした企画だったが、実際にそのとおりになった。内容はまあ色々とナニがアレなのでここに詳細は書かないが、終始多くの方々に視聴していただき、コメントもたくさんいただいたので、おそらく皆様にも楽しんでいただけたものと思う。

(※録画は記事下にある今月公開のアーカイブに含まれています)

 既に各所でさんざん言われ

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あの物語に入りたい

あの物語に入りたい

 ツイッターで「男のモテは世界観だ」という話を見かけて、ああそれは本当にそのとおりだなと思った。

 ツイッター界では、とにかく男のモテというのは第一に金の問題であり、その次の条件は容姿であるということになっていて、それに皆で同意することがほとんど「村の掟」のようになっているが、私にはあまりそうした実感はない。

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「現実」が問われる契機

「現実」が問われる契機

 昨夜は駐妻マウンティング激闘コロシアムについての話をいろいろと聞いて、やはり世の中には私の知らない世界がたくさんあるものだと感心しながらタコの唐揚げなどを食べていた。

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移動しなくても新しい

 まったりゆっくりバスに乗って某所への旅。タイの高級夜行バスは、日本の 3列バスなどと大して変わらないクオリティだとは思うのだけど、なぜか比較的快適に感じられる。

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ロマンスはなくても「物語」はある

ロマンスはなくても「物語」はある

 というわけで旅行から戻る。外国人相手に隙あらばふんだくろうとする東南アジア商売人魂を、久しぶりに存分に楽しむことのできたトリップであった。

 ルーシー・M・モンゴメリは好きな作家で、『赤毛のアン』ばかりが有名だが、他にも「エミリー」シリーズというのもあるし、また彼女は短編の名手でもあって、邦訳もいくつか出版されていたはずである。

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「金をかけても惜しくない」もの

「金をかけても惜しくない」もの

 『暴力と不平等の人類史』という本がツイッターのTLで話題になっていたのだが、その値段が「高すぎる」ということも同時にいろいろな人が言っていて、「なるほど、たしかに普通の人の本の価格に対する感覚というのはそういうものだよな」と改めて思い出した。

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穴の分しか埋められない

穴の分しか埋められない

 たしか某アニメ監督さんの談話だったと思うが、「クリエイターにはコンプレックスなどのネガティブパワーをエネルギーの源泉にして創作するタイプの人と、『ただ作るのが楽しいから』という、創作すること自体が同時にエネルギーの源泉にもなっているタイプの人とがいるが、最終的に強いのは後者のほうだ」ということを言っていて、いたく納得したことがある。これはおそらく、いわゆる「クリエイター」だけの話ではなくて、人間

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交淡如水もいいのだけど

 昨夜は、かねてからオファーをいただいていたヤマーMCさんとの対談キャス。もともとよく存じ上げている方というわけではなかったので、どうなることかと思っていたが、蓋を開けてみればとんでもない大物美少女(おじさん)であった。

(※録画は来月の「おまけ」部分にて公開予定です)

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「言葉」があるのは強いこと

「言葉」があるのは強いこと

 そういえばヤマーMCさんとのツイキャスで改めて感じたことはもう一つあって、それは「なんだかんだで『言葉』を持っている人は強いなあ」ということである。

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仕事でないと休めない

 このところ色々と旅行したり初めてのところで外食したりと、私にしては珍しくバタバタした日々を過ごしており、おかげですっかり、もともと乏しい外出力を使い果たしてしまった。もちろん、新しい場所に行って新しい経験をするということはそれなりに楽しいのだが、それと同時に魂の別の部分が、かき氷機にかけられた氷のように、ガリガリと削れていっているような感覚がある。

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「段取り」についてのあれこれ

「段取り」についてのあれこれ

 東南アジアのセンターで瞑想したいという人が、「この場合にはどうしたらいいですか、こうなってしまったらどう対応しましょうか」ということを色々と訊いてくるので、「そういえば自分も、ミャンマーに初めて行く前にはこうだったな」ということを懐かしく思い出した。

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「迷惑をかけてはいけない」のだけど

「迷惑をかけてはいけない」のだけど

 昨夜はツイッター「最速の姫」ことフキさんとのコラボキャス。圧倒的速度で放たれるツイート群から想像されるとおりの強烈なキャラクターで、多くの視聴者の方々を楽しませてくださった。

(※録画パスは来月の「おまけ」部分にて公開されます)

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「高度お気持ち社会」ふたたび

「高度お気持ち社会」ふたたび

 「およそどんなことでも不快にはなれるのだから、自分を不快にさせたお前は責任を取れということを認めてしまうと、『不快になる人』が無敵になってしまう」という趣旨のツイートを見て、ほんとにそのとおりだなあと思うと同時に、このツイートの指摘が現状の半面であるとして、もう半面で起こっていることはもっと深刻だなあとも感じた。

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たまには「外」に届けたい

 一昨日のエントリは実に個人的な話であったにもかかわらず意外にもわりと好評で、そこから読者ご自身の問題や一般的な議論にも接続しつつ感想を言ってくださった方々が非常に多くて嬉しかった。某友人女性にもその旨を伝えたところ、たいへん喜んでいたようである。



 ツイッターなどを見ていると、「外に向けられているようで、実はがっつり内に向けて語られた言葉」というのはたくさんあるというか、実際のところ広く

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