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2019年4月分の通常記事まとめ

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限定公開&有料化された、2019年4月の通常エントリをまとめたマガジン。当月公開のツイキャス過去録画の視聴パスも入ったお得なセットです。公開録画の内容については、月初のエントリを… もっと読む
2019年4月の通常エントリをまとめてあります。当月の通常エントリが全文読める上、ツイキャス過去録… もっと詳しく
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記事一覧

「ちょっと変」な人たちが、リラックスできる場所

「ちょっと変」な人たちが、リラックスできる場所

 新元号発表の前日ということで、いや、それはとくに関係なかったのだが、東京都でお花見オフを挙行した。出かけた公園は桜の名所であるが子供向けの遊具も豊富なところで、元気いっぱいに遊んでいる子供たちの中に外国出身と見受けられる子たちも多く見かけられたところが、時代を感じさせつつ微笑ましかった。

 さほど気温の低くない日であったとはいえ、夕方になるとそれなりに肌寒く感じられるので、しばらく散策をした後

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いまはあなたが好きだから

いまはあなたが好きだから

 しんどいFGOイベント(長いロード時間をはさみながら、短いフレーバーテキストを大量に読まされつつ、広大な迷宮を探索させられるやつ)がやっと終了したかと思ったら、最後の最後で今夕に解放のクエストが出てきて、また迷宮探索を続けるはめになってしまった。ボリュームたっぷりなのはいいんだけど、せめてロード時間をなんとかしてくれたら、こんなに面倒な感じはしなかっただろうと思う。

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最初の10秒で気持ちいい

最初の10秒で気持ちいい

 タイに戻るまでに読み終わっておかなければならない本がたくさんあるのだが、評判につられてついつい Amazonプライムで「ケムリクサ」を見はじめて、あっという間に前半の6話まで見てしまった。

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「人それぞれ」だからこそ関わりたい

 たとえば外で自分の好きな格好をするということについて、ツイッターなどではしばしば、単に「好きな格好をして外を歩くことを禁止しようとする人たち」への抗議にとどまらず、「好きな格好をして外を歩く自分に対して好きなコメントをする人たち」を抑圧しようとする願望丸出しの呟きが、大人気を博しているのを見ることがあるが、私はこれには懐疑的である。

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コントロールできなくて当たり前

コントロールできなくて当たり前

 昨日の記事について、「私は自分の意見など聞いてもらえず、譲る気のない他者にうんざりするばかりの人生を送ってきたので、ニー仏の目指すところは逆に、住み分けを常に考えている」といった意見を述べられている方を見かけたのだが、お気持ちはもちろん理解するものの、少し私の言っていることを誤解されているなと感じたので補足する。

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自分にとっては当たり前なこと

自分にとっては当たり前なこと

 以前にツイキャスで、「ニー仏はメタ認知能力が高い」ということをコメントで指摘されたことがある。「メタ認知」という言葉は、ツイッターの一部界隈で流行している用語としての意味で使われており、一般用語としてのそれとは多少なりとも意味がズレているようだから、その定義は必ずしも明確ではないように思うが、おそらく「自分自身、もしくは当該社会のマジョリティにとって当たり前であるような認知を俯瞰的に(メタに)捉

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「ブーメラン」を投げないために

「ブーメラン」を投げないために

 『欲望会議』で紹介されていた、キャサリン・ハキム『エロティック・キャピタル』を一読したけれども、不勉強で知らなかったことも色々と書かれていて、たいへん啓発されるところがあった。いくつか印象に残る記述もあったので、ツイッターに引用もしてある。

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「本当の思い」にピンとこない

「本当の思い」にピンとこない

 「世の中の人は思っていることを文章に書けない」という話をツイッターで見て、「思っていることとはそもそも何であるのか」という私の年来の疑問を、再び思い出してしまった。

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「悪意」のない他者

「悪意」のない他者

 中国や韓国ではない、アジア某国の人と仕事をしていて苦労されている方の話を聴いて、「ああ、あるあるだなあ」と思ってしまった。話を丸めて言うと、要するに「適切な報告や相談をせずに、その場しのぎのことを言ってごまかす傾向があるために、後で問題が起きやすい」、そしてまた「そのことを指摘すると、怒ってふてくされてしまう」ということらしい。

 私自身も、東南アジアの仏教圏で暮らす中で、そういう経験を何度も

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気持ちの雨に降られた時に

気持ちの雨に降られた時に

 「瞑想してよかったことはなんですか?」と、ときどき訊かれることがあるのだけど、「別に『よく』なるために瞑想をしているわけではない」といったオカタイ話はとりあえず措いておいて素朴に答えれば、その一つはやはり、「気持ちをスルーしやすくなった」ことだと思う。

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「その時」には止められない

「その時」には止められない

 Kindle Unlimitedで全巻無料になっている『ナニワ金融道』を、スキマ時間にパラパラ読んでいるのだが、昔の漫画なのでさほど大量の巻数があるわけでもないのに、しんどくてなかなか読み終わらない。これは現代の作品で言えば、先日完結した『闇金ウシジマくん』を読む時のしんどさと同じである。

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「美味しい」のが嫌いではないのだけど

 ツイッターにはしばしば書き込んでいることなのだが、私は食べることに世の中の多くの人ほどは興味がない。ウ・ジョーティカ師は『自由への旅』で以下のように述べているが、私もだいたい似たような感覚である。

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「好き」と「呪い」

「好き」と「呪い」

 昨夜に今月の有料記事 1本目を更新したのだが、「解説記事なのだから、とにかく丁寧にわかりやすく」ということを心がけつつ書いていたら、また量が(note記事としては)膨大になってしまい、ツイッターでは「採算度外視ですね」と言われるような仕儀になってしまった。

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自由に語れるプラットフォーム

自由に語れるプラットフォーム

 そんなわけでまたタイに来てしまったのだが、移動日の翌日には、自分があんがい疲れていることに気がついて驚いてしまった。「飛行機の移動なんて座っているだけなんだから疲れるわけがない」と常々言っているのだが、どうも身体は、そういう理屈では動いてくれないものらしい。

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