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ケアンズ家族旅行記 day4

Coffee Works

今日はRAV4でケアンズから80kmほど西にあるアサートン高原を目指す。早めに起きて朝ごはんを食べずに出発。運転二日目ともなると心に余裕がでる。ラウンドアバウトの標識が近づいてきても焦らない。RAV4のクルーズコントロールの使い方もわかり細かいアクセルワークも要らないことに気づく。それにRAV4は制限速度の標識を認識しパネルに表示してくれるので、もし標識を見逃していたとしても走行している道路の制限速度がわかる。日本でセレナを運転しているがプロパイロットを使用する機会もそれほどないため、日本で運転するより気が楽だった。

出発から1時間ほどしてCoffee Works へ到着。コーヒーの名産地マリーバでコーヒー農園が経営しているカフェがいくつかあり、その先駆けと言われるお店らしい。ホワイトフラットコーヒーで5ドル、マフィンも5ドルほど。商品名が分からず店員さんに冷蔵庫を指差して「パリパリチキンラップ」と教えられたチキンフライのトルティーヤっぽい食べ物で15ドルほどだったと思う。ボリュームもあり結構お腹がふくらむ。
店内にはコーヒーの他チョコレート工房やアジアンテイストというかヨガ&瞑想系のマインドフルネスな置物が置かれたスペースもありショッピングも楽しむことができた。

Coffee Works のレジ
flat white coffee

グラニットゴージ自然公園

Coffee Worksを出てさらに西へ。グラニットゴージ自然公園を目指す。気がつくと道路脇には巨大な蟻塚がポコポコありクルマを降りて近づいてみる。表面は硬く無数の穴が開いていたが蟻の姿は見えなかった。

巨大な蟻塚がいくつもあった

そしてカーナビに導かれるままRAV4は次第にアスファルトで舗装されていない道をゆき、グラニットゴージ自然公園に到着。
駐車場へ到着するとまずは孔雀がお出迎えしてくれた。受付で公園の地図を見ながら説明を受け、ワラビーの餌を購入。ただ受付でヘビやイグアナ、鸚鵡にウサギなど様々な動物を飼っていて抱っこさせてくれたりする。子どもたちはしばらく動物との触れ合いを楽しんでいた。
日差しが降り注ぐなかウォーキングコースをゆく。昼前に到着したせいか、やたら暑い。入ってすぐの大きな花崗岩の岩山から、イワワラビーが姿を見せる。一匹に餌をあげていると、岩陰からもう一匹。離れたところにももう一匹現れ遠巻きにこちらの様子を窺っている。
餌をあげるが、すでに他の観光客からももらった後だからかあまり食いつきは良くない。だが人慣れしているので撫でれるところまで近づくことができる。子どもたちがワラビーに夢中になっているあいだにもジリジリ汗をかく。できれば先を急ぎたいが、ここは耐える。
子どもたちが餌やりを満喫というか、あまり食べてくれないので諦めたところでさらにウォーキングコースを分け入る。花崗岩の岩肌の上や切り立った岩の脇を抜けるウォーキングコースは異世界感がある。ただ真昼間には水分補給のためのドリンクを十分準備しておくべきだろう。受付でもコーラなどの炭酸飲料、ゲータレードっぽいカラフルなスポーツドリンクも購入できる。
途中、岩下の日陰から一匹のワラビーが出てきてくれここでも子どもたちはまたもや必死で餌やりをしていた。ワラビーたちも暑いから姿を見せないだけでもう少し涼しい時間帯であれば多くのワラビーの姿を見ることができたのかもしれない。

グラニットゴージ自然公園の日本語マップは一枚だけなので写真を撮らせてくれる
イワワラビー

スーパーマーケット

グラニットゴージ自然公園をあとにし、RAV4で南へ。Woolworth、Coles、ALDI、そしてIGAというのがオーストラリアでの4大スーパーチェーンらしいが、そのIGAというスーパーがアサートンの街にあるので寄ってみた。

IGA クチコミでは生鮮食品が新鮮とあった

グーグルマップを見ていた時にやたらクチコミが良かったので気になっていた。ばら撒きお土産や軽いお昼ご飯用の食べ物を買って店を出る。前日Colesに行った際にはどこを探してもビールがみつからず、その後ホテルに戻って一生懸命どこでビールが購入できるのかを調べていた。オーストラリアのアルコール事情がとても厳しいということがわかってはいたが、コンビニやスーパーに売っていないということを知らなかった。ようやく隣接するリカーショップでビールを購入することができた。缶ビール1本で4.5ドルほどなので日本と比べるとやはり割高だ。
アサートンを満喫し東へ向かいケアンズへと帰る。帰りは妻が運転した。コース的にはバリーン湖などに立ち寄れるコースだったが、明日グレートバリアリーフへ行く予定なので寄り道はせずホテルへ向かう。はじめは牧場の馬や牛がみえる長閑な風景が見えていたのだが次第に山道に入りかなりのグネグネ道をひたすら20kmほど行くこととなる。後部座席の子ども二人と助手席の私はクルマ酔いでぐったりとしていた。

ケアンズに戻り、歩き疲れたこともありホテルで少しゆっくりした。子どもたちは今日もホテルのプールで遊んだ。
夜はケアンズの船上レストランPrawn Star でシーフードを食べる予定だったが予約しておらず平日でも満席だった。20時からしか席が空かず待つことも考えたが、結局諦めることにした。何より明日はグレートバリアリーフだ。いつものColesでローストチキンなどを買い込みホテルで食べた。PBのレトルトスープは電子レンジで温めるだけでなかなか美味しかった。

Prawn Star Cairns
Colesのローストチキン

オーストラリアの旅を振り返ったとき、子どもたちはこのドライブが一番楽しかったと答えた。私もそうだ。動物と触れ合えたし、巨大な蟻塚など不思議な自然に出会うこともできたのでケアンズに行ったら是非。

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