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271:【名将】1年目から結果を残す〜高校サッカーからプロの世界へ〜

こんにちは、禰宜田眞(ネギタシン)です。

皆さん、お疲れ様です。
日々、暑い日が続いていますが、体調は大丈夫でしょうか。

サッカーネタ続きになっていますが、今回もサッカーネタでいきたいと思います。
今Jリーグ全体でとても調子のいいチームがあります。
それは『FC町田ゼルビア』というJ2のチームです。ここが今とても熱いんです。

名将誕生


 今シーズンから監督が変わってから調子を上げて来ています。このチームだけでなく、今までもよく監督が変わってすぐは調子が良かったりということはよくあります。
それを1年目から保ち続けてきた監督やチームはごく僅かだと思っています。それを成し遂げているのが『黒田剛監督』です。去年まで青森山田高校の監督をしていました。青森山田高校でも圧倒的な強さや結果を残し続けてきた名監督です。あくまでもそれは高校サッカーの中なので、それと同じようにプロの世界でもうまくいくとは限らないのです。

過去3年間のFC町田ゼルビアのチーム成績は以下の通りです。
2022年シーズンは22チーム中15位、
2021年シーズンは22チーム中5位、
2020年シーズンは22チーム中19位でした。
この結果だけを見ても黒田監督が就任するまでは、そこまで強いチームではなかったのでは?と思うでしょう。
そこから黒田監督が就任された今シーズン(2023年)は現在なんと首位を走っています。すごくないですか。
監督が変わるだけでここまで変わるのかって思ってしまいますよね。選手も多少変わっているとはいえ、これは監督が徹底して変えてきた結果だと思います。

大事なこととは・・・

 黒田監督のこだわりや守備の強化・基礎基本を徹底して来たことが今の結果に繋がっていると言ってもいいぐらいだと思っています。以前にFC町田ゼルビアの試合というよりかハイライトを見たことがあり、確かに基礎がきちんとできているなという印象を受けました。
黒田監督自体も時間を使ってどこをどう改善していけばよくなるのかという分析もおそらくたくさんしてきたと思います。チームスタッフや選手等のやり取りも高校生とはぜんぜん違うと思いますし、コミュニケーション一つを取ってもとてもこだわっていたのではないでしょうか。

短期間できちんと仕上げて来ていることがすごいですし、なかなかできることではないと思っています。J1昇格も目前まで来ている状況かと思いますので、昇格して次はJ1の舞台でどこまで通用するかを試してほしいですね。

毎回恒例のジャイアントキリング


 先日、天皇杯が行われていたと思いますが、そこでもなんとジャイアントキリングを成し遂げたのです。それはJ1の首位を走っている横浜F・マリノスを4-1で下すという波乱が起きました。
J1の首位とJ2の首位の戦いが行われ、とても興味深い試合ではありました。普通に考えればJ1の首位が勝つと思いますが、実際にはそう甘くなかったのです。しかも僅差でもなく、圧倒的な差が生まれたのです。もしかしたら横浜FMの選手は油断したのかもしれません。
驚くべき結果だし、本当に町田は調子が良くてチーム戦術ががっつりハマっているんだろうと思います。

今後が楽しみ


 天皇杯の4回戦以降も楽しみですし、リーグ戦もこのまま勝ち続けてJ1昇格を決めるのかどうかも楽しみで見どころがたくさんあり、目が離せないシーズンになってきたなと思います。

テレビ画面上ですが、ずっと高校サッカーを見てきて、そこで結果を残してきた高校の監督がプロの世界でも結果を残しているところを見ると応援したくなります。だからこそ、今度も非常に楽しみなチームであり、名将だなと思います。
そして、プロ・アマチュア関係なく結果成果を出していくには、基礎基本が大事なんだなと思いました。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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